mardi 06 mars 2007 22:10
臨月16日め:入院6日め:エンキでーす!
トイレ入ったらおしるし来たー!と思ったのは、どうやら夢だった模様。リアルでえぐい夢だな、そんなにも早く出しちまいたいのね。
じゃぁ、寝相が悪くて看護師さんにお布団かけ直してもらったのも、夢だったんだろか。
朝一で内診を受けた結果。
普通なら2cmは開いてていいはずの子宮口が、キッッッチリ閉まってる。
赤子の頭までも、まだちーとも手が届かない。
これでは8日にチャレンジしても、わたしは痛い思いをするだけ、赤子は苦しい思いをするだけで、不発に終わること間違いなしとのことで…
結局、来週13日(火曜・39週と1日)のチャレンジに、延期になりました。
それでも、あんまり状況変わらなさそうって言われたけど…。
わたしの体が頑ななのも、赤子が寝ぼすけなのも、こればっかりはお互いに「自分であるが故」なので、いたしかたない。
それにしても、だいちゃんの予言通り、まんまと月の影響を受けません。
最近では3日が出産ピークだったようで、事実、続々と出産報告がmixiのコミュにも寄せられてましたが、こちとらビクともせず。
次は明日がピークみたいだけど、医師団の見解も「まずないね」。
いいもーん、寂しくなんかないもーん…。
医師団と言えば、今日、火曜日は教授回診の日。
教授を筆頭に、5人もの医師+婦長の6人が病室にやって来た。
でも話したのは、正味2分もあったかどうか。大学病院ってほんと、漫画みたいなことするのね…。
栄養士さんが病室に来てくれたので、牛乳がダメなことを直談判。
するとあっさり、「じゃ、ヨーグルトにしましょうね」てことになった。
ふふん、そういえば高校バスケ部の合宿でも、一人だけレモンヨーグルトにしてもらって、羨ましがられたっけ。
「牛乳がダメなら、ヨーグルトを食べればいいじゃない!」
アントワネットの気分です(史実では別人の発言だけど)。

昼食はパン。ご飯よりパンの方が、食べごたえあってうれしい。
浮腫もだいぶ落ち着いてきたので、やれ歩け、やれスクワットしろ、と言われる。
つっても、お股が痛いんだよー。スクワットだって今したら、膝壊しちゃう。選手生命に響くじゃない…!
ちょっとだけ歩いたと言えば、麻酔科に先生のお話を聞きにいくとき、なぜかカタコトの東南アジア系女性に「スミマセン、ココニイキタイノデス」と、院内地図を見せられたので、「えーめんどい」と思いつつ、遠回りして案内してあげたくらい。
つーか、なぜ、どう見てもただの入院患者のわたしに聞く?
ニンプ=いい人なのか? わたしが極悪ニンプで、耳鼻科じゃなくて老年内科とか泌尿器科に連れてってたら、どうしてたんだろう?
麻酔科の先生は、これまた若くて美人さんだった。
当日は朝から無痛をやって17時くらいまで様子見て、ダメならまた翌日仕切り直しなんだけど、万が一、17時以降に陣痛がついた場合は、和痛になっちゃうらしい。
まーそれも仕方ないよね、麻酔科医にも生活はあるもん。銀行みたいに人いっぱいいるくせに土日営業しないのは殿様商売だなーと思うけど、麻酔科医は人材が不足している以上、それはいかんともしがたい理由だと思う。
無痛分娩の場合は特に完全マンツー体制で、一日に一人しか患者診られないんだから、しょうがないよね。それは心しておこう。
麻酔科では、病院が製作した麻酔に対するイメージビデオみたいなのが流れてた。出演者は、麻酔科医、精神科医、薬剤師。
日本では長く、痛みを我慢することが美徳とされてたこと。
治療の際に生じる痛みについては、軽視されがちだったこと。
今後は正しい知識と理解のもと、痛みに対する対処をしていきましょう、みたいな内容だった。
わたしも、「しなくて済むガマンはしない方がいい」と思うタイプ。だから今回、無痛を選んだわけだけど。
ただ、現状としてはまだ理解も環境も乏しいのが残念。おかげで必然的にお金がかかって、誰もが選べるわけではないっていう、悪循環。
早くこういうのが当然、な世の中になってほしいなー。
来週の火曜まで延期って長いので、一度退院できないか聞いてみた。3,4日でも帰れると、気持ちもお金もだいぶ違うなと思って。
でもやっぱり、帰ってる間に安定してたのが元に戻っちゃったら…ていうのが一番心配らしく、様子見ていけそうなら、土日だけ外泊可ってことになった。
確かに、帰ったら家事をしちゃいたくて、それで浮腫がひどくなるのはこわいなーとは思ってたけど…。
あーあ、もうやってらんない、さっさと産んでおうちに帰りたい。

急遽登場、たにぐちブラザーズです。東京に用事あったついでに、寄ってくれました。
微妙な間の取り方からわかるように、とても貴重なツーショットです。
こっち(左)じゃなくて、こっち(右)に転んでほしいなぁ、赤子さん…。
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