jeudi 10 août 2006 19:05
カロンの魔力
もういいかな…。【mixiからの人、しばらく日記をこっちに設定しておくよ。まずはサイドバーの初めての方はコチラを読んでね】
世間様はお盆休みだって。
という言葉も、もはや休み前の常套句になりつつある我が家。
オリジナリティ溢れる時間軸で生きているため、いつも周りが騒ぎ始めるまで気付かない。
だいちゃんはもうちょっと世間様に合わせて生活してほしいけどね…。
そのだいちゃん、またもや信長の野望に精を出している。
わたしやスゾンも駆り出して天下統一を目指す。
ちゃんとわたしに産休あげてよ、と言っても、
「すいたんは今、鳥取を落として旅行中だよ」
などとのん気に返される。
やはり戦国時代ともなれば、妊婦といえども戦わざるをえないのか…。
昔読んだ歴史の本に、イタリアの小国の女城主の話が載っていた。
おそらく中世頃の話だが、彼女は戦争で息子たちを次々に殺され、とうとう城内にまで攻め込まれた時、敵を前にドレスのスソをまくし上げて下腹を指し、
「戦争がなんぼのもんじゃーい、いくらでも子供なんてココで作れるわーい!」
と叫んだという(注:記憶曖昧なのでかなり脚色してます)。
これを薄情ととるのは間違いだろうと思う。
戦国の世であれば女といえども強くなければいけなかったのだ、民のためにも子供のためにも。
と、平和(なはずの)現代日本でもあらゆるものと(時には目に見えないものとも)戦う妊婦のわたしは、思うのだった。
月の下を歩いていた。
す「今日って満月?」
だ「みたいだね」
す「満月のときに出産ラッシュになるって本当だと思う?」
だ「思うよ」
す「(え、まさかだいちゃんがそんなことに同意するなんて)なんか納得いかない…(科学的なようで非科学的な気がする)」
だ「心配しなくても、すいたんはズレるから大丈夫だよ」
す「(カチン)もー、なんでいつもわたしばっかり、人と違うみたいな言い方するのよー!」
だ「だって満月の影響を受けるような人は、そもそも生理が28日周期なんだよ」
す「…ア、ショーカ。…わたしは何の影響を受けているのかなぁ…」
だ「オリジナル」
す「ぐっ…」
そんな会話をして、夜道を帰ってきた。
気になったので、満月と出産の関係を調べてみた。
ふーむ、こうやって読むとなかなか理屈は通っているな。
(理屈が通らない物事がものすごくイヤ。「理屈じゃないんだよね…」とかぬかすヤツは信用おけない)
でもこれだと、まず体内時計が狂ってるしなーわたし。
地球と月と同じ程度の質量比があるのは、冥王星とその衛星のカロンだけだという。

わし、こっちの影響を受けてるんじゃないだろーか…
冥王星から地球までの距離、一番長いもんね…そのぶん遅れが生じてるとか…。
(屁理屈やのくせに夢見がちなの)
まぁラッシュに当たると分娩室混んだりするらしいし、わたしは一人で優雅に産ませてもらいますよ。
寂しくなんかないもーん…。
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