mercredi 17 janvier 2007 22:12

いま、オーイです

31週と2日。8ヶ月最終週の検診。
最近は、産婦人科前の待合室の混み具合とピリピリした感じがイヤなので、少し離れた産婦人科用の独立した待合室(子連れの方とかがいるところ。15歳以下の子は感染防止のため、産婦人科前の待合室で待てないので)で、のんびり待つことにしてます。
個人産院なら、予定日の近い方同士で話が盛り上がったりするのかもしれないけど、大学病院というシチュエーション上、馴れ合いは一切なしです。
とにかく、雰囲気悪いのです…。


呼ばれて、外診室で待つこと数分。
ちょうど吐き気がひどいときだったので、仰向けの状態がツラい。
うぐぅぇ〜と咳き込んだとき、教授がやってきた。
腹囲100cm。おぉ、ついに1m!
子宮底長30cm。腹囲も子宮底長も、3週間前から1cmしか伸びてないけど、こんなもの?
教授はいつものように胎児の頭の位置を確認しようとしているのだけど、どうやら見当たらないらしい。
「あれ? あれ? わっかんないなー」
などと言いながら、お腹のいろんなところを掴んだり、心音を聞こうとマイクを当てる。
でも、頭は見当たらないし、心音もどうも聞こえない。
「う〜ん、なんでだろう。どこだろう?」
教授は不思議そうな顔をしながら、何回もお腹を触っては、心音を聞こうとする。でも、聞こえない。

えー。確かに最近だいちゃんも、頭がどこにあるかわからない、と言ってたけど。
プロですらみつけられないなんて…しかも、心音が聞こえないなんて!
先週はバッチリ聞こえたのに、そんなそんな、今になっていきなり胎児ご臨終!?
…なんて不安は、そんなに感じなかった。だって、見てもわかるくらい、動いてるんだもの。
「ちょっとー、エコーやってみてー」
教授がそう言うと、助手の先生が来て、経腹でエコーを見てみた。
オーイでしょ?」と、教授。
オーイですね」と、助手。
オーイ? O位?
エコーを見ると、頭は右側で、そのまま横向きに位置しているらしかった。心臓もちゃんと、バクバク動いてた。
オーイ=横位、てことみたいです(だいちゃんに言われるまで気付かなかった。ニホンゴムズカシイヨ…)。

内診してみると、
「まだ動くから大丈夫だと思うけど、今の状態だと下からは産めないねぇ。ま、でも今すぐ帝王切開になるってわけじゃないから、普通にしてていいですよ」
とのことでした。
ふーん、きっと今は、横位な気分なんだろうな。たまに変な体勢で寝たいときって、あるよね。結構気持ちいいの。
別に逆子でもいいや、わたしは。自分もそうだったし。帝王切開の方が楽そうだし、保険きくし。

その後、助産師検診。
横位だと言われたと言ったら、右を下にして寝るように言われました。
右向くと、だいちゃんの顔があってうざいんだよなー。まぁ、ちゃんとやるか。
そして、次回までにバースプラン(しかし、あまり希望は通らない)みたいなのを書いてきてください、と言われた。
その他、後期の母親学級のことや無痛分娩のこと、母乳を止めることなど、さすがに予定日まであと2ヶ月なので、具体的なお話をしました。
母乳止めは、分娩後に1回だけ飲めばいいんだって。てっきり、何ヶ月か飲まされるんだと思ってた。
薬飲んで、あとは刺激などしなければ、母乳は止まるそうです。
グッバイ、わしの母乳…こんなにミルクタンク化してるのに、使ってあげられなくてごめんよ…この際、さっさと元の小サイズに戻っておくれ、頼む…!
でも、分娩後にカンガルーケアを希望したら、ちょっとだけ初乳をふくませていいことになりました。ほんとに記念程度だろうけど、よかったな。
毎日ゾンゾンとカンガルーケアごっこして、イメトレしてきた甲斐があったわ。

しかし、入院時のお話でちょっと不愉快な思いを…
助産師さんもとても言いにくそうだったけど、「荷物チェックをさせていただきます」と言われた。
あぁー、そっかぁ。
「今度入院するときはお金を預けたり、出すときに紙に書いて許可を待ったりしなくていいんだよね」
などとはだいちゃんと話して、「そっか、普通の入院はそういうことしないんだっけー」なんて軽く笑い合ったりしてたけど、そんなしょうもないことは覚えてたのに、入院する際にイヤーな思いさせられることについては、すーっかり忘れてたや。
わたしだけ、荷物チェックされるんだなぁ…やっぱり個室にしてよかった。そりゃ、人前でやるようなことはないだろうけどさ。余計なストレスはない方がいい。
だいちゃんもわたしも、すっかり元気になって忘れてたから、こんなこと言われて逆にビックリしたけど…あぁー、しかし、こういうのは一生ついてまわるんだなぁ…ちょっとガックリ。

フュミ澤先生の診察で助産師さんに言われたことを言ったら、先生もちょっと苦笑いだった。
今回よーくわかったけど、脳内花咲科の領域っていうのは、同じ医療関係者でも、あまり理解がないものなんだなぁ…まぁ、難しいところだから、部外者はマニュアル的な対応をすべき、ていうのはよくわかるけど。

フュミ澤先生に、夢の話をした。
妊娠初期は悪夢をよく見ていたけど、9月にリアルな分娩の夢を見て以来、産まれた子供(男の子)は、夢の中で確実に成長を遂げている。
つい一昨日には離乳食を食べていた我が子は、今日の夢では4歳くらいになっていた。
同級生もみんな子持ちになっていて、K野さんとこの子は女の子でまだ1歳くらいで可愛いのに、それに引き替えウチの子ったら、なんて可愛げがないんだろう…と思っていた。
フュミ澤先生はほのぼのした顔で話を聞いていたけど、ほんとに、我ながら深層心理が面白いくらい反映した夢を見るよなぁ。まぁ、悪夢よりは全然いいけど。

しかし産まれる前から、可愛げがないなどと思われている我が子…仕方ないよ、キミがXY染色体を持ってしまったことが運のツキなのさ。
恨むなら、だいちゃんを恨んでくれたまえ(性染色体を決めるのは精子なので、完全にだいちゃんのせい)。
しかし、そのだいちゃんはこんなしょうもない都市伝説を軽く信じていたらしく、ちょっと自信がついたらしいです。しょーもな!

本日も病院で8時間拘束され、無事解放。
帰りにメガネ新調して帰りました。ゾンに食われちゃったから。
だいちゃんのは、こんなの。
alk-11104c-1_grn.jpg
わたしのは、こんなの。
HI360059.jpg
だいちゃんはそもそもメガネが似合わないし、わたしは顔が小さいので、様になる大きさのメガネに限りがある…といった感じ。
しかも2人とも目が悪すぎて、標準のレンズでは事足りない。結局、各+5,000円のレンズに。
わたしのレンズはいつも在庫にないものなんだけど、今日のお店は幸運にも在庫があったので、すぐお持ち帰りできました。
よかった〜、ゾンに食われたメガネはもう痛かったんだよね。中の針金出てたから。凶器になるくらい。

あぁぁ〜、検診の日は一日仕事で疲れるなぁ。
せっかくさめっこさんが「早生まれを案ずるたにぐち家へ」と題して、今日のすぽるとが「検証!早生まれは損をする」だと教えてくれてたのに、携帯の充電切れてて気付かなかったし、疲れ果ててたので、最後のヒサノリ→桑田へのメッセージしか見られなかった…さめっこさん、すまん。

次の検診はいよいよ、2週間後!
でもその前に、来週の土曜は後期母親学級。

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