jeudi 18 janvier 2007 21:33
聖人
徳の高い聖人には、自然と動物たちが集ってくると言う。鳥に説教をした聖フランチェスコしかり、ライオンが寄り添ったという逸話のある聖ヒエロニムスしかり。
我が家にも、自然と犬や猫やニンプがワラワラと集まってくる人物がいる。
普段はコタツで惰眠をむさぼる者も、


(内部をライトアップ撮影)
彼がひとたび歩き出すと、何かに導かれるかのようにその足を駆け上がり、肩に乗らずにいられない。
足もとにはすがるような目でみつめる仔犬、そしてその脇はニンプががっしり固める。
この状況をニンプの妹は、鹿の苑と称した。
かと言って、犬や猫やニンプが彼に求めるのは、説法などではない。
求めるものはただ一つ、体温である。
彼の保温機能は素晴らしい。どんな真冬時にもセーターやニット類を一切必要とせず、どんなに寒さが厳しい日でも、数歩歩けば「暑い」と漏らし、汗をかくほどだ。
ニンプは冷えきった体でベッドに潜り込み、彼の保温機能がまだ本調子ではなかったときなど、「ちょっと! これ暖房ついてないんだけど!」などと、クレームをつけることもあるという。
そして今日も、我が家の聖人は肩に小動物を乗せ、犬やニンプを従えながら家中を往来している。


【灰色の猫さんの一日の割合】
いちごハウスで胎内回帰…1%
洗面台で水が出るのを楽しむ…3%
シンクで水が出るのを楽しむ(あわよくば飲む)…3%
巨パイを抱えて眠る…3%
窓辺で遠い目をしながら外を眺める(ときどき何かに呼応するように鳴く)…10%
スゾンと追いかけっこ…10%
コタツで爆睡…20%
聖人の肩の上でいたって普通に過ごす(聖人もわりと普通に仕事などしている)…50%
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で、その聖人の妹1が明日やってくるので、お掃除をしました。
あんなにキレイ好きなわたしだったのに、今では何か理由がないと掃除すらできない…それもこれも、この大きな重い体が思い通りにならないのがいけないんだ!
ちょっとだけやるつもりが、やり始めたら止まらなくなって、結構キレイになりました。
主婦業の中では絶対、掃除が一番向いてると思う。
料理は必要だからやるけど、けして向いてるとは思えないし(何せ、食べる楽しみがわかったのが最近だからなぁ)、裁縫とか不器用すぎてありえんし。洗濯はかかさずやるけど、別に好きではない。
断然、お掃除。しかも、キチーンとやり切ることに、快感を覚えるようだ。
では、育児はどうかな…向き不向きでいえば、どっちでしょう???
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