lundi 23 octobre 2006 18:55

自虐の詩

最近は夕方になると、ケダモノたちは遊び疲れて寝てしまいます。
まず、ラちゃんが眠くなると甘えてわたしのところに来ます。
ゾンも一緒に眠くなるとちょうどいいのですが、ちょっとだけお姉さんのゾンは一日の寝る時間が短くなってるので、なかなかラちゃんの眠い時間と合いません。
なので、眠いラちゃんにちょっかい出したりします。空気読めないやつなんです。
ラちゃんは眠いのに寝られないので、いい迷惑です。

でもそうしてるうちに、いつのまにか2匹とも寝ちゃってることが多いです。
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ぐーっ
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にぇむいんだよぅ
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でもゾンちゃんはやっぱり眠りが浅いです。ラちゃんはまだまだ、びくともしません。
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いま、笑ってた!?

2匹が寝てしまうと、家の中はすごーく静かです。
すっかり安心しきって、わたしにくっついて寝たがる2匹を見てると、幸せな気分になります。
スゾンはあんまりお腹の上に乗りたがるので、実は苦しいですが。

ま、それもだいちゃんがいないときだけで、だいちゃんがいたら2匹ともだいちゃんべったりだけどね…。
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だいちゃんのお腹をラちゃんががっしり支えてます。


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さて、昨日買った自虐の詩の感想。

何年ぶりに読んだんだろうか、少し大人になったからあんまり泣かないかなーと思いながら読んだけど、まんまと号泣してしまいました。
アマゾンのレビューでは、なんだかわかったようなわからんような講釈をたれている人も多いですが、この漫画はそんなことはどうでもいいんです。
上巻の巻末で内田春菊さんがインタビューを受けていて、もーわたしはいちいち納得して読んでしまった。泣き所、全部同じ!
『自虐の詩』は想像力のない人には泣けない。『自虐の詩』でその人の想像力を知ろう! あと、女の人は友情について考えよう。
そうおっしゃってますが、もー春菊さんてば、今回ばっかりは全面的に同意です!
これで泣けない人は、心ない人間です!
(注:泣くことに意味があるわけではありません。心が動かされた結果としての涙です)

はっきり言って、後の展開を知らない人が読むと、とても退屈な漫画だと思います。特に上巻は。
わたしの場合は最初に、「4コマなのに、最後でびっくりするほど泣けるから!」と薦められて読んだので、じっくり時を待って読めた感じです。
そもそも、上巻から2人の関係にほほえましさを感じられたので、好意的に読めたクチかもしれない。

この漫画を、漫画の中のニンプたちカテゴリで紹介するのは、ちょっと抵抗があります。
そうするとまるで、女の最終的な幸せは好きな人と結ばれて子どもを持つこと、みたいに捉えられてしまうかもしれないので。
でも、この漫画はそうじゃないんです。幸江さんが最後に妊婦になること自体には、あまり意味がないとわたしは考えています。
ただ、便宜上このカテゴリで紹介することにしましたが。

でも、最後の「こわい夢を見た」から完結までの流れは、圧巻です。
町を見下ろして「すごい!」と声をもらす幸江さん、もーわたしは涙が止まりません。
せっかくなのでニンプ目線でも読んでみますが、そうするとまさにラストの、幸江さんがフーハー言いながら東京駅まで行くところは、涙もろいニンプとしても泣かずにいられないです。

わたしは恋愛が苦手で、恋愛と名のつくものは小説だろうが映画だろうが漫画だろうが、興味を持てないし価値も見い出せません。
でも数年ぶりに読んで、やっぱり自虐の詩はわたしの中でナンバーワンの恋愛漫画になりました。
もっと厳密に言うと、恋愛だけじゃなく友情、家族、様々なものを含んだ、私小説・純文学にカテゴライズしてもいいと思ってます。
非常に理屈っぽいわたしですが、この漫画ばかりは理屈なんか関係なしなのです。
昨日の晩は、ベッドに入ってからまた思い出して、泣きそうになりました。

あ、そうそう、先日お話しした発病した娘さんのためにお母さんが事実を綴っているブログ、相互リンクさせていただきました。
おともだちカテゴリの中の「ガラスの心」です。
ぜひ世の中の人に読んでもらいたいブログです。

Comments [4]

Rodney Schroeder jeudi 22 novembre 2007 02:50 AM
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<a href= http://www.cnn.com/2000/LOCAL/northeast/08/08/mny.safir/ >Safir ''wants out'' of NYPD</a>
http://www.monkrowe.com/

マテルニテ・マテリアリゼ
Ginger Jimenez samedi 24 novembre 2007 10:21 PM
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<a href= http://www.cnn.com/2000/TECH/space/11/14/downlinks/ >A space reporter's trek to the highly remote frontier</a>
http://www.furniko.pl/

マテルニテ・マテリアリゼ
Darell Pruitt jeudi 29 novembre 2007 11:48 PM
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<a href= http://www.dnr.state.oh.us/parks/parks/marblehead.htm >Marblehead Lighthouse State Park</a>
http://www3.sympatico.ca/ann.hamilton/

マテルニテ・マテリアリゼ
Carlene Mckay dimanche 16 décembre 2007 06:08 AM
amphitheatrical stipe parable epitympanic carbonic cucullately kitchener paramuthetic
<a href= http://www.nmnh.si.edu/anthro/cma// >Council for Museum Anthropology</a>
http://cnn.com/2002/SHOWBIZ/books/12/13/books.cussler.reut/

マテルニテ・マテリアリゼ
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