dimanche 17 septembre 2006 21:00
漫画ホリデー1日め:ご出産!シリーズ読了
連休2日めは、漫画ホリデー1日め。まずは早速届いたコロ助の科学質問箱から読み始める。

なつかしい…ジ〜ン(感動中)。多少内容が差し変わってるとこもあるけど(巻頭に毛利さんのページがあったり)、そうそう、こんな話が載ってた! って、すっかり思い出せた。
何が好きって、もちろん内容の興味深さは言わずもがななんだけど、加えてこのギャグのセンスが好き。
「チュー意せよ」とかよく使ったもんな〜、いまだに「ヤメレ」って言うし。
いつメロンと間違えて先生の研究用に冷凍保存されてしまう! って逃げ出すか、ドキドキして読んでしまったよ(マニアック)。
変わってしまって残念なのは、モズのはやにえの説明のモズの写真がないこと(幼少時モズの目がめちゃくちゃ怖かった)、「天気のこと」カテゴリがごっそりなくなっていること…天気に関することはここ10年くらいでだいぶ変わったからみたいだけど…。
台風を止めるだか進路を変えるだかするのに、「ダイナマイトがだめなら、原子ばくだんがあるぞ。あれならイッパツだ」ていうセリフが出てきたからかな。真理なのに…。
もう一度どうしても読みたくなったのは、たまたま2ちゃんの内山先生の訃報スレにヒットしたからで、そこはまるで電車男並みにまったりとしたすごく雰囲気のいい場所になってた。
世代的にはちょっと上(うちの兄の世代)なんだけど、「これを読んで理系に進みました、研究者になりました、学者になりました、etc.…」という報告が多くて、みんな本当に大好きだったんだな〜と思って胸がつまったから。
いま30代半ばの日本の科学技術を支える人たちの多くが、この本を読んでいたかもしれない。そう思うと、なんていう影響力を持った本だったんだろう〜。


兄妹で読み回して、ボロボロになったという人も多かった。うちもこのくらいボロボロになってた。
子供が産まれたら、こういう本が普通に本棚に並んでいるお家にしたいな。あと、世界の歴史もね。
早くから何にでも好奇心を持つことが、本人の可能性を伸ばす。
だいちゃんとわたしは、その土壌を作ってあげられる親になりたいと思ってる。
自分たちがそうだったようにね。
さてさて、本題はこちらの漫画です。
ヨコヤマに借りた「ご出産!」シリーズ。
・ご出産!
・ご出産!(続)
・新ご出産!
・祝ご出産!
最初の「ご出産!」初版が98年なので、シリーズ中でもいろいろと変遷が見られます。
風船入れてたり浣腸が当然だったり、旦那さんの立ち会いもまだ浸透してない。
そう思うと、この10年でそんなに変わったのねー。
エコーもまだ始まったばかりみたいだったし。今の4Dをうぉーて思うのと同じような感じね。てことは、4Dもすぐに常識になるのね。
これだけいろんな人の出産体験を読んで、「えぇーっ」「うげーっ」「まじー!?」とあれこれリアクションしてみても、やっぱり大変さや痛さなんてわからないよ。
どんなに痛いのを想像しても、きっと想像の範囲を超えるんだろうし。
ただわたし、盲腸で手術の経験があるので、すでに体験済みの痛さもあることが判明。
手術前の最初の麻酔の肩への筋肉注射(つか筋肉注射なんて日常茶飯事ですよ!)、その後の脊椎への飛び上がるほどの痛さの麻酔注射も経験あるし、術前の浣腸の辛さもよく知ってる。あれは地獄だよね〜。
当然お腹を切る痛さと不快感も、切ったとこを縫う(ホチキスみたいなので)痛さも、傷口に張ったガーゼをはがす痛さも、抜糸の痛さも知っている。
思えば、出産でオタオタしてる大人に比べて、弱冠16歳でこれらの痛みを背負ったのね…。
しかし、これらはすべてお腹の痛みなのだ…
もう、いいよね帝王切開で。やっぱそっち向きだよね、わたしは。
じゃなかったら、無痛分娩。
でもポンプ式のやつは、連打するからな。命がけなだけに、高橋名人を超えるからな(きっと連打しても薬量は一定に調節されてるんでしょうが)。
下から産むのは無理だよー、お腹の痛みは想像できるけど、穴の痛みは想像できん。
みんななんでそんなに下から産もうとするんだろう。それが自然だから?
じゃぁいっか、わたし自然じゃない人だし。
会陰切開に関しても賛否両論あるみたいだけど、体験談を聞いたり読んだりする限りでは、切った方が楽なんじゃないのーって気がしてる。
つか、たぶんわたしは切らないと裂けるタイプだと思われる。あらやだ、こんなこと言っていいのかしら。
この「ご出産!」シリーズで一番強く思ったのは、助産院てステキ…! てこと。
わたしなんでもかんでも自然礼賛を謳う人って正直苦手で、だから最近やたらと「お産は自然に」みたいな風潮がイヤで、助産院や自宅出産を選ぶ人たちもそんなような感じがしてやだな〜と思ってたんだけど(だいちゃんもそう思ってたらしいが)、やっぱりああいう出産の方が身体的には理にかなっていると思ったよ。
別に畳の上で産みたいとかは思わないけど(だって畳の上で生活したことないし)、内診が痛くないってとこに助産院の良さが集約されている気がしたよ。
「ほーらね、痛くしなくてもできるものなんじゃん」て思ったもの。内診がそうなんだから、妊娠から出産の過程はもっと快適にできるはずなんだよ、きっと! と思った。
ただ、「桜木さんちのお産」に出てきた岡山の古屋みたいなとこはちょっとな…一日体験くらいでいいや。
いくらお産によくても、わたしはあんなかっこで薪割りしたくないし。それになんで妊婦さん同士だとすぐ仲良くなれると思われちゃうのかな。
旦那さんと子供が立ち会うのはステキだと思うけど。
でも助産院で出産できる人はある意味ラッキーな人、ていうのは本当だね。
体重管理がしっかりできて、リスクもない人。でもそういう人なら、ぜひ助産院で産んだ方がいいよ! と思った。おすすめです。産んだことないけど。
わたしは、いいの。
病院は選ぶ余地ないし、体はケミカルだし、もともと病院で育ったようなもんだから、慣れてるし。
大学病院は、やっぱ計画出産かねぇ。破水とか陣痛来てからじゃなくて、早めに入院させられそう。
いまどき母子同室もなくて、新生児室なんかなーやっぱり。いいんだわたしは、出産後体力喪失してるだろうから、よく休んで蓄えたいし。お家に帰ったらいやでも一緒なんだし。
余談。ついだいちゃんに、「そっか! 産婦人科に入院する人は、自分でシーツ交換しなくてもいいんだよね!?」て聞いちゃいました。当然だろ…(シーツ交換は一生の課題)。
あともう一つ漫画の感想として思ったのは、助産師さんが海外出産をした人に必ず「海外で不安だったでしょうが」的なことを言うんだよ。
なんかそういうのって、言葉の違いとか文化の違いを言いたいんじゃなくて、技術的な面とか衛生面を思って出てくる言葉のような気がした。
実際、日本の医療技術と衛生度は世界の中でもナンバワンだってのはわかってるけど、技術が至ってない国でも健康に産んでる人たちはいるんだよ。ほぼ全員が無痛分娩する国の妊産婦さんたちだって、無事に出産できてるんだよ。
こういう日本を基準にして、「外国はねぇ」みたいな言い方するのってやだな。
問題はそこじゃなくて、日本人とそうじゃない人種の体格差もあるんだし。
欧米人が無痛分娩を普通にするのは、どう見ても日本人に比べて屈強な肉体をしてるからでしょ。
あっちの薬が日本人には強すぎる、ということからもわかるように。
それに日本人が母乳のために和食中心で、洋食や甘いものもダメ、て言われるのも、何年も毎日そういうの食べてる欧米人と比べて、日本人が処理能力が低いからでしょ。
もう何千年もの歴史の違いなんだから、表面的なところを比べても仕方ないじゃないね。
そして最後にもう一つびっくりだったのが、「おジャ魔女どれみ」を描いてるのがたかなししずえだったこと!
たかなししずえと言えば、たかなし♥しずえでしょ!「おはよう!スパンク 」でしょ!
と思ったら、東映のオリジナルをなかよしで描いてるだけだったのね。拍子抜けした(どうでもいいし)。
それにしても、死ぬのも痛いのも大して怖くないのに、なんで出産は怖いのかな〜。
たぶん、そこで力尽きて終わっていいなら構わないけど、そこからまた頑張って生きていかなくちゃいけないからだろうな。短距離型だからね…。
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