samedi 09 septembre 2006 18:22
俯瞰も過ぎれば花が咲く
※う〜ん、まとめて書くのもなかなか進まないもんだなぁ。時間ばかりがどんどん経って、どんどん溜まっていっちゃう。カート&コートニー夫妻の娘、フランシス・ビーンてもう14歳なのね。
びっくり。もうそんなに時間が経ったのか。
いい名前だよね、フランシス・ビーン。そんなにヴァセリンズが好きだったんだなぁ〜、わたしも大好きだけど☆
ビーンはエコーで見たとき豆みたいだったからでしょ、発想はどこの国でも同じね、まさか日本で実際につけるご夫婦はあまりいないだろうけど。
一応ひととおり基本的な妊婦雑誌は目を通したんだけど、いまいちわかってないことや、まだまだ知らないこともいっぱい。
とりあえず、春菊先生と桜沢先生はおさえておかなきゃ、あと後学のために安野モヨコも読んどくか…産後エステ気になる…。
あとは…YUKIちゃんのとか。
YUKIちゃんね、はっきり言って好きじゃなかったです。
と思ったら、ちょうど大塚さんも書かれていた。
ここまで具体的に思ってたわけじゃないんだけど、きっと感じ取っていたのは同じことだと思う。
しかもわたしは、バンドブームの最後っぺみたいなインディー時代を知ってるので、実際可愛いとは思うんだけど、本人もインディーぽい若気のいたり的な悪ノリがあって、なんかすごく下品な人だなぁと思ってた。
ロリでパンクでも、下品になっちゃあいけないのよ。その点、彼女はちょっとやりすぎ感があったんだと思う。
YUKIちゃんが倉持さんを好きなのは有名な話で、パフィーが「サマーヌード」のPVでバックで踊ってたのを「ちくしょー、パフィー羨ましいぜ!」て言ってるのも知ってた。
そして倉持さんがYUKIちゃんを可愛いと言っていたことも(騙されちゃだめ!て思ってたけど)。
そしたらあれよあれよと仕事を通じてお近づきになって、とうとう本当に結婚しちゃった。
周囲の倉持ファンからはブーイングですよ。自分も含め。
思えばNiNaでもわたしの大大大好きなケイト・ピアソンと組んだりしてたし、まーいろんな意味で羨望の的ではあったんだなぁ。
でもね、わたしは結婚してソロになってからのYUKIちゃんは嫌いじゃないよ。
音楽的には相変わらず興味ないけど、評価はできるようになったと思うし。
それよりたぶん存在そのものがね、悪くないなと思う。すごく可愛いと思うし。
なんでだろね、受け入れられるようになったのは、どこに違いがあったんだろう。
歳を重ねた方がいい人って、きっといるんだよ。
だから、最初のお子さんが亡くなったのにはとてもショックを受けたし、先日無事に男の子を出産したというニュースを聞いて、素直によかったねぇ〜と思ったよ。
なので、この本もちょっと興味がある。
彼女はプリミティブな人だから、きっと読んだらイラついちゃうんだろうけど。
YUKIちゃんとかね、CHARAとか椎名林檎とか、小沢氏いわく主観系の人には、わたしどうも嫌悪感を感じちゃうんだよね。
わたしは氏と同質の人間で、俯瞰の人だから。むしろそれが行き過ぎて、頭に花が咲いちゃった人だから。
そんな女の子やだよねーて大槻ケンヂも言ってたし、わたしがもっと早くに男の子に産まれてたらまだマシだったのになぁ。
わたしはどうにも、産まれる場所も時代も性別も、何もかもを間違えたとしか思えない…。
でもね、だからこそすごく興味があるんだよ。
自分は絶対そうなれないなーと思うからこそ余計に。
そういう人たちは、うわっあからさま! なことを平気で言ったり書いたりしちゃって、うわぁ〜って嫌悪するんだけど、ほんとは羨ましいんだよ。
もしかしたら、ただの怖いもの見たさかもしれないけど。
それか、単なる悪趣味。そ、そうかも。ネット上でアホっぽい人みつけると、どれどれどんなアホなこと書いてやがるのかって、ウキウキしちゃうもんな…(最低)。
で、でも、ほんとにYUKIちゃんは嫌いじゃないのよ。
好きとは言い切れないんだけど、可愛いから見ていたいなーとは思う。
あのね、わたし女性性ってのがどうもだめみたい。そしてそういう人は、より主観的である、と。
女性アーティストって、いつ頃からかすごく女性性をむき出しにして売り出すようになったから、そういうのがどうも苦手みたい。
きっと自分にあまり、女性性がないから。
いま自分の体が女性であることを嫌と言うほど思い知らされてるのに、頭と心はそう簡単には相容れない。
ちぐはぐな脳と心と体、それこそがわたしという人間なのである。
そしてそんな人間が女性としての機能を使い、子を産む。
それはきっと平坦な道ではないな。
たくさんの矛盾をあと半年ほどで、身体的に決着をつけねばならないのだ。
やっぱり、生まれ間違ったなぁ…。
主観でガンガン生きていきたかったぜ。
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