dimanche 10 septembre 2006 22:09
大人フェス/友人との再会
ええっと、コメントスパムがすごいんです。英字の名前はざくざく削除しちゃうので、英字のお名前でコメントされる方のもときどき勢い余って消しちゃうんです。
裏方さんがお手すきのときは復旧してもらえるんだけど、あまりお手数もかけたくないので、できればみなさん英字以外のお名前で書き込んでくださると、大変助かります〜。
あーあ、Serene BachもCaptchaやらないのかな。

とゆーわけで、行ってきました大人計画フェスティバルin多摩市。
10:30に多摩センターでさめっこさんと待ち合わせ。遅刻しました、すみません。
さめっこさんもわたしも元・多摩市民。
高校は調布と世田谷の境にあったけど、仲のいい子は偶然にも多摩市の子が多かったの。
なのでほとんど里帰り気分で(つってもわたしは聖蹟桜ヶ丘なので、多摩センターはかなり久しぶりだったけど)見渡す駅前。
すでにすごい人の数。今回は地方からの参加者もかなり多いらしく、近場のホテルは軒並み満室だったとか。
過去こんなに多摩市に人がやってきたことがあっただろうか…爆発的に人口が増えていたに違いない。
耳をすませば以外に街おこしのネタができてよかったよね。
妊婦は体力ないのでタクシーで西落合中まで。ずーっと坂道だからね。
初乗りで到着。おぉ、サンピアの目の前だったのか!
高校卒業時にみんなでお泊まりしたよね…なんて想い出を語りながら入場。

とにかく、すんげー人、人、人。
そしてまたバカみたいに暑い…今年の夏最後の酷暑だったんだと思う。
まるでフジロックみたいだ。仮設トイレは虫飛んでて恐ろしいし…。
お寝坊して朝ご飯食べてなかったので、すぐに屋台を物色。
つわりが終わったのをいいことに、さっそくタイラーメン サワディーさんで豚肉のバジル炒めごはんを食す。

あーっ美味しい☆
タイ料理食べると尋常じゃなく汗が出るので、暑さも2倍。でもちょっと気持ちいい。
サワディーのお兄さんたちは、タイ人だった。
1万円で払ったら「いてぃまんいぇん、はいりまーっとぅ」て言ってるのが可愛かった。
おつりのお札に米とかついてて、お札くっついちゃうし。
休憩所のテニスコートでお喋りしながら食べてたら、まったりしちゃった(虫にさされたけど)。
若さがあればあちこち行っただろうけど、30代にはちょっとしんどすぎるからなぁ。
後で知ったことだけど、校舎に入るのに2時間半待ち、宮藤さんのお化け屋敷は6時間待ちだったとか。
何やら大きな声が聞こえ始めたので校庭に行ってみると、ドッヂボール大会が始まってた。
このとき見たのは、平岩加奈ちゃんチーム対近藤公園くんチーム。

ジャンプボールで競り合う両キャプテン。

メンバーは抽選で(相当並んだあとに)、制限時間は8分。
これが、めちゃくちゃ面白かった! みんなかなり本気、すんごい暑いのに。
あぁーっ身重じゃなければなぁ、絶対参加したんだけどなぁ。あー惜しかった。

最後、近藤くんが加奈ちゃんのみぞおちにボールを投げつけて終了。
うずくまる加奈ちゃんに、ブーイングされ土下座する近藤くん。
なんだかすっかり文化祭と体育祭が混ざったような、ワクワクした感じになっていた。
と、思ったらすっかりもうお昼。
12時半からさめっこさん念願のリリーさんと松尾さんのトークショーがあるのだ。

人多すぎるし…見えないし…暑いし…。
だいたい、こんな一番客が呼べそうなのを野外で一番日の高い時間にやるって、どういうこと…?
お話はとても楽しいのに、脱落者が後を絶たない。
せっかくリリさんが「17歳の子供に手を出すような役者は使わないでほしい」とか、松尾さんですら「それは触れないようにしようと思ってたのに〜」というような話を、喜び勇んで話してくださってるのに…(リリさんは公に言うようにしてるんですって)。
さめっこさんもわたしも、女子としてどっか抜けてるとこがあるので、顔にしか日焼け止め塗ってないし、帽子も日傘もないしで、ダクダク汗かきまくりながら頑張ってたんだけど…ついに脱落。
もう、周りの人が持ってるかき氷にしか目が行かなくなってたし。
人垣を離れてすぐにマンゴーマンゴーを求めて屋台へ。

これっ、これ食べたかったの!
体育館の渡り廊下が涼しかったので、そこで2人でほぼ無言でがっついた。
あー涼しい冷たくて美味しい、救われたーって感じ。
この時点でまだ2時くらいだったんだけど、30代の2人はギブアップして山を降りました。
よりによって1人妊婦だし、まだ安定期にも入らないから無茶できないしね…すでにかなり無茶した感があるけど…。
ま、雰囲気が楽しめたからいいわ。魂のチケットとれなくて正解だったかも。体育館じゃ酸欠で死んでただろうし。
まさかタクシーなんてあんなとこ通るわけないので、下り坂だし歩きながら帰ってきた。
木陰はもう涼しかったな、緑の匂いがするのも新鮮だった。
改札で別れてホームで電車を待ってたら、さめっこさんから興奮気味に電話が。
もっかい改札まで戻ると、何年ぶりかに会うお友達、マユタンが!!!
すごーい偶然。
マユタンはもう何年も栃木で暮らしていて、たまたま前日に別の友達が遊びに来てわたしのご懐妊を伝えてたらしく、それが翌日に会えることになっちゃうなんて。しかもマユタンは西落合中の出身!
いろんなことが重なった偶然だわ、素晴らしい。
マユタンはものすんごく物珍しそうに妊婦のわたしを眺めて、大ウケしながら「楽しみだね〜」って言ってくれた。
ふふふ、マユタンぽいリアクション。
「あなた変わらないわねぇ〜」って親戚のおばさんみたいに言われたけど、その言い方も含め、マユタンもちっとも変わらないよ!
でも、すごく痩せてきれいになってたなぁ〜、どんどん丸くなる自分が恥ずかしいぜ…。
マユタンはわたしの人生に初めて現れた、とてつもない影響を与えた女の子だった。
胸がでっかくて足が細長い外人体型でさ。おでこもリベリーみたいにでっかいの。
そして感性も感覚も日本人離れしていた。
家族もオリジナリティ溢れる人ばかりですごく良くしてもらったし、特におばあちゃんはアメリカでロシアの亡命貴族と再婚して、マユタンの田舎は突然アメリカになったりした。
高校に入ってバスケ部に見学に行ったときから仲よくなって、2年からは同じクラスだった。
みんなマユタンが好きだと思うな。嫌いな人はいないと思う。本当に興味深い人だから。
マユタンは天然でアートな人だった。
いつかの日の夜、車の屋根に腰掛けて星空を見ながら、わたしは2500万年後に地球が元通りになる話をした。
(この2500万年後の話って、この頃から言ってたことなの。結構筋金入りの話なの)
マユタンはちゃんと聞いてくれたな、とても興味深そうに。
そしてね、わたしたちは、マユタンが絵を描いて、わたしが文章を書いて、大人になったら何か一緒にできればいいねなんて、話していたりもした。
今となってはこっ恥ずかしい話だけどね。
その頃のわたしはまだ何が書けるかわかっていなかったし、マユタンはまだ絵での表現しか選択していなかったと思う。
でも、マユタンの絵は好きだな。わたし正直、視覚的なアートを解する才能がないんだけど、でも何となくマユタンの絵は「他にはない!」って感じがすごくして、好きだったな。
今はマユタンは田舎の一軒家でカラスと一緒に、布を染めて暮らしてる。
わたしは職業としての文章力を身につけ、それで基盤を固めることで、好きなことを好きなように書く自由を得た。
出会ってから15年、あの夜からは13年、大人になったわたしたちは、今こんなところにいる。
この日会ったマユタンはカラスのポコちゃんがいなくなったのを、「横田めぐみさんのご両親の気持ちがわかったよ」と言っていた。
この発想の仕方、やはり他人とは思えないなーマユタン。
あ、そうそう、そういえばわたしが大人計画でお手伝いをしているとき、マユタンは確か猫ニャーで衣装制作のお手伝いをしていたっけ。
そんなとこでも軽く通じ合うものがあった。
いつも彼女の方が数段クリエイティブで、羨ましかったけど。
ここ数年ずーっとニアミスばっかで会えてなかったので、本当にうれしかったな。
安定期に入ったら、今度こそお家に遊びに行こうかな!
帰宅するとまたもやソファで落ちてた。
TVで北朝鮮のことやってるの頑張って見ようとしてたのに、いつのまにか眠ってた。
しかも体中、日焼けだらけ。

入場券のリストバンドが汗ではりついて焼けちゃって、さらにカーディガンが肘までだったから、左腕ボーダー柄になってます。
胸元も焼けてるし、顔も酔っぱらいみたいに頬と鼻の頭が真っ赤。
妊婦なのにこんなにしっかり日焼けするなんて…自覚なさすぎ。あとで痛い目にあうぞ〜。
夜には起きて、会場でお土産に買ってきた飲茶セットをおかずにご飯。
よく遊んでよく寝たから、おかわりできちゃった。
シャワーを浴びたら日焼けにしみた!
夜は火照って痛くて、なかなか寝付けなかった。
なんか小学生の夏休みみたいに、充実した一日が終わった。
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