mercredi 03 mai 2006 05:44

ダレる子作り生活

年は明けて2006年。
だいちゃんにも決心を話して、「今年は子供を持つ方向で行こう」ということになった。


ところがさー。
お正月休みもあって1,2月はのんびりして(休みすぎだ)たら、暇になっちゃって、んで仕事始めたら今度は忙しくなっちゃって、とても子作りどころではなかった。

だいたい、今年の年明けは鼻血と共にだったし、初夢も鼻血の夢だし、おみくじは凶だし、あげく前厄だし、縁起悪すぎじゃない?
そんな年に子供作っていいの?

いやしかし、地球では有史以来、どんな環境でも人間は子供を産んできた。
鼻血に凶に前厄ごとき、恐るるに足らんものよ。

それより重要な問題は、子供を持つ決心をしたところで、我が家は「ハイ、そうでっか」と作れるわけじゃないんだよねー。
とにかくわたしは、脳にクレオメの花(蜘蛛の花)
cleomeM.jpg
が咲く奇病、ゾフィレシン病を患って長く、もう6年以上も薬物治療をしている。
こんなケミカルな体で、すぐさま子供を産むことなんてできないのだ。

なのでまず、年明け一発目の外来診療で、わたしは主治医のフュミ澤先生に決心を話した。
「わわわたしだって子供欲しいんですーもう30なんですー周りには『子供のいない生活だってステキだよ☆』とか慰められてムカツクんですー」
はっきり言って、まだダメだと言われるのがオチだと思ってた。
でも先生は、
「もう30か、じゃーその方向で行こう! 少しずつ薬を減らそう!」
と言ってくれた(30かとか余計だが)。

んでもさぁ、とにかくその薬量と種類がハンパじゃないわけですよ。
毎晩オーバードラッグの勢いなんですよ。
そんな薬をいっぺんに減らせないわけですよ!

結局、白い錠剤4mg(これも頑張って前年、8mgから落とした)を半分に割って2mgにするとこからスタート。
これで3ヶ月様子を見て、何ともないようであれば、順次減らしてゆくことに。

バカヤローーー!
そんなペースで行ったら、マルコウどころの話じゃねーぞ!
ワーーーン、やっぱり子供持つのなんて夢なのかコンチクショー!

と、ちょっと荒れもしたけど、「急がば回れ」の気持ちで素直に薬を飲み続けることにした。
この、生まれてこのかた日本社会では異端でしかなかったわたしが、日本人的な感覚の諺どおりに黙って続けるなんて…!
ここに物凄い努力があるのだが、とってもわかりにくいだろうから、誰も共感してくれなくてもいいです、フン。

そんな感じなので、子作りって言ったってねえ。
今すぐ産めるわけじゃないんだしさぁ。
薬のせいで性欲もないしさぁ。
やってらんないよね、ハーン。

2006年も半ばにさしかかる頃まで、そんなフザケた態度でした。
子供を持つ気はあるけど、親になる気はあんのか!?

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