dimanche 25 décembre 2005 04:22

2005年末、パリで考えたこと

必ず子供は欲しいと思っていたけど、具体的に考えたことはなかった。
結婚をしても、考えもなしに子供を作れる環境ではなかったし。
そしてその事実を他人と比べて、嘆いているばかりだったし。
それが具体的に考え始めたのは、2005年末をパリで過ごして帰ってきてからだった。
パリでは夏以来にお友だちの息子くんと遊んだし、幼稚園に行く機会にも恵まれた。
お部屋を借りていたお宅にも1歳児がいてよく遊んだし、先進国の少子化に反して現在ベビーブームのフランスでは(フランスを先進国と言うのもねぇって感じもするが)、街中でもたくさんの子供たちを見かけた。
ノエル(クリスマス)だったせいもあるかな。
結構わたしは、子供好きなんですよ。

しかしずるいよなー、外人の子は。
外人だっていうだけで、可愛いんだから。
画像 298 (小).jpg
(これはあくまでも好みの問題だと思います。わたしはアジア人の子供より、白人や黒人の子供の方が可愛いく見えることが多いです。だからといって白人や黒人の大人がかっこいいとか美人とか思うってことにはつながらないので、ご注意ください)
こんな可愛いなら、やっぱり欲しいなぁと思った。

もう一つ後押しになったのは、フランスの子供服の可愛さ。
日本でも有名なプチ・バトーはもちろん、パリにはボン・マルシェなものからセレブなものまで、子供服屋さんは多い。
でも、モノプリや激安カルフールやタチなどのスーパーで売ってるものも侮れないのだ。
とにかくすごく可愛いし、種類も豊富。
スーパーの安価な子供服だからって手を抜いてない(当然、縫製が甘いとかはあるけど)のが、すごくいい。
わたしは、そういうとこでフランス人の子供に対する愛情を感じた。
そして子供を、対等に見てるんだなぁと思った。
さすが個人主義の国だ。そういう面は尊敬する。

残念ながらわたしが産んだところで外人の血なんて一滴も混ざらないから、わたしが美的に可愛いと思える子はきっと産まれないだろう。
でも、自分の子なら多少ブサイクでも可愛く思えるにちがいない。
だけど、多少ブサイクの子を産んで、しかも可愛さに気を配らない服を機能的にだけ着せるなんて(どうせ汚れるからとか言って)、そんなのブサイクに救いがないだろう。
わたしは思春期で学んだのだ、多少ブスでもオシャレであれば、可愛く見えるし、モテる。
いや別にモテなくてもいいんだけど、自分の容姿は自分の自信につながるから、いいに越したことはない。


だからわたしは、アジア人的な凹凸のない顔の子を産んでも、本人が物心をつく前から自然に衣服だけじゃなく、自分のライフスタイルに気を配れるような、そんな環境を用意したいと思った。
そしてそれは、とても楽しいステキなことのような気がして、「あぁ、日本に帰ったら子供を持とう」と決心するに至ったのだった。

とか言いつつ、うちって夫婦揃って顔濃いんだよね…
どんな顔が出てくんだか、ちょっと不安。

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