vendredi 18 août 2006 20:55

人への偏見

せっかく世界バスケが日本でやる年なのに、ゴールデンタイムはバレーばかり。
バスケもバレーくらいお金かけられればなー。
でもバレーはやっぱり面白い。今回、なかなか幸先いい感じだし。
バスケも今ニュースで観たけど、ノビツキ跳んでないね…でも日本の双子の人は次世代人て感じでダイナミックだね。
ヤオミンはもー三国志の英雄てこんなんだったのかなー、関羽とか張飛てこんな感じだったのかなーと言ったら、だいちゃんが呂布だって言った。おー納得。
スポーツといえばW杯以来、クラウチが面白すぎる。ゴール前で待ってるクラウチから目が離せない。

さて、昨日は食に対する偏見を書いたので、今日は人に対する偏見の話をしようかな。
と言っても堅い話ではありません。


誰でも人に対して偏見というか、ジンクス程度のものでも持っていることがあると思う。
わたしなら例えば、「B型の人は何だかなぁ」というのがある。
B型がどうこうという科学的根拠は一切ないのだけど、わたしの経験上、よくも悪くもマイペースで振り回してくれる人は、たいていB型だったという事実がある。
(しかしそのB型っぽいとよく言われるわたしは何なのだ…と複雑な気持ち。ちなみに優柔不断で争い事を好まないO型です。家族全員O型の純血種です)

同じように友達のさめっこさんに聞いたら、「AB型の男は別れ際が大変」というのを教えてくれた。
これも彼女の経験則らしいのだが、だいちゃんはそのAB型の男である。
う〜ん確かに大変そうではある。そしてAB型という日本では希少な類いに入る血液型のイメージ通り、わかりやすく変人である。


なぜこんな偏見の話になったかというと、出発点はわたしの出産予定日だった。
4月か5月生まれがいいねと話していたのに、まったく外れて現時点では3月19日ということになっている。
だいちゃんは、3月生まれの子は小さいうちは成長に差があるから、4月か5月生まれがいいと常々話していた。
わたしも特にそれで異論はなかったけど、早生まれの人なんてたくさんいるんだし、それに何も4月や5月の早い方にこだわらなくてもいいんでは? と思っていた。気候的には確かにいい季節で、助かるけどね。
だいちゃんが4、5月生まれにこだわるのは、やっぱり自分の才能を誇って鼻持ちならないだいちゃんだけに、小さいうちから学年で優位に立ちたいもんなのかなぁと密かに思っていた。

でも、そういうことじゃなかったらしい。
だいちゃんみたいな人間にも偏見はあったのだ。それは、
「早生まれの人は考え方が卑屈だ」
というものだった。
もちろん何の根拠もない偏見だとわかっているので、これまで一度として誰にも話したことがないらしい。
でもだいちゃんなりに学生生活を通して確信してきた、経験則なのだそうだ。
小さいうちから差をつけられて卑屈になってしまったんだな、と思うことが多々あったらしい。
わたしはこれを聞いて「へ〜そんなもんかね〜」とびっくりしたし、そんな偏見を持つだいちゃんが珍しく人間臭い感じがして、ちょっと面白かった。

わたしの個人的な感覚としては、早生まれの人が卑屈だという風に感じたことはない。
ただ、上のB型の人への例と同じ程度の感覚で、やっぱりよくも悪くもマイペースで空気をあまり読まなくて、「ここでそういうこと言っちゃうか〜」と思わせられた子が早生まれだった、というケースは何度か経験してきたことがある。
わたしが感じたのは女の子のことばかりで、男子のことはよく知らないけど。
ていうか今書いてみてわかったけど、B型だろうが早生まれだろうが、わたしは空気読まない人があまり好きじゃないんだね。それをたまたまB型とか早生まれに結びつけてるだけなんだな、きっと。

ま、とにかくだいちゃんにはそういう経験則があって、できれば早生まれの子は避けたかったようだ。
だいちゃんの知り合いに早生まれでやたらと卑屈な考え方をする人がいるんだけど、だいちゃんはその人のことを「典型的な”早生まれは卑屈”のパターン」だと思っていたらしい。
わたしもその人のことは知っていて、言われてみれば…的な感がなくもないけど、実際はそいつが卑屈なのはそいつ自身の問題だと思う。
いろいろ卑屈になる要素があるんだろうなぁと思うもの。


逆にわたしの友達で4月生まれの子は、大人になるにつれて
「あ〜もう4月だよ、○○ちゃんはもう○○歳になってんだよ!?」
と毎年、同学年の中で勝手に年齢の指針にされているのだけど、彼女は昔言っていた。
「小さい頃は”お姉ちゃんなんだからしっかりしなきゃ”ってよく言われたよ〜」
でも本人にしてみたら、なんで姉ちゃんやねん、て話よね。同学年なのにさ。

じゃぁ、当の早生まれの人に聞いてみましょう。
「早生まれの人は考え方が卑屈だってどう思いますか?」
すると3月生まれのさめっこさんは笑いながら、
「あ〜どうだろうね〜あたしは卑屈だけどね〜」
と答えてくれました。

もーこんな不躾な質問に笑って答えて、しかも自分を卑屈だと言えちゃうあたりで、ちっとも卑屈じゃないんだよね。
さめっこさんはとても気持ちのよい人だから。
他人に対して怒ったり憎んだりしたことあるんだろうかってくらい。見習わねばなー。

さめっこさんに限らず、わたしの友達で早生まれの子はいい子ばかりで、だいちゃんの言うような偏見や、わたし自身の印象からも例外にあたる人が多い。
ま、確かにときどき卑屈な感じの早生まれの人はいるけど…でもやっぱり小さいときの成長の差が原因というより、本人自身とか環境の問題の気がするなぁ。

しかし最近、こんな説が発表されていたのを今発見。
これを噛み砕いて書いてるのが、こことか。
うーん結構興味深い話ではある…小学校くらいなら当然そういうこともあるだろうけど、その後も影響出るかねぇ。
だいちゃんはこれ読んでさらに自説に自信を持ったようだけど。
はぁそれにしても10月生まれのわたしは、常にどっちつかずの真ん中キャラだな。実際3人兄妹の真ん中だし。

ちなみに、まだ生まれてもいないのに、すでに男親と女親の差が出てる我が家。
わたしは子供について人間性のことを先に考えるが(躾とか道徳観とかね)、だいちゃんはすでに教育について考え始めている。いやもう子供ができる前からなんだけどね。
だいちゃんとよく似た感じの早生まれの通称エジソンくんも、こないだ京都行ったとき同じこと言ってたので、やっぱり男親らしい考え方なんですかね。それともこの2人が極端?
どっちにしろうちは夫婦とも公立校でガンガン生き抜いてきたタイプなので、あくまで公立路線なのだが、この辺の話はまた後日。


さて、ここまで読んだ早生まれの人は正直あまりいい気がしないでしょうが、思い当たるフシがある人がいらしたら、ぜひ参考までにお聞かせ願いたいです。
まぁ生まれちゃったら、もうあーだこーだ言ってもしょうがないんだけどねー。
理不尽なことを学ぶのも勉強のうちだしね。

あと素朴な疑問なんだけど、1〜3月生まれの人を早生まれって言うのってなぜなんでしょう?
学年の中では遅いのに…と、ずーっと不思議でした。誰か知ってる人いたらおせーてください。

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