dimanche 13 août 2006 23:32

妊婦が旅に出る理由

祝。仏検準2級合格。
画像 003 (小).jpg
オホホ、マダムですわよ。フランス語の書類で正しくマダム表記されることってあまりないので、感慨深いわ~。
こうなると次の秋季では、2級を受けることになる。
えええ2級ゥ~、こっからが問題なのにィ~とぼやいていたら、
「今、死ぬほど時間があるんだから勉強しなよ!」と言われた。

いやーね、わたしは暇じゃないわよ。
わたしは今、妊婦の楽園を探すのに忙しい。


現代妊婦のみなさんは、妊娠中に旅行に行くものらしい。
そう聞いてから調べてみたところ、出産後とうぶんは旅行なんて行けないから、とか、夫と最後の二人だけの旅行に、とかいった理由で、世の妊婦さんたちは旅立ってゆくのだそうだ。
うーん、いい。旅好きとしては喜ばしい風潮。

体調的に制約のある旅なので国内旅行派が多いようだけど、中でも一番近くてリゾートを感じられる沖縄が人気らしい。
しかし、わたし…沖縄にどうも興味を持てない。
(以下、毎度のくだらん憤りにつき、小文字で)
昨今の沖縄全肯定的な風潮があんまり…実際は「基地移転後の沖縄県民の雇用創出のため」(だいちゃんの言葉を口述筆記しましたエヘ)に、沖縄いいよ素晴らしいよーって言い出したらしいんだけど、そうやって情報操作されてるのも知らずに真に受けて全肯定してる人たちがいると、なんか引いちゃう。
食わず嫌い的に沖縄に行きたくなくなっちゃうんだよね。

物を知らなくても疑問を持つことはできる。
だいちゃんが言ってるような政治的な背景なんか知りもしなかったけど、本能的に沖縄(を、手放しで賞賛する人に、きっと)に欺瞞を感じていた。
沖縄を誇るのはいいけど、なぜ本土を貶める必要があるんだろう?
それぞれの土地にそれぞれの過程を経てそれぞれの文化が根付いただけのことなのに、「ああいうのはダメ、こういうのがいい」と言い切る不躾さが嫌だ。なぜお互いを尊重できないの?
同じ理由で、田舎を何でもかんでも礼賛する人も、ちょっと苦手。
人も土地も十人十色だし、なんにせよ主観の押し売りだけは勘弁してほしい。
沖縄にはそれが色濃く感じられるだけに、どうにも興味を持てないの。

ま、実際に行ってみたら文句なくいい場所なんだろうけど、沖縄行くなら海外行ったほうがいい、と思うわたしなので、とうぶん行くことはなさそう。
言葉が通じるのが利点だと思う人は多いみたいだけど、なんで旅行してまで言葉が通じなきゃいけないのかな?
わたしは新しい言葉を覚えてコミュニケーションを図るのが、旅の醍醐味だと思うタイプ。
だから海外に行ってまで日本語を通そうとする人や、日本にいる外国人に「日本にいるんだから日本語話せ」と無茶苦茶な要求をする人が苦手だ。
この広い世界での日本の存在なんて微々たるもので、島国気質の日本人が思ってるほど、諸外国の人は日本のことなんか知らん。
それに日本語は言語学的に見ても孤立した、結構難しい言語。
ここは公用語の英語を用いるべきだろうと、わたしはいつも思っている。
英語だろうがフランス語だろうがエスペラント語だろうが、何でもいい。そのための公用語なんだから。



ふぅ、またつまらんヒートアップをしてしまった…妊娠していっそう過敏になってるらしい。
最近ものすごく森下千里に親近感を覚えてしまう、闘う妊婦です。


さて仕切りなおして、妊婦の楽園を探そう。
なかには台湾や、西海岸に10日間行ったツワモノもいるらしい。
なら、わたしもやっぱり海外に行きたいなー。

行ってみたいところ…
イギリス・アイルランドを除くヨーロッパ全土、ベトナム、インド、ネパール、UAE(もちろんドバイ)、比較的政情が安定してるイスラーム圏全部、トルコ、モロッコ、エジプト、チュニジア、モーリタニア、コートジボワール、その他そこそこ文化圏なアフリカの国々、アラスカ、カナダ、アメリカのごく一部、中南米行けるとこ全部、イースター島、グアム・サイパンを除くミクロネシアの島々、南太平洋の島々、インド洋の島々、アイスランド、グリーンランド、南極、宇宙

あ、これは興味ないとこ挙げたほうがいいな。
うーんとイギリス・アイルランド、ごく一部を除くアメリカ、オセアニア、ハワイ、中国、韓国、etc…。

なんだか最近、我が心のレーゲンスブルクが世界遺産に登録されたそうなので、
rgbg102.jpg
身重じゃなかったら行きたかったな~。
暮らすなら雑多なパリ(フランスじゃなく、パリ)が一番気楽で合う気がするけど、旅行ならどんなとこでも行きたい、何でも見てみたい。

しかし妊婦の楽園となると、政情不安定な国や非文化圏は絶対無理でしょ。
そこそこリゾートでゆっくりするって感じだよね~。5日間以内がせいぜいかな。
それにまず条件として、妊娠5ヶ月~7ヶ月以内に行くこと、飛行機での移動は6時間以下であることが望ましいようだ。
わたしならちょうど10月、11月のオフシーズンに当たるのはラッキーだけど、6時間以下ってのが相当選択肢が狭められるなぁ~、あーあ、なんで東京は大陸にないんだろう。

できれば一年に一度はフランス語圏に行って耳を慣らしたいけど、日本から一番近いのはヌーヴェル・カレドニー、しかし飛行時間8時間半…なので×。
カナダ意外と近いって聞いてたけど、さすがにケベックとモンレアルは遠い…ので×。

近場といえばアジアだけど、今回ばかりは湿度の高さが体と心に響く。
身軽なら断然ベトナムだけど、ホテルから出れなさそうだし。
唯一行ってもいいかな~と思うのは台湾なんだけど、今デング熱が流行ってるってほんと?…大事をとらねばならぬので×。
あーあ、モルディブに行きたいぜ…。

となると、近くてリゾート感溢れてて、温かいけど湿度が高くないところ…ハワイは無視なので、ミクロネシアだな。
パラオ素敵そうと思ったけど、移動距離は短いにこしたことないし、注目はロタ島・テニアン島だっ!

この2島、調べていくうちにすごく興味深い島に思えてきた。
戦争の被害を受けて焼け野原になったテニアン島と、まったく影響を受けなかったロタ島
エノラ・ゲイが広島と長崎に飛び立ったのは、テニアン島だったのか…。

観光客がまだ少ないのもいい。
すぐそばにはマリアナ海溝、魔のトライアングル、うふふ海底鬼岩城の世界だわ…ウットリ、バギーちゃん…!
まぁ海には入りません(入れません)が。

ロタ島は10月に宗教行事があるらしいから、それは見ものだろうなぁ。
でもテニアン島のダイナスティでセレブチックに過ごすのもいいなぁ、カ、カジノとか行っちゃうか…いや向いてないし喫煙率高そうだからやめとこう…。


とゆーわけで、現在のところロタ・テニアンで考えてますが、他にもいいところご存知の方いらしたら、教えてくださいねー!

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