samedi 05 août 2006 22:24
21発の大砲を鳴らせ!
なんだかんだで長い付き合いのお友だちコマルの奥様で、うちにも2回来ていただいたことのあるさえさんが、とうとう本日ご出産なされたそうです。おめでとうー!
さえさんのブログ、ニンプーマン!は、自分が妊娠する前から、妊娠してからはさらに興味深く読ませていただいていたので、なんか喜びも感動もひとしお…出産直後の赤ちゃんと並んで眠るさえさんの写真は、お世辞じゃなく本当に、まるで宗教画のように神々しい気がしたよ。
赤ちゃんてすごいね。
さっきまで人間のお腹の中でくるくるしてた、生物としては母親に属するものでしかなかったものなのに、ちゃんと人間の顔して産まれてくるんだもの。
すごい。これはすごいことだ。
それにしてもさえさんは、出産の日はブログに一報を書いてから病院に行くと前からおっしゃっていたけど、本当に実行したよ。すげー。
しかも破水していたそうなのに!
破水…破水こわいよぅ、確か動物のお医者さんで破水が怖くて泣いちゃうシーンがあって、それ以来破水には恐ろしいイメージしかない(動物と一緒にすんなって?)。
まぁ破水したり陣痛が始まっても、実際に産むまでには結構時間があるんだろうけど、んー、肝が据わってんなぁと思った。
さえさんの頑張りをうけて、ぜひわたしも…
となるかと思いきや、なんか余計に自信失くした。
だぁって根性なしなんですよぅ、わたしは~!
今までにもお友だちの出産話を聞くたび、「ムリ…」と思っていた。
痛みにはかなり鈍い方なんだけど、さすがに今まで体験したことないレベルの痛さだろうし。
無痛・和痛分娩についてはまた後日考えるとして(しかし麻酔の痛みを知ってるわたしは、なかなか複雑な思い…)、あのテンパった状態で「頑張ろう」とか、もっと言えば「(赤ちゃんと共に)生きよう」っていう意志を持てるかが怪しい。
そもそも普段から「生きよう」なんて思って生きてないし。
生に執着がないの。生きてる方が現時点で合理的だから生きてるだけで。
ま、わたしの死生観について詳しく話し出すと、脳みそに咲いてるお花の話になっちゃうので、そんなのはみなさん興ざめだろうからどうでもいいんだが、少なくとも今、妊娠をしていて、出産もする方向で考えている身としては、もっと何でも前向きに考えなくちゃいけないよね。
…うーん、前向き…似合わない言葉だ…。
でもまー、まだ時間はたっぷりあるから、ゆっくり妊娠・出産についてよく考えてみよう。
そうすることで、母性はきっと育ってゆくんだろうし。
母性…これも似合わない言葉だけどね…。
さえさんの出産にはコマルも立ち会って一緒に頑張ったようで、とても感動的な体験だったと言っていた。ステキねぇ…。
だいちゃんももうずいぶん前から、立ち会うと言ってくれている。
世の奥様方は出産の際にとんでもない暴れ方や、暴言を吐いたりして周囲を驚かせたりすることがあるようだが、うちはこの点は安心だな。
だいちゃん、暴れられんの慣れてるから。
フフフ、出産の日のために鍛えてきた甲斐があったわ(ウソ)。
でもせっかく頑張って意志を持って出産しても、いまどき「産後の肥立ちが悪くて」とかであっけなく死にそう、わたし。
なんにせよ、人並みだったことがないので、出産も一筋縄ではいかなさそうな予感ばかりがビシバシするのです。
Comments [2]