dimanche 28 janvier 2007 23:53
別犬になったスゾンとティアラ展
お昼頃、ゾンゾンをお迎えに病院へ。一晩ぶりにご対面したゾンゾンは、お腹に痛々しく傷跡をつけ、エリザベスカラーをつけられていた。
終始いい子にしてたみたいだけど、朝方ちょっと鳴き出して、朝ご飯もほとんど手をつけてなかった。
周りでうるさく鳴いてる子もいたし、たぶん夜も寝られなかったんだろうな…。
「とったもの、見てみます?」と聞かれたので、「ぜひ!」と見せてもらった。だいちゃんは逃げ腰になってたけど、「練習のために見ておきなよ!」と無理やり付き合わせた。
だいちゃん、そろそろ立ち会い出産をリアルに想像し始めて、ちょっと不安げになってるからなー。
トレイに乗せられたゾンゾンの臓物は、両端に卵巣があって、真ん中の子宮はしぼんでた。全長10cmくらいかな?
もちろん血まみれだったけど、わたしは全然こういうの平気だなー。
だいちゃんは帰り際に、「焼いといてくれれば怖くないのに」と言っていた。
…ホルモン焼き? しかも、「(傷口の化膿止めのため)もう抗生物質飲んじゃったから、スゾン食べられないや」とも。
あんたの方が怖いよ! だいちゃんは生々しいものでも、食べ物だと考えると平気なタイプのようです。
分娩直後の新生児にも同じこと言いそう…。

おうちに連れて帰っても、いやにおとなしい。傷が痛むのか、しょっちゅう「くぅ…」とか「うぅ…」とか声が漏れてる。
自然と力をセーブしてしまうようで、ソファにもベッドにも自力で上れず、ただ膝の上でまどろんでいたいみたい。
別犬…こんなの別犬だ…!
膝の上の体温を感じたら、すぐにウトウトし始めた。やっぱり、寝不足だったんだな…。
寝入ったところをお布団に移して、そっと出かけることにした。
ラちゃんはゾンのにおいを確認して、昨日と同じ調子で遊び回ってる。
明日は我が身なのにね…キミもわたしの出産前には手術する運命なのだよ…。
さて、気を取り直してセレブな世界へ。
プリンセスの輝き ティアラ展〜華麗なるジュエリーの世界〜を見てきました。

音声ガイドはナポレオンに扮した鹿賀丈史。ナポというよりは「私の記憶が確かならば」て感じだったけど。
最初から最後までタメ息の連続でした…わたしは、純粋にお姫様好きだから。だいちゃんは、資産価値に興味があるから。
ほんとにすごくゴージャスなものばかりで、確かにお値段がとても気になった。値段、つけられなさそうだけど…。
ショーメやカルティエやヴァンクリーフ&アーペルなど、今も残るジュエラーが製作してたり所蔵してたりするのも、とても興味深い。
昨晩たまたまカルティエのサイトを見てたんだけど、今日観てきたものとは比べ物にならないんだろうなぁ。
でも一番気になるのは、個人蔵のもの。個人て…どんな人…?
しかし、いつも思うんだけど、日本人は展示物見るのヘタだよね。
何であんなにケースにズラーッと並ぶんだろう。疲れちゃって楽しめないよ。
「順番通りに、律儀に説明も全部読まないとダメなんだろうね。国民性だね」と、だいちゃんは言っていた。にゃるほど。
わたしは自分の好きなものみつけて、好きなように見る方が楽しいなー。まさとと行くときなんて、だいたい個人行動になるくらいだし。
今回のわたしの1番のお気に入りは、フランドル伯爵夫人のダイヤモンドと真珠のティアラ。

パールが入るとシックな感じ。ゴージャスすぎず、かわいい。
だいちゃんのお気に入りは、オークの葉のティアラという、金銀にトルコ石を配したものでした。だいちゃんは、結構かわいいもの好きなの☆
観賞後はドゥ・マゴでお茶。お決まりコースですわね。
ティアラ展の半券があると、記念デザートが1,050円でいただけるんだけど、

15時半の時点で、完売でした。惜しかったー!
でも、大好きなJOKERのトマトジュースが飲めれば幸せ。
だいちゃんも本店でお気に入ったコーヒーがまた飲めて、満足そうだったし。
ミュージアムショップではBABBIの限定パッケージもありました。

何から何までゴージャスだわー、目の保養にしかならなかったけど…。
しかし渋谷は、Bunkamura周辺でお腹いっぱいだなー。
この後用事であっちゃこっちゃ行って、何年ぶりって感じで夜までいたけど、もームリ!
人多い! うざい! 暑い! 疲れたー!!
やはり渋谷は、ニンプの歩く街じゃないぜ…。
おうちに帰って、ゾンゾンの様子を見る。
おとなしすぎる…やはり別犬…!
こんなに元気がないと、さすがにだいちゃんも心配なようです。
だいちゃんて、弱い人とかかわいそうな人の情にほだされやすいの(だから女を見る目がないとも言える)。
あまりのおてんばぶりにちょっとは落ち着いてほしいなーと思ってたけど、やっぱり、早くいつものゾンゾンに戻ってね。
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