samedi 27 janvier 2007 23:51
後期母親学級とスゾンの手術
今日は午後から後期の母親学級。でもその前に、スゾンの避妊手術です。
自分はまもなく出産するっていうのに、スゾンにはその機会さえ与えないなんて…多少ジレンマがなくもないけど、しょせん動物を飼うこと自体が人間のエゴ。
わたしは知識のあるブリーダーじゃないし、スゾン本犬もブリードタイプの子じゃないし、やはりここはわたしたちとスゾンの暮らしのことだけを考えて、一番いい方法をとるべきなんだと思う。
それには、スゾンの健康が不可欠。だから、乳腺腫瘍や子宮蓄膿症などの怖い病気を避けるためにも、やっぱり避妊手術は必要なんだと思う。人間だって生殖器の病気は怖いしね。
それに、発情は本犬もつらいものだろうしね。
昨日トリミングで病院に来たばかりなので、ゾンゾンは「なんでなんで!?」ていう顔をしてた。
ゾンゾン、いま生後8ヶ月。まだ生理も来てなくて、まだまだ子供っぽい子なので、正直とても心配だけど…思い切って預けることにしました。
手術は今日のお昼頃、明日のお昼まで入院です。がんばれ、ゾンゾン!
動物病院から人間の病院へ。
この後期の母親学級を受けないと旦那さんの立ち会いができないとあって、男女比ほぼ1対1でした(数えてみたら35人だった。一組だけ奥さんがなぜか不在だったので)。
最初にドクターのお話が1時間ほど。
頭痛とヘルペスを診てもらった先生で、だいちゃんにも「主治医の教授より話しやすい先生だよ」と言っていただけあって、だいちゃんもうっかり笑っちゃうほど楽しくお話ししてくれました。
世代的には自然分娩が当たり前なんだけど、医者という立場からして、「分娩スタイルはあくまでもその国の文化などが反映されるものだから」と、おっしゃっていたのが好感が持てました。
自分なりの信念を持つ医者もいていいと思うけど、やはり医者はあくまでも手助けする立場。選択は患者に委ねてほしいというのが、わたしの希望なのです。
ドクターのお話の最中、落伍者が出た。
一番前の席に座っていた入院中の方…の、旦那さん。
部屋が暑過ぎたからだと思うけど、助産師さんに車椅子で運ばれていきました。ちょっとかっこわる…立ち会い大丈夫かなー?
でも、わたしの集中力も1時間が限界。
ドクターが去った後は助産師さんのお話が続き、とうとう呼吸法の練習とか始まったので、余計にダレてしまった。
35人で一斉にヒッヒッフーとか…ごめん、わたし普通の状態でこんなバカみたいなことできないよ…(そうやってタカをくくって、本番で何もできずに後悔するタイプ)。
気が散ってるので、他人の観察ばかりしてしまう。
さっき分娩スタイルのことをドクターに「先生はどれがいいと思いますか?」と聞いて、「いや、だからそれは文化的なものが…」て何度も言われてた人、すんげノリノリでヒッヒッフーしてるなぁ、とか、旦那さんもみんな背中さする練習してるのに、一番後ろのご主人は何であんなに偉そうな座り方で「早く終わんねーかな」みたいな感じなんだろう、何のために今日来たのかな…とか、なかなか興味深かった。
そうこうするうちに2時間が終わり、あーやっと帰れるーと思ったら、病棟見学が残っていた。
35人でぞろぞろと7病棟4階、産科病棟へ移動。
「4,50年前はオシャレだったはず」とドクターも言っていたけど、とにかく古い病院なので、予想通り何も期待できるものはない。
なんたって、新棟と呼ばれる建物ですら20年以上経ってるらしいし。そのうち建て直すことは決まってるんだけど、とてもわたしたちの出産には間に合わないそうです(間に合ったとして、3人目くらいのときかな? とのこと…)。
ま、そのぶん歴史があるから、と前向きに受け止めることにする。
もっとひどい病院にも入ったことあるわたしは、この程度じゃひるまないぜ。
ただ、個室の狭さもひどいけど、2人部屋の狭さはもっとひどい…これは普通の人だって、相当ストレス感じるだろうなぁ。ベッドの間隔が1mもないもんね。
わたしは個室希望だし、きっと優先的にあてがわれるんじゃないかと思うけど、どうしても2人部屋ってことになったら嫌だなぁ…。
つうか、こんな部屋でも差額ベッド代とるのに、なんで建物に反映されないんだろう…。
その後、陣痛室だけちらっと覗いて、新生児室や分娩室は遠巻きに見て、見学終了。
もっと詳しく見たかったけど、いつでも先客がいらっしゃる状態なので、こればっかりはしょうがないよね。
みなさんはぞろぞろと帰り始め、わたしとだいちゃんだけが居残り。
前の検診で「赤ちゃんて、どうやって扱っていいのかわかりません」と言ったら、ベビー人形を使って特訓することになったのです。
50cm、3kgの標準の人形(しかし目はブルー、こわい)を抱いてみると、意外なほどズシリと来た。
授乳の仕方やオムツの換え方を習って、練習する。難しいイメージあったけど、いまのオムツは布・紙とも楽でいいね。
しかし、この人形はたったの3kgほど。でもジャンボベビーだっただいちゃんは、3.8kgもあったのだ!
昨日、トリミング時のゾンゾンの体重が3.85kg。あんなでかいもんが、腹から出てくることも予想できるのである。こわー!
でもKO病院では、いまは鉗子分娩はやってないそうです。吸引分娩だけ。
なので、もしジャンボベビーになっても、だいちゃんみたいに額に勲章が残ることはないようです(だいちゃんの勲章見て吹き出す助産師、失礼)。
でも吸引てことは、コーンヘッズになる可能性はあるな。
すべて終えて病院を出る頃、動物病院から電話をくださいと言われていたので、電話してみた。
スゾンの手術は問題なく終わり、ちょうどいま麻酔が覚めて起きたとのことでした。
なので、このまま予定通り一泊入院です。大丈夫かな…。
お決まりのビックカメラに寄り、ゲームコーナーチェック。
やっとウイイレDSが入荷してた、でもだいちゃんは信長に飽きるまではまだいらないみたい。
わたしはウィッシュルームが欲しかったけど、完売してた。そんなに人気あるか? 脳トレでハマった大人たちが買ってるのかも。
いいもーん、いまさらながら神宮寺三郎に挑戦中だから。
でもLiteってさ、アドバンスのソフト入れると蓋とんなきゃいけないしハミ出すしで、あまり美しくないんだよね。
せっかくのLiteなのに、コンパクトさが裏目に出る。
iPodコーナーでFMトランスミッターを買って帰宅。

早速、車に取り付けてみた。
まーまー、問題なく聴けると言っていいと思います。各インストゥルメンツが問題なく聴き取れれば、個人的には合格点です。
少なくとも、音楽に興味のない人ならば、何の違和感も感じられないと思われます。
さー、これで準備は完璧! いつでも乗り出せるぞー! いやっほーい!
…だいちゃんの本免さえあればね…学科は受かってるので、あとは1教程と技能試験、取得時講習のみだそうです。
でもねー、話聞いてると一発試験て厳しそうだよ。認可教習所ってやっぱり甘いんだろうな、じゃなきゃ、わたしみたいなのが免許取れるわけがない…。
しかし! 練習がてらにドライブして、BECKはんの新譜を聴き込みたいのよ、ちっとも集中して聴けてないから。
だってだって、来日するんだもん! チケット取れたんだもん! ツアーは4年ぶりよー!
… 4月16日の武道館ね…はっきり言って、行けるかどうかわかりません。だいたい、産後何日目なんだって話なので…。
でもいいの、一応押さえておいたの。涙を飲んでスタンド席で我慢して。
そしたら追加でZeppとLiquidが発表されたけど…いいの、今回ばかりは。見られるだけで御の字だから。

パペットをね。
夜、おうちにはスゾンがいない。
あー手がかかるのがいなくてラクーと思う反面、心配はつきない…ちゃんと寝られるかしら、わたしに似て調子乗りだけど、繊細だからなぁ。

同じ釜の飯を食う仲のララァちゃん。
実はこれも、スゾンのご飯をララァちゃんが勝手に食ってるだけで、ラちゃんが食べてるとゾンゾンは譲っちゃうの。
で、ラちゃんが満足して舌なめずりしながらどっか行っちゃうと、やっとゾンゾンは食べ始めるのです。
自分のなんだから譲らなくてもいいのに…そういうとこ、気が小さいんだよなぁ。
ラちゃんもスゾンを探して歩いてる。
かと思えば、これ幸いと我が物顔で遊び回り、好きなだけ甘えてくる。
この子もこんなに甘ったれだったのかー。普段はゾンゾンがいるから、引いちゃってるだけなんだな。
だいちゃんはスゾンがいない方が、うざくなくていいとか言ってる。自分が欲しがった子のくせに!
最近のだいちゃんはラちゃんにメロメロなのだ。その醜態はかなりこっ恥ずかしいほどに。
ゾンゾン、ちゃんと夜は寝てね。
あー親心。いま、親心。
Comments [2]
うちのアーモンドさんは外飼いだったのでおしめはしてなかったけど、一度どこの馬の骨ともわからぬ犬に孕まされたのでこれはいかん!ということで致し方なくしましたが!
夫婦揃っての呼吸法の練習とか、いよいよって感じがするねー!35人のヒッヒッフーとか見てみたい・・・!
しかし、車椅子で運ばれていった旦那さん・・・一体何が!?
DS Lite、たしかに小さくなってコンパクトだけど、ゲームがやりづらい気がするよ・・・!LRボタンが使いづらいのでウイイレはむずいです・・・。
発情期が来ちゃうとねー、お散歩にも気軽に連れて行けないし、やっぱり手術するしかなかったと思うのー。ちょっとおしめ姿のゾンゾンも見たかったけど…。
35人でヒッヒッフーは、かなり滑稽だったよ!わしゃ恥ずかしくてようできん…練習の時点では完全に呼吸法をつかんで「宇宙を感じた」って言ってた人も、本番には「何が宇宙だバカヤロー!」てなったって言うし、呼吸法なんてねぇ。
て、この油断がよくないんだよな、きっと…。
Liteの液晶の大きさとキレイさは感動したけど、意外と使い勝手がよくないことに気付くよね…なんか惜しい!