mercredi 02 août 2006 17:39
妊娠て恥ずかしい
日中がどうもだるいようで、寝てばかりいる。お昼寝でもよく夢を見て、夢の中ではまだ髪が長いままだったり、スゾンの顔が実家のルナたんだったりするのに、ちゃんと妊娠はしている設定なのが面白い。
凶悪な敵と闘う間もお腹を気にする夢の中のわたし、これは母性が芽生えてきたのか単なる本能なのか。
それにしても凶悪な敵…こいつの正体が問題だ。
こいつから身を守ろうとする夢は、もう何度見たかわからない。
妊娠が発覚して2週間。
いまだ報告は最小限に留めているのだけど、仕事関係者には当然報告義務があるし、お友だちの何人かにも言わざるを得ない状況になって、打ち明けたりもしている。
安定期に入るまでは自分のためにも、周囲へ過度な期待をさせないためにも、大っぴらにするべきじゃないというのが通例なんだろうけど、わたしの場合、顔も名前も出して仕事している以上、どっかしらで自然と知られてしまう可能性がある。
そして早速、明日には某媒体でわたしの懐妊とそれに伴う連載休止が報じられることになった。
ふー、こうなったらこれをきっかけに、もう言っちゃうしかないか。
だいちゃんも賛成してるし、だいたいこんなにあけすけで開けっぴろげでバカ正直なわたしに、隠し事なんて無理なんだよ。
さて、言うとなったらまずはだいちゃんのご家族からなので、だいちゃんが電話で伝えてくれると言うのだけど。
ウーーー。恥ずかしくないの?
「恥ずかしくなんかないよー」
と、だいちゃんは笑って言うけど…わわわたしは、ハズカシイッ!
だってだって妊娠なんて、だってだって…お、大人みたいじゃん!(注:今年で31ですよわたしは)
結婚生活すら初めはこっ恥ずかしかったのに、妊娠なんて…信じられない信じられない、確かに現時点で自分の妊娠に自信が持ててないけど、そういう事実的な話じゃなく、ただもう自分と妊娠が結びつかない。
だって、わたしは生まれたときからわたしを知ってるんだよ。
そんなわたしが30歳にもなって、ついに妊娠なんて、なんて、なんて、ま、まるで大人みたいじゃないかーーー!
別に妊娠に至るまでの過程が恥ずかしいわけじゃないよ、最初は恥ずかしかったけど、さすがにええトシだし。
ただ、んもう、妊娠ていう事実がハーズカシィッ!
この間のフュミ澤先生の外来でも、
「そ、そんな大きな声で言わないでくださいよ、周りの人にバレるじゃないすか!」
と、ハラハラしていたし。
でも、だいちゃんて基本的に恥を知らない男だからな。
どんな恥ずかしい思いしたってこたえないんだもんなー、その図太さには本当に頭が下がるんだけど、そんなだいちゃんだから妊娠も恥ずかしくないのかな?
いいかげんこの歳にもなると、周りは結婚して子供ポンポン産んでるし、それが自然なことだっていう意識は持つようになったんだけど。
うーん、みんなは自然でも、自分のこととなるとなんか自然らしさがない気がしてしまう…。
だいちゃんは、
「さすがすいたん、思春期だけあるね」
なんて笑って言うけどもさ。
これも意識があるのとないのとの差なのかな。
どんなときでも自分を外部から見てしまう自分が、かなり厄介。
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