lundi 02 octobre 2006 22:17
妊産婦相談+妊婦検診+産院相談
昨日、BS hiで8人の女たちやってた。やっぱり好きだな〜。女優さんも衣装も美術も全部好みだけど、何よりシチュエーションを限定したストーリーと演出が好き(シットコムと言うんだってね)。
ときどき、長女が父の子供を身ごもってることや、妻の妹が実父の死の真相を知って絶望にくれた(後にゴージャスに開き直る)ことに、悲劇のような感想を持つ人がいるみたいだけど、この話に関してはそんな大げさにとらえなくてもいいでしょう、と思う。
カトリック圏ではタブーの殺人や近親相姦てのは、タブーなだけに下世話に盛り上がれるいいネタなんだから、昔から小説や戯曲でいくらでも出てくる、ありがちなテーマなんではないの?
それをあえて盛り込んでる感もあるし。基本的にコメディだよね。フランスらしい悪趣味な。
しかし、フランス語からもう2ヶ月くらい遠ざかってるのに、思ったより聞き取れるなーと思った。
ジェロム・レ・バンナは何言ってるか全然わかんないのに(travailler「やってやる」くらい?)。
そういえばチムニーズ館の秘密(さわりの部分読めます)買いました。A・クリスティー原作の。
時代設定はもうちょっと昔、場所もイギリスだけど、同じくキレイな女性が出てくる推理ものです。この人のはかなげな絵も好き〜。
さて、3回目の妊婦検診に行ってきました。
月初の月曜日だからか、なんじゃこりゃー! ていうくらい人がいました。なぜ病院内で行列ができるんだ…。
今日は先に助産師さんと妊産婦相談。
質問したいことをメモって行ったのでいろいろ聞けたけど、HPに書いてあること以外に特に目新しいことはなかった…。
費用は個室で約70万、無痛分娩にしたら約82万、何だかんだで90万くらいになるかね…アハハ、値段だけ見ればセレブ出産だわ。
先生の診察も特に何も変わりはなく。

だいぶおっきくなったね。手がはえてるのがよくわかった。
でも正直、「まだこんなんか、つまらん」と思った。
もっと劇的に感動できるくらい、早く人間型に近づいてほしい。
…薄情かなぁ。まだ胎児名をつける気にもなれないし。
他のご家庭ではこんなん見てキャッキャ言ったり、話しかけようとか思うんだろうか。
みなさん気が早いのか、わたしが悠長なのか。
今日はトキソプラズマの検査のお願いもした。
「んー微妙なんだよねーたぶん大丈夫だと思うけどねー、じゃぁ一応、抗体が陽性かどうかだけ調べようか」
ということで、採血をした。太っちゃって血管が埋まってて、やりにくそう…。
こういう大きい病院の採血室で朝から晩まで血を抜きまくってる人って、どういったご職業の人なんだろうか、と思ったら、だいたい臨床検査技師か看護師みたいです。なるほど。
採血室といえば思い出があって、わたしが初めて採血をしたのは小学校1年生のときだったんだけど、部屋に入ったときに大泣きをしていたらその場にいたおじいちゃんが「だいじょぶだいじょぶ、怖くないヨ〜」と笑って声をかけてくれたんだった。
別に採血が怖くて泣いてたわけじゃなく、たぶん虫の居所が悪くて泣いて親に抗議してただけだと思うんだけど、思いがけず優しく声をかけてもらったことで、採血にいいイメージができた。
おかげさまでその後6,7年ずっと月1で無事に採血できたし、今の歳に至るまで採血に関しては特に問題なくやれてきました。多少鈍いんじゃないかってほどだけど…。
もうきっとだいぶ前に他界されているだろうけど、その節はどうもありがとう、おじいちゃん。
お昼は少しだけ歩いてランチバケーションていう小さなお総菜屋さんみたいなとこで、キャベツと豚カルビの葱炒めごはんを食べた。

Sサイズのスカートをむりやりはいてるからか、胃が圧迫されて思うように食べられず残念。
マタニティ用のスカート欲しいな、検診のときはスカートがいいからな。
それからフュミ澤先生のところへ行って、産院の相談をした。そしたらやっぱり、
■脳内花咲科の常勤医がいるところ
■母乳は原則として避ける
この2点を言われた。
母乳…別に何としても母乳で育てたいとかいうポリシーはないんだけど、
・母乳止め飲みたくない
・この勢いだと相当出そうだから、あげないと痛そう
・母乳で体型を戻したい
・母乳の免疫力がそんなにすごいなら、出るならあげたほうがいいに決まってる
と、こういう理由から母乳でいきたいのだ(最後しか赤子のことは考えてないけど)。
先生には、目黒の国立東京医療センターならいっぱい知り合いの先生いるし、費用も安いだろうし、紹介してあげるよと言われた。
評判はそこそこ聞いていたので、家に帰って検討することに。
以下、その後の主治医と患者の会話。
すい:ねー、ぶっちゃけどうなのかなー、分娩のときの精神状態って
フュミ澤:いや、産むときはたぶん平気だよ。たぶん…
す:(産後うつとかが心配なのかな)やっぱ、後ですか
フ:うんー、1,000人に1人くらいさ、錯乱しちゃう人がいるんだよね
す:!? さささ錯乱んんん!!??
フ:既往症に関係なくだけどねー。あ、もちろん産後うつもあるよ
す:錯乱はいやだぁぁぁぁぁ
フ:えー、でも1,000人に1人くらいだからー
す:それ、別に少ない数字でもないと思うの!(自分が発病した確率を考えれば)
フ:あ、じゃぁー、逆に考えれば、特に珍しくもないということで…
す:珍しくなかろうが、錯乱はいやだよぉぉぉぉぉ〜!!
どうですか、この会話。
先生、ほんとに脳内花咲科医ですか? こんな不用意な発言していいのか?
数年前なら錯乱の2文字を当分引きずってたかもしれない…そう考えると、強くなったなぁわたし…時間をかけて信頼感を築きあってきた仲だからできる会話よね…。
しかしそうなると、やっぱり転院は不安かも…。
出産まで外来は先生に診てもらって、入院のときだけ「いざとなったら頼むよ」的な紹介状でもいいよ、とは言われたけど…うーん、よく考えなくては…。
今日は最短時間で済んだ(でも5時間)ので、3時過ぎには病院を出られた。
帰りに買い物をして、家に着いたら洗濯をして、と張り切ってみたら力尽きて夜まで寝ちゃった。
今日から16週、5ヶ月に入ったんだから、そろそろ通常営業をしたいんだけどなー。
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