lundi 28 août 2006 20:35
本日から11週目
今日は朝から病院で、もし今日1日寝てていい日だったら、昨日は這ってでも世界バスケ観に行ったのに。疲労と睡眠欲に弱い妊婦は、どうにも無理ができません。
今は車や電車や飛行機程度の振動でさえ流産を引き起こす要因の一つ、と言われてるおかげで、ほんっっっとに何もしてない、できない日々です。
つーまーんーなーいー!!
できることといえば漫画読むくらい。
本日は待ち時間中、噂のデトロイト・メタル・シティ (1) を読了。
マタニティマークつけて脳内花咲科でDMCってめちゃくちゃだけど、面白かった〜。
ギャグマンガとしては単調かもしんないけど、音楽ネタは親近感わく。
突っ込みどころは満載だけどねー、音楽ファンとして見ればおしゃれポップつうかスウェディッシュポップの解釈が間違ってるし、仕事で音楽聴いて表現する立場から見れば、相川さんあんなガキの使いみたいでいいのか? と思うし。
まぁおしゃれポップをやり玉にあげたいみたいだから、あんなんでちょうどいいかな?
全体的に悪趣味な漫画だけど、悪趣味大カンゲ〜イな悪趣味なわたしなので、細かいネタでくっくっく笑ってた。
重たい系の音はネタにしやすいよね、でもいちいちモデルとか元ネタがわかっちゃうわたし、やはりだてに聴き込んできてないな。
さて、今日の外来も1日仕事で(計6時間てなぁ)すでにクタクタに眠いんだけど、いっちょ頑張って書くか。
いつもmixiのニュースは興味深く読んでて、最近はいろんな人が書いてる関連日記も読むようになった。
常々思っていたことで、今、このニュースの日記をざっと読ませていただいて、また思ったことなんだけど。
あれ、この間も同じようなこと書いた気がするけど、まぁいいや、眠いし。
なぜこう、みなさん知識もないままに主観でものを言ってしまうんだろうかね。
好きなことを好きなように書ける場所ではあるけど、仮にも社会的な発言をする場合、せめて友人までの公開にするとか、ちょっと場をわきまえたらどうだろうかなと思った。
今回のニュースの場合なら、
未遂罪と予備罪の違い
抗告をするのは誰なのか
法律そのものに対する解釈
無罪になった場合の補償
生活保護給付の実情
アルコール依存症に対する正確な知識
精神鑑定というものについて
こういった重要な部分がごっそり抜けたまま、人が簡単に陥りやすい、異なものを感覚的に排除しようと、感情的になって書かれた日記が多かった。
まぁ、結局ここで書いてるぶんには、どんなに一見筋の通った主張であったとしても、しょせん便所のラクガキ(と呼ばれるもの)でしかないんだなぁと思ったけど。
でも怖いのは、こういう人々が日本の国民で、善良な一般市民で、正当な選挙権を持ってる人たちなわけで。
彼らは犯罪予備軍が市中に放り出されるのが怖いとか言ってたけど、わたしは主観でしかものを言わず、それを他者に当然のように強要し、正確な知識も持たず正確な名称すら知らずに「アル中」だの「精神異常者」だのといった言葉を平気で使える人たちのほうがコワイ。
いや〜無知ってのは本当に怖いよ。
おりにつけ無知の恐ろしさを知り、同時に訴えてるわたしなのだけど。
無知だと、危険な場所にも涼しい顔で出入りしちゃうし(パリにて、20歳の頃)、公的に援助されることも知らず借金生活したり(20代半ば、東京の片隅で)、ナニワ金融道読んで「わぁこの”数の子天井”てお店行ってみたーい」「それ、(女性器の)名器の名前だよ」と突っ込まれて冷や汗が出るほど恥をかいたりする(先日、自宅で。自宅でよかった…基本的にえぐいネーミングが多いこの漫画の中で、「あ、まともだから口に出して言ってもいいや」と思ったのに…)。
ちなみにこのお店は、水槽で泳いでる魚(時価)を生け捕ってその場でさばいてくれる、高級寿司やさんなんだけどね。捕鯨禁止の時代で、禁止になる前の鯨肉を冷凍もしてます、よかったらどうぞごひいきに。
と、いつもわたしの話がそれるのは、常に同時に違うことを考えたり思いついたりする厄介な脳みそのせいなんだけど。
今日の外来で、入院の話が出た。産科じゃなくて、脳内花咲科のほう。
「世を正すのはちょっとお休みして、今は赤ちゃんを守るために」と。
センセイ! わたしは正すつもりなんかないですよ!
だって、ここでは自分の方が外れてることを知ってるもの。
とりあえず、入院は今はなし。断固拒否。
KO病院でも私立病院でも、どっちでもいつでもどうぞ〜なんて、先生は気楽に言うけどもさ。
妊娠中に入院なんて、絶対絶対したくなーい!
でも、この間だいちゃんとも話したし、今日先生にもこぼしたのだけど、妊娠してもわたし変わらなかった。
いつもそうで、子供のときは大人になったら、大人になったら結婚したら、結婚したら妊娠したら、普通に楽になれるのかなって思ってたけど。
さすがに妊娠したらなー、本能的に母性が出てくるんじゃないかと思ったけど、まだ全然だめだ。
まだわたしは、自分のお腹の中のものを、親しみを込めて「赤ちゃん」なんていう風には呼べない。
でも、その親しみを持てないもののために、守ったり闘ったりしているのも事実なのだけど。
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