dimanche 21 janvier 2007 23:56

映画の話からカスミさんの話へ(相当な長文)

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それでもボクはやってないを観てきました。

ええと、まず経過を書くと、
この映画のツグミ法律事務所のモデルがわたしのお友だちの勤める事務所であり、そのお友だちというのはこの映画の中で新人女性弁護士として描かれている瀬戸朝香の役にイメージを与えた人物、つまり実際の訴訟で主任弁護人と共に弁護をしていた弁護士であり、それはわたしが高校に入学して一番最初に友達になった子(出席番号が前後だった)で、かつバスケ部で3年間どころか今に至るまで仲良くしてもらっていて、その彼女はこの映画の取材で訪れたプロデューサーの方と幸せな結婚をして、去年の春には女の子にも恵まれ、愚痴るニンプであるわたしを応援してくれる旨を先日コメントしてくれたぶぶたん、その人なのです。

で、バスケ部の他の子がこの裁判を傍聴しに行った話も聞いていたし、たまたまだいちゃんもとても注目していた事件だったので、これは観に行くべきでしょう、と公開翌日に早速、足を運んだ次第です。
満員電車に乗る機会のある男性にとっては、少なからず関心のある話でしょうからねー。


とにかく、重く、長く、スッキリしない=そのぶん考えさせられる、そんな映画でした。
しかし後ろで観ていた老夫婦は、
夫「こんな終わり方じゃなくて、ラストの脚本にもうひとひねり欲しかったなぁ」
妻「でも、専門の方の意見を聞いて、わざとこうしたんでしょう?」

などと勝手なことを言いながら、劇場を出て行きました。
(ちなみにスタッフロールには、司法監修としてぶぶたんの名前もあります)

おい、じーさん。映画観る前にそれがどんな話なのか、前知識入れてかないの?
mixiの映画コミュの感想も、相対的に高評価ながらも
「もっとエンターテインメントにしてくれると思ったのに」
「周防監督らしい味付けが欲しかった」

などなどという書き込みもありました。

今までの映画も観てきたので、周防作品のイメージというのもわかるんだけど。
そもそも映画なんてエンターテインメントなのに、ていうのもわかるし、エンターテインメントに徹しきれないのは野暮だ、というのもわからなくもないけど。
エンターテインメント=そこには笑いがある、人を笑わせるというのは素晴らしい才能と技術。
でも、じゃぁ笑うためにはどうすればいい?
笑いのある平穏な日常を崩されたとき、人はどうやって笑えばいい?
この映画の主人公が、家族が支援者が、そしてそれをスクリーン越しに観るわたしたちが、心底笑えるにはどうすればいいの?

そういうことを考えると、わたしはこの映画でいきなり周防監督が社会派になった! とかじゃないんじゃないかな〜と思ったし、終わり方も妥当だと思った。
それは、今夜のスタ☆メンで周防監督が話されているのを観ても実感した。
この映画は痴漢冤罪が出発点であって、最終的には刑事裁判そのものを描いたんだよね。
だから、すごくスッキリしなくて、ムキーてなる終わり方でよかったんだと思う。そこがまた、観客の出発点になるから。
でも個人的には、この裁判をやっていく中で時間とお金がどれだけかかったのかっていうのを、もっとはっきり知りたかったなぁ。
一般人が一番気になるのは、ぶっちゃけそこだと思う。

---
痴漢冤罪について。
わたしは、痴漢冤罪に巻き込まれる人の気持ちが、痛いほどよくわかる。気がする。実際に遭ったわけじゃないから、あくまで想像にすぎないけど。
そのためにどれだけ被害を被るか、が問題ではなくて、わたしの場合は単純に、自分の正当性をいたずらに侵害されるのが許せないだけだけど。
その反面、実際自分も中学〜高校のときに、悪質でえぐい痴漢に遭ったことがある以上、その存在はやっぱり否定できない。
(わたしが遭ったのは、同一犯に何度か狙われた挙げ句、自宅までついてこられそうになった、とか、車内でわいせつ物を陳列された挙げ句、ものすごい力で手を捕まれて、そのわいせつ物に触れさせようとされた、とか、ちょっと痴漢の範疇におさまりきらない犯罪な気がするけど…)

痴漢って、絶対に根絶はできないものなんじゃないかなーと思う。
乗車率250%とかが普通の車内で男女があれだけ密着してたら、やっぱり避けられないんじゃないかねぇ。
まー人間は理性のある生き物なので、男性の本能がどうであろうと、そこは理性的になってほしいものだけどねぇ。
東京のラッシュは、もうこれ以上改善の余地はなさそうだしねぇ。

そこでわたしは考えたのだけど、少なくとも女子中高生が痴漢に遭っているという事実上、なぜ制服を撤廃しようという動きはなかったのだろうか。
わたしの高校は、標準服が定められてはいたけど、私服でもOKな学校だった。
で、女子生徒たちは徐々に学んでゆくわけです。制服の日は、痴漢に遭う。私服(たとえばジーンズなど)の日は、痴漢に遭わない。
だから、制服を着ることに喜びを感じる(または感じさせられている)生徒以外は、だんだんみんな、私服に傾いてゆくわけです。

こういう実体験を知っている以上、制服をなくすっていう案もアリなんじゃないかと思った。
制服が男を萌えさせるのは事実である。
制服がなければ、女子は自衛(できる服装を)することもできる。
制服でなければ、痴漢は触り甲斐が減る。
自衛と触り甲斐の半減、この2つの相乗効果は、むげに無視できるものでもないんじゃないだろうか。

と、わたしは考えたんだけど…だいちゃんにはあまりにも当たり前なことを言われて、却下されてしまった。
そもそも制服の存在理由って、昔はあったかもしれないけど、今はもうないんじゃないのかなぁと思うのに…。
「もともとは、服になんか気を取られないで勉強だけしとけばいい、という意味があった」
いまどきそりゃないでしょ。それに、服に興味を持ったって、勉強はできるよ。
「制服がないと、お金のない人たちが困る」
それは田舎の貧乏人の理屈だ。痴漢なんて都会型の犯罪でしょ? 都会の生徒たちに即した自衛法があってもいいんじゃないの?

でも、制服を撤廃できる環境というのに限界があることはわかる。
東京で私服の学校は、たいていがそこそこのレベルの学校であって、正直、レベルの低い学校の生徒に自治をまかせられないっていうのも、事実だと思う。
うちの学校は中の中…上? 程度で、けしてレベルが高かったわけじゃないんだけど、まーなんつうか、ちょっと変わった学校だったからなぁ。

…いいんだ。しょせん、だいちゃんは上に立つ人。そこからの物言いしかできないものなのよ。
それに当たり前のことを言う人っていうのは、世の中に絶対的に必要な存在なんだ。
だけどそういえば、ぶぶたんは入学して最初に、こう言っていた。
「毎日制服を着るのって、不潔」
わたしは初めてそういう意見を聞いて、へぇ〜そう考える人もいるんだ〜と、とても新鮮に思ったものだった。
でもだいちゃんにこの話をしたら、笑いながら、
「そんなことを思うのは、ごく一部だよ」
と言った。そうかな。そうかねぇ?
それは、だいちゃんが制服があるのが当たり前の環境でしか生きたことがないから、そういう風にしか捉えられないんじゃないの?
頭ごなしに「ごく一部」と言い切るのは、弾圧に近いものを感じるけどなー。

こうやって、ぶつかり合うたびに思う。
やはりだいちゃんは上に立って、社会をリードしてゆく人間。
せいぜい出世していただくことにして、わたしは甘い汁をすすい霞を食いながら、突飛と思われようと理想論と言われようと、自分の心に正しく生きてゆくことにするよ。
やっぱりだいちゃんみたいな人が、つまんなくてもガンガン生きてゆける人。
わたしは妥協できないから、生活能力のない人。つまんなかったら、あっさり死んじゃう人。
そういうことなのだなぁ、うんうん。

---
刑事裁判について。
刑事裁判だけじゃなく、この映画を観て、そこに至るまでの過程についても思ったことだけど。
やっぱり、刑務所よりは病院だな。
いや、留置所よりは病院、という言い方の方が正しいのかも。刑務所の方が待遇よさそうだもん。
留置所も病院も、拘束される施設としては似たようなもんだけど、少なくともあんなに威圧的な態度はとられないもんなー、病院は。
ま、たまに威圧的な看護師もいるけどさ。ヒステリック系の。

これはだいちゃんも同意してくれたけど、拘束中なのにあの対応ってないなー。ひどすぎる!
完全に有罪だと判明するまでは、個人を尊重していただけないだろうか。
なんで警察とか副検事とかに、「オマエ」扱いされなきゃいかんの。失礼すぎる。わたしなら、話す気もなくなりそう。
でもここからすでに、誘導なんだろうな。
だからこそ先日、車庫証明をとりに行った警察ですごく人当たりがよかったので、「イメージアップ頑張ってるんだなぁ」と思ったんだよね。
でも内部はまだわかんないな。もし、わたしがこういう目に遭ったら、やっぱり病院に入れてもらおう。
フュミ澤先生、いつのまにか精神保健指定医になってたし。(その前提として何かやるのか? 夫殺しか?)

裁判中の専門用語の多さも気になったー。
これは、頭のいい人たちのテクニックなのだ。彼らはわざとガーッと一般人にはわからない専門用語や難しい言い回しを使って、気後れした隙をついてくる。
ラウンジのたにぐちさんなんかは、いい例だ。
事実、だいちゃんは映画中の専門用語にも特に不自由しなかったので、何とも思わなかったんだそうだ。

ほんに、偏差値の高い人たちはタチが悪い。
国民の大多数は、無知で無学で無教養、かつ無関心だ。劇場にいた老夫婦しかり、mixiで軽い感想を述べる人間しかり。
だけど、彼らにわかる言葉で物事を運ばずして、どうすんの?
法律を作るのは国民だとか何とか言いながら、その国民を常に見下している。
初めから、まともに話し合いができると思ってくれてないんだもの。
プライドをちょっとくすぐるだけで頭に血が上って、幼稚なことを言い出してくるような、短絡的な人間たちのくせにさー。
頭のいい人間を怒らせるのはちょろい。くだらんプライドに固執するからだ。
つまんないことでプライド持つ人間って、もったいなく思えるんだよね。それがなきゃ、いい人なのにね〜って。正直、滑稽なの。
わたしみたいに一度こてんぱんにやられて、プライドも何もメッタメタに壊されちゃった人間は、結構強いよ〜。
底辺見てきたから。うんこ食えって言われれば、食うかもしんない。

でも、そういう一握りのタチの悪い頭のいい人たちで運営しているのが、日本という民主主義の国なんだそうだ。
こういう事実に出くわすたび、やはりわたしはここは寂しく微笑んで、この国を後にするしかないなぁと思う。

(注:わたしの言ってることって一見、超法規的存在に見えるかもしれないけど、それを補って余りある制限と差別はいやっちゅーほど受けてます。それを甘んじた上での不労所得・年間100万なのです。みなさんはどっちがいいですか?)

つい熱くなってしまったわ。わたしったら、感情移入しやすいもんだから。
作り手にとってはおいしい客だろうなと思う。

裁判、傍聴してみたいな。
霞っ子クラブは露出が増えるたびに叩かれまくってるけど、やっぱり興味を持つことはいいんじゃないの? どんな出発点であれ。
そういう意味では、いまわたしは、ナニワ金融道カバチタレ!と来て(文庫ベースなのでまだ途中)、ついに極悪がんぼに着手し始めた。
勉強になるよー。知ってお得な知識から、知らんでもいい知識まで。

わたしは、無知を憎むものである。
わたしにとって、無知な人間がバカを見ることの象徴が、カバチタレ!第一巻に出てくるカスミさんなのだ。

---
広島のとあるスーパー(たぶん)。
商品の納入に来た下請けの古作は、脚立に上って納品する際、威張り散らすスーパーのアホ息子に脚立を蹴られ、落ちる。
古作は打ち所が悪く、そのまま帰らぬ人に…しかし、アホ息子は知り合いの行政書士事務所を頼って、業務上過失致死のところを事故として処理してもらう。
新人・田村はこの大野行政書士事務所に採用されるため、大野についてこのアホ息子との面会に同席したのだった。
アホ息子の言いぐさに衝撃を受けるものの、採用されるためにも非情に徹することにした田村。柄に似合わず、
「それが世の中ではないでしょうか!? 被害者に同情していては仕事になりません!」
などと言ってみたりする。
そんな田村を、大野はある家へ連れて行く。その家は借金に追われ、貼り紙などのひどい嫌がらせを受けていた(例「腎臓売って金作れ!」など)。
そのあまりのひどさにひるむ田村、しかし大野先生は自分を試しているのではないか、それならうかつに同情するようなことは言えないと気を引き締める田村、そこへ3人組の悪徳金貸しが現れる。
そこでやつらが語ったことはーー
「この家の女房は連帯保証人で、おいしい思いをいろいろさせてもらった。ピアノを差し押さえようとしたときなど、女房は娘のために泣いて懇願してきた。つい殴ってしまったが、女房はただ泣いて謝るだけだった。暴力をふるったら金を取り立てられないことを、知らなかったようだ。女房はせめて最後に、娘に一曲弾かせてくれと土下座する。しめた、この女はまだまだ下手に出てくる。そこで、おまえの望みを聞いてやる代わりに、わしらの望みも聞いてほしいと言った。すると女房は、家に娘を残しピアノを弾かせ、その間自分はわしらの車で、その身を自由にさせたのだ」(以上、広島弁に脳内翻訳願います)

「たった10万の価値しかないピアノに体張るとはのう。世間知らずとは惨めなもんじゃ
そう言ってゲヘヘと笑う外道たちに、もともとは正義感の強かった田村はキレた。つい反抗してしまい、痛い目に…。
その場は大野の取りなしで何とかなったが、大野はさらに田村をあるフーゾク店(ピンサロと思われる)へと連れて行く。
落ち着かない田村をよそに、大野カスミさんを指名する。
あられもない姿で現れたカスミさんに頬を染める田村、そんな田村「硬うなるのはアソコだけで十分じゃ」とオヤジギャグをかます大野
大野の真意は、田村にはいまだつかめない。自分は採用してもらえるのか…。
ふとカスミを見ると、指には婚約指輪が。
「主人が生きていればこんな仕事なんて…」泣き出すカスミ
「主人は仕事先で殺されたんです。なのに警察は事故だって…主人の不注意だって…四十九日が済んだ頃に匿名で電話があったんです。”あんたのダンナは殺されたようなもんだ”って!」
「目撃者がいるなら、どうして…」狼狽する田村に、カスミはさらに話す。
「主人を殺した犯人がお金持ちで、専門家に頼んで事件にならないようにしたんだって…電話の人も説得されて見て見ぬふりをしたんだって…(警察に)言いました、でも証拠がないからって…」
カスミは続けて、とつとつと話し出す。
「主人の店もつぶれて残ったのは借金だけ…恐ろしい人たちまで家に押しかけてきて…せめて賠償金が出れば借金だけでもなくなるのに、事故じゃそれもなくて…」
言葉もなくただ耳を傾ける田村に、カスミは言う。
「…結局主人も私も運がなかっただけなのかもしれません。脚立から落とされて死んでしまうなんて…
その瞬間、田村の脳裏に様々な情景が浮かび上がる。脚立から落とされた古作、罪悪感を一つも感じてないアホ息子、嫌がらせを受ける家と悪徳金貸したち、そして大きく車体を揺らす車…!(最後のは、わたしの先走った妄想)

「私思うんです。電話くれた人や専門家の人たちが本当のことを言ってくれたら、こんな目に遭わなくてすむのになあって…その人たち今頃こんなお店で楽しく遊んでるのかなあって…世の中って何なんだろうなあって…
涙ながらに話すカスミに、田村は動揺を禁じ得ない。大野はただ目を閉じ、タバコをくゆらすばかりである。
そんな田村に、カスミは気丈にも明るく振る舞う。
「あっごめんなさい、こんな話をしちゃって。せっかくこういうところに来たのにね。さあ遠慮なく遊んでください!!
そう言って、田村の手を無理やり自分の下着に入れさせるカスミ
「ぼ、ぼくにはそんなことできない!!」
思わず手を振り払う田村に、カスミは叫ぶ。
「お願い!!私のことイヤじゃなかったら…サービスしないと私、また支配人に怒られちゃうんです!!
田村は、ただもう涙を流すしかなかった…。
---

がずびざぁぁぁ〜〜〜ん!!!

わたしはこの話を、涙なくしては読めないよ…我ながらバカらしいと思いつつも、こんなに書き起こすほどに、痛く感銘を受けたよ。
この後、
「法(ルール)って何のためにあるんですか! 法を知らないカスミさんたちが弱者で、悪徳業者たちが賢い強者だと言うんですか! 弱者は悲惨な目に遭うしかないんですか!」
と、田村くんは泣きながら大野先生に食ってかかるのね。大野先生は、
「わからん…じゃがそれがワシの知っとる世の中の現実じゃ…ただ、もしあの娘がワシのところへ依頼に来とれば、ワシはあの娘を全力で守っとったよ…」
と、寂しい顔で言うの。
「あの娘の不幸は、ワシらに相談することを知らんかったことじゃ」と。
結局、田村くんはカスミさんのために流した涙が評価されて、事務所に入所することになるのですが…。

おおのぜんぜいぃぃぃ〜〜〜!!! その通りであります…!

だからね、やっぱり無知はよくないんだ。
知ってるか知らないかだけで、こんなに差が出てしまうんだ。
わたしは、絶対無知になんか屈しないぞ…!

というわけで、この辺の漫画を読みあさってるわけだけど、一つご注意いただきたいのは、漫画はしょせん漫画であって、入り口に過ぎないのです。
だから、漫画の内容を鵜呑みにしちゃいかんのです。
それと同じように、「それボク」の中の須藤弁護士は、そのままぶぶたん、というわけではないのです。周防監督の言葉を借りると、あくまで「イメージを与えた人物」。
だから、「それボク」自体がスッキリしない終わり方だからって、物語はあそこで終わりじゃないのです。
ここから、様々なところへ続いてゆくのだと思います。

あ、最後に純粋な映画の感想。
佐田さんの判決が出たところで、泣きそうになりました。
もーなんか、世の中理不尽なことばっかだ! と思って。

Comments [2]

ぶぶたん samedi 27 janvier 2007 12:26 AM
映画見てくれて本当にありがとう!嬉しかったよ。
すっきりしない、言ってる意味がわからない、挙げ句に結論までひどすぎない?!。。。本当にこれが裁判の現実だと思います。わかりやすく、皆が納得する話ではなく、「現実ってこんなことになっちゃってるけどいいの?」これが周防監督が表したかったことなんだと感じます。また、これだけ本当の裁判を描けたのは監督の取材の緻密さ、物事の洞察力などの力量の賜物だと思います。他の映画、ドラマの裁判は全く現実離れしてると感じるから。
それから新米弁護士役はモデルはいないといっていたからね。ただ、キャステイングの段階で、どの女優さんかというところで、「固い」「バリバリ出来る感じ」より「とっつきやすい」「抜けた」的なイメージがあったのかもね。
それはおいといて、制服不潔の話、大爆笑。覚えててくれたなんて。私は汗かきだからそう思ったんだね。
また色々話したくなりました。
すいー mardi 30 janvier 2007 08:00 PM
ぶぶたんこそ、長々と読んでコメントくれてありがとう!
緻密な取材、それはとても実感しました。よくある裁判ものに比べて本当にリアルで、だからこそわたしたち一般人にはわからないことが多くて、観終わった後にも思い返して小首をかしげたくなるようなシーンがいっぱいありました。
おかげでつい、夫婦で熱く議論を繰り広げてしまったよ!
新人弁護士の「とっつきやすい」イメージは、ぶぶたんからの着想なのかな?いつかぜひ、ぶぶたんの弁護をこの目で見てみたいです。

制服の話は忘れられないよ、とても新鮮だったもん。
当時、後でわたしもすぐに「ぶぶたんは汗かきだからそう言ったんだろうな」って気付いたけど(部活やってればわかることだよね)、実際その場にいなかった人には想像しにくいことなのかもね。
ま、だいちゃんもすごい汗かきだけど、衛生感覚破綻してるからなー彼は。比較対象にならん…。
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