mercredi 27 décembre 2006 22:27
8ヶ月検診/敗北
28週と2日め、いよいよ8ヶ月に突入。安定期ももう終わりなせいか、頭痛と胃痛と吐き気と鼻水で、ぐだぐだの体調です。
朝早い検診のために満員電車に乗るのが辛い。息苦しくて倒れそうになった。こんなの久しぶり。
胃痛と吐き気は、まるで胸の中に重たい石がごろんと転がってるよう。
鼻はかみすぎて、ガッサガサ。鼻血が出るのも時間の問題のようです。
本日の検診結果。
子宮底長29cm、腹囲99cm。1m超えももうすぐだ。
浮腫・尿蛋白・尿糖、全てマイナス。
早産の兆候はなく、胎盤の付きも問題ないので、今まで通りに過ごしていいとのこと。
ただ、血圧141/85・心拍数118と異常に高いので、心電図を撮らされた。
結果は、精神的にドキドキしてるだけで、不整脈などはなかったです。
落ち着かなかった理由。
それは…
わたし、男腹でした。
楽しかった女子妄想の日々よ、さよなら。
名付けの楽しみよ、さよなら。
たくさん目をつけておいた可愛いワンピースも、全部さよなら。
わたしはこれから可愛くもない男の世話で、人生を終わってゆきます。
さんざん見た男の子の夢は、予知夢だったのか正夢だったのか…ほんとに、自分への呪いは面白いくらいにかかるなぁ。
今日はまず朝一で、経腹の超音波検査をやったのです。
そこで、男子だと告げられたというわけ。
医師の口から出てくるまでは、女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女
と、念を送っていたのだけど、自分でもモニタを見ながら、「もしや…もしやこの突起物は…」と何となく嫌な予感がしてた。
そしてその通り医師に言われると、大きなため息しか出なかった…。
あんまり一気に落ちたので、医師にすら「男の子も可愛いですよ〜」と慰められてしまった。
でも「はぁ」とも言ったかどうか、とにかくもうやる気しねーみたいな感じだった。
それで、その後の外診も内診もどん底のテンションで、血圧や心拍数まで乱れてしまったようです。
どんだけショックだったか、おわかりいただけるかしら。
病院にいるあいだ考えては泣きたい気持ちになり、ついに夜には号泣。
もうニンシンやめたい。
男なんて量産してどうすんの。世の中に種付け用が一人いれば十分なのに。
病院内でも帰り道でも、男の子の子供に目が行くようになったけど、どうしてああも可愛げのない子ばっかりなの?
可愛くないし、すぐ調子乗るし、乱暴だし、バカだし。
もうこれはやっぱり無痛分娩しかないと思って、助産師さんにも医師にも、「絶対、無痛分娩がいいんです」とハッキリ念を押しておいた。
男なんかにかける労力はねぇんだよ。
念のため言っておきますが、これはあくまでも個人的な好みの問題ですからね。
どんなに「男の子も可愛いもんだよ」とか「男の子はこういうところがいいよ」とか言われても、
「はぁ、そう思える人にはそうなんでしょうね、でもわたしはいいと思えないんです」
===糸冬了===
そういうこと。
価値観の相違はいかんともしがたいのです。
なんだかだんだん自分が惨めになった。
周りでは女の子ばかり産まれてて、みんなは可愛い女の子を産むのに、わたしは可愛くない男の子しか産めないなんて、やっぱりわたしは人と同じことをしようとしても、必ずケチがつくんだ。
思い通りになんかいかないのに、普通のことをやろうとした自分がバカだった。
男の子を産んだ友達が全くいないわけでもないし、友達の子は素直に可愛いと思うよ。
でも、だってそれは産んだ人が可愛いんだもん! 致命的だー。
すごい落ち込みようだけど、今はとにかく好きなだけ落ち込ませてください。
しかもフュミ澤先生には、「薬を飲む時間をコントロールして何とか母乳で行けないか」という提案をしてみても、薬の種類によってはそれができるけど、わたしの薬は基本的に授乳禁止と決まっていると、すげなく言われてしまった。
母乳を通した子供への影響がいつ出るかわからない、極端な話、その場では出なくても、大人になってから出るかもしれない、そういうことも言われた。
そんなん、五体満足に産んでやった後のことなんか知ったこっちゃねーよ!
と、正直、男ダメージによる低テンションでは思ったりもしたが、その影響というのが手などが震える(先日お話した遅発性ジスキネジアのこと)とからしいので、その辛さを他人に科すのはさすがに申し訳ないな、と諦めるしかなかった。
もういいよ、搾乳するから!
体調悪のところへ精神的なダメージも受けて、気管のあたりまでやられてしまったようです。咳出てきた。
ほんとに泣き出すくらい男の子は嫌なんだけど、産む選択をした手前、何とか前向きに捉えられるようにしてみよう、という気持ちはある。

超音波検査で見せてもらった、3Dの映像。8000円取られたけど。
こんなの見れば、さすがに可愛いと思えなくもない。お口のあたりをこちょこちょいじってやりたくなる。
現在の体重は1135gで標準。心配してた薬の影響(催奇形性)も見られないそうです。
見てる間中ずっとあくびしたり、お口をパクパク動かしてたから、「すいたんみたいにお喋りになるよ」と言われた。
わたしがお喋りできるのって限定的なんだけど…つうかお喋りな男なんて嫌だぁ。
でも、この子の右手、おでこに当ててるでしょう?
これ、わたしの寝るときのクセなんだよね。まだこっちは心構えができてないのに、勝手に似るなよー!
周りにも女の子だって言われてたし、何だかんだ言って女の子だろうなと思って、男の子の名前なんてちっともマジメに考えてなかったよー。

吹吾(ふいご)くらいしか。
玄人受けしそうな、ナイスセレクトだと思うんだけど、ダメかしら。
まーとにかくポジティブに受け止めようという気はあるので、もう少し時間をください…。
だいちゃんは、お顔を見たことですっかり頭切り替えてウキウキしちゃってます。
ずっと女の子だって言ってたくせに、変わり身の早いやつめ…!
Comments [2]
ああー、性別の希望って、ありますよね、、。うまくやっていける自信がねーよ!って思ったりしますよねぇ。なんというか、妊娠ってほんと思う通りにいかない、それなのにいろいろ辛い、、みたいに思っちゃいます。
にしても3Dはすごい。やったことなかったですが、こんなにきれいに見えたら、なんだか本当に不思議な気分になってしまいそうです。それにとてもかわいいお顔です。
3Dはその場で「見てみます?」て聞かれたから「はい」て言ったら、こんなのだったの〜。
臓物程度にしか感じてなかったものが、すでにこんなにはっきりとした顔を持ってるとは!お腹の中の動きと映像もリンクしてて、なかなか興味深いですよ〜。2人目のときはぜひ!
でも会計で明細見るまで値段わかんなかったから、お財布に余裕があるときにした方がいいかもです〜。