samedi 25 novembre 2006 21:59
肉襦袢脱ぎ去りてぇ
パンクなタイトルだわ。ニンプ、飽きた。
だってここ数年、こんなに長いインターバルで頑張るなんてことしてこなかったんだもんー。
できるだけ目標を手短に設定して、何とかやってきたのに。
10ヶ月は長いよ〜、今やっと半年。あと4ヶ月もある!
アクティブな妊娠生活を送りたかったのに、ちっとも思うようにいかなくて。
体はどんどん丸くでかくなっちゃって。
体感としても重いが、見た目にもかなり重々しい。
ただ、ひとつだけ発見があった。
実家の女衆の中で一人だけ、どんなに太っても上半身だけは華奢というか貧困だったわたしなのに、妊娠してからというもの、腹や腰周りよりも顔・首・肩・二の腕・そして胸と、上半身に主に肉がついている。
この肉襦袢をまとった体をもってしてやっと、「あぁ、やっぱり血のつながりがあるんだなぁ」と思った。
そんなんどうでもいいんじゃ!
今さら血族との共通点なんか、体で知らなくてもよーわかっとるわい!
でも生物の雌として成熟しきるのに、妊娠という過程が必要なんだなぁとはしみじみ思った。自然の摂理なのね、この体は。
ただ人間の場合、必ずしも成熟するのがいいとは限らないからな〜。
未成熟な衝動も悪くないし、成熟ちょっと前の危うさだって魅力的。
しかしこの体、産後の母乳も出さなくなったら、ほんとに元に戻るもんなのかね〜。
ちょっと前まではさっさと産んでスッキリしたい! と思ってたけど、だんだん産後の生活をリアルに想像するようになってきたら、産んでもいないのに産後うつが容易に想像できた。
うつだわー、それは鬱々とするわー。子供服やヤフオクにハマる人の気持ちわかるわー。
そんなわたしの心の揺れ幅も知らず、日々胎動は強くなる。
どかんどかん動くっていうのは、これはやっぱり「元気がいい」と思っていいものなのかね?
腹の中の人は耳が聞こえていようと、脳みそはまだ複雑にできてないだろうから、暇を感じるようなことはないのかな。
一日何時間寝てるんだろう。飽きないのかな。
最近お出かけするたびに心配になるんだけど、もしズゾンやララァちゃんが暇を感じてしまうなら、お留守番はどんなにつらいだろうかと。
わたしは何回か寝たきり生活をしたことがあって、でもわたしは高等な生き物なので暇を感じてしまうから、「何もしないつらさ」が時に「何かをするつらさ」よりつらいことがあるってことを知ってるんだよね。
どうか腹の中の人やゾンやラが、暇を感じてくさってしまうことがないように。

(すね毛きたなくて失礼)
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