lundi 01 novembre 2004 17:53
分裂
catégorie: 万年思春期的思想

「毎日毎日、習慣のレベルだけど何かしらあって、
それを一つ一つこなしているのに追われているあいだは、
薄れてしまってゆくものがある。
だけど視線を感じて気付く。考えなくちゃいけないことがあることを。
やらなくちゃいけないことがあることを」
「それはそうかもしれないが、でも、あなたには
あなたの人生を楽しむ権利がある。そうでしょう?」
そう。そのとおり。
わたしには自分の人生を、手を加えて、ときには怠けて、
うまくやっていく、彩りをつけてゆく権利がある。
だけどね。
とてもとても大きな喪失、分裂したものはもう二度とは戻らない、
なのに、わたしの人生は幸せなものと言えるかしら。
細胞は分裂を繰り返しながら新しい細胞を作ってゆくのに、
わたしもニュメロも分裂したままで、何もかたちを成してない。
だって、分裂した破片をかき集めることすら、
まだ終わってないんだもの。
声と。光と。文字と。
あぁ、どこまでかき集めたかすら忘れてしまったみたい。
Commentaires