lundi 19 novembre 2007 19:47
カーサ・デ・バンビーニ説明会へ
catégorie: 人を育てるということ > あそぶ・しる・まなぶ
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それはさておき、この土曜日、保育園の説明会に行ってきました。
と言っても、公立ではなく。
と言うのも、うちの場合、所得税から保育料を定められる公立の保育園では、私立の保育所と大して変わらないことがわかったから。
公立なのに、なんでそんなに払わなあかんねん! しかも、希望したところ(=近いところ)に入れる保証もないし…と、なんだかものすごく納得がいかないので、せいぜい納得できるところを探してみたのです。
すると、片道20分ちょっとのところに、子どもの家(Casa dei bambini)があったのでした(※ここは東京都の認証保育所でした)。
カーサデバンビーニの考えは、だいちゃんとわたしの考えに近い。しかも保育料も、うちの場合なら公立の保育園と変わらない。私立の保育所の相場からしたら、破格。おお、さすが元は、貧困家庭の子供たちのために作られた家だ。
安くて明確な教育理念があるなら、こっちの方がいいんちゃう? と、気軽な気持ちで説明会に行ってみたのですー。
が、このへんのママンとベベにはもれなく外車とマクラーレンがついてくるので、全然そんな感じじゃないわたしは、もしそんな人ばかりだったらどうしよう、つうかみんな紺色スーツだったらどうしよう…と、直前に青ざめたりもしたのですが(遅い)、その実は、かわいらしい園内でにぎやかな園長先生のお話を聞くだけという、大変肩肘の張らない、アットホームな説明会でした。だいちゃんせっかく、革靴履いて行ったのにね。脱いじゃったね。
自発性、想像性、創造性を、あくまでも本人自身が育て、周りは(わたしたち親も含め)それを援助する、という姿勢には共感するので、さっそく入園申し込みしてみました。
0歳から3歳までの縦割り保育で、まず初めにやるのが布おむつでのトイレトレーニングらしい。人間が人間らしく生活するためには、まず自分で下の処理ができるようになるべきだ、という考えがあるそうです。にゃるほど。わたしは布おむつ奨励派なので(挫折したけど)、これには納得です。
英会話教育もやります。最近は公立でもやってるみたいだけど、そもそもプリスクールに入れようかと思ってたくらいなので、これはうれしい。プリだと英語が目的になっちゃいそうで、それはどうかなと思ってたんだよね。あくまでも言語はツールであってほしいので、生活の中の一環としての英語、よいじゃないですか。
外国の子ちゃんやハーフちゃんたちを受け入れているのも、よいと思います。土地柄、外国の方は多いですが、説明会にもイタリーミックスのご家族が2組来てました。ま、カーサデバンビーニがイタリー発の教育だから、当然かもしれないが。でも、多国籍な環境はよいよね。うらやましいくらい。
そしてそして、食事に気を遣ってるのが何よりよいー。園で作る給食の献立は和食中心で、おやつもすごくおいしそうだった。家にいるより、確実にいいもん食べられるね。
白を基調とした室内も、置いてある教具も、ぜ〜んぶかわいいんだよねー。写真撮りたかったなー。
公立の保育園みたいな園庭はないけど、近くに広い土の公園はあるし。
あーわたしが通いたいくらいだよ。
十分な教育を受けさせることは、子を持った人間の義務だと考えてる。
だから、よくある大家族モノ(特に離島とかの)の親って、お受験お受験した親と何が変わらないだろうと思う。どっちもエゴだ。自分が見たことのない景色を安易に否定して、子どもの道を狭めるのっていくない。
かと言って、十分な教育ってのと、お受験は別物だと思ってる。少なくとも、うちは。同じだと思ってるご家庭もたくさんあるのは知っているけれども。
根本的にうちのスタンスは、「ないよりあった方がいい、あるなら多い方がいい」なので、同じようなものならメリットが多い方を選ぶってこと。今回の公立保育園とカーサデバンビーニの比較は、そうやって決めた。
で、ちょうどカーサデバンビーニを卒園する頃には幼稚園の3年保育が始まり、たまたま評判のいい幼稚園がごく近くにあるので、じゃーそこでいいやと思ってる。ここはカトリックなんだけど、宗教色はそれほどでもないらしい。それがいい。ここの子でお受験に通ったらそれは実力だ、と言われるくらい、受験は奨励してない幼稚園。それがいい。それに、ものすごく広い園庭があるの。やっぱり子どもには、走り回れる環境はあった方がいいと思う。
その後も「ないよりあった方がいい、あるなら多い方がいい」というスタンスで行く過程だと、もしかしたら必然的にお受験する機会もあるかもしれないけど、初めからそれを目標とはせず、損がなければやってみてもいいんじゃない、やってもだめなら別の方法があるんじゃない、とか、柔軟に物事を考えていけたらなーと思ってます。
もともとは自分がこういう柔軟な感じじゃないし、親もそうで、だからそういう人生を歩めなかったので、柔軟なことしてみたかったの。
ただ、このカーサデバンビーニも近所の幼稚園も、こういうスタンスなだけに、お受験対策と勘違いされやすいそうで、一部のそういう方たちがセレブ度を上げてるらしいのだよね。困ります…。
ま、もちろんこのカーサデバンビーニも今はいっぱいで、早くても4月入園になるだろうけど。
うーん、その間どうしよう。仕事始まっちゃったのに。
でも、その頃には1歳だし、念願の自転車通園ができるぞ。
今、ついに自転車欲しくてしょうがないんだよねー。車の腕がまだまだだから。でもこれから寒くなるし、暖かくなってトマが1歳になるまでガマン。
だって欲しいのは、電動自転車なんだもーん。(もともと欲しかったのー)

託児所ではなかなかまだ他の子と交流がはかれなかったのに、説明会の後のバスケオフで同級生の子たちとたわむれて、だいぶ慣れた(っぽい)トマ。
またひとつ、成長しました。やはり刺激は必要だねー。
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