samedi 12 mai 2007 23:03
上手いかわし方求む
catégorie: 泡の中の、ある日

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郵便局で隣りに座ったおばあちゃんが、トマを見て「何ヶ月ですか?」と聞いてきた。
答えると、「これからいい季節だからいいわねぇ。母乳は出るんですか?」と聞かれた。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
ほんとに聞かれるんだぁ。初めてだ。
めんどくさかったから2ちゃんの嘘ぷー!の人にならって、「はい」って言ってみた。
そしたら、「まぁ、それは幸せですねぇ」だって。
おばあちゃん、勝手に不幸せの烙印押さないでくださいよ。
ううん、違うの。仕方ないの。
だっておばあちゃんは、そういう世代の人だし。
だっておばあちゃんは、わたしが「はい」って言ったから、「それならいいわねぇ」って意味でああ言ったんだもの。
「はい」って答えたわたしがまさか、本当は完全ミルクだなんて、つゆも思ってないんだもの。
だから、母乳=幸せ、母乳じゃない=不幸せ、そう思うのは、わたしがうがちすぎてるだけ。
おばあちゃんは、悪くない。もしかしてわたしが素直に答えてたら、ミルクの良さに同調してくれていたかもしれないし。
うーん、ものの言い方や人となりで、こうも印象が分かれるとは。とてもこのおばあちゃんをババァと蔑もうとは思いませんでした。
しかしねー、これは結構ナーバスな問題かも。
早いとこ上手いかわし方を取得しないと、そんなつもりはなかったのに、いわゆるミルク差別問題に追い込まれてしまうかも。
それにわたしはやっぱり、適当に流すにしても、嘘をつくのは向いてないし。
その日の夕方、買い物先のエレベーターで一緒になった中年のご夫婦が話しかけてきた。
「何ヶ月ですか? これからいい季節だからいいねぇ」
みーんな、おんなしことばっか言うのねぇ。赤ちゃんがかわいいからつい話しかけちゃうけど、ほんとは特に話すことないから社交辞令を言ってるだけ、なのかな?
でも奥さんの方が言ってきた。
「もう外に出てもいいんですか?」
ちょうど着いたので早足で降りながら「えぇ、まぁ、はい」と適当に答えて去った。
あれは絶対続きが「昔はねぇ」って来たな。そういう表情だった。
こんなちっちゃいの連れてるの、よく思わない人ってまだまだいるんだよね。保険師さんには外に出ろって言われてるのに。
あの奥さんはわたしにとって、ババァ予備軍だね。ほんと、こういうのって相手によるのね〜。
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