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ルーヴルやその他もろもろのお話

catégorie: パリ、みつけた。J'AI RETROUVÉ DES TRÉSORS À PARIS!
パリでの新しい一週間が明けました。満喫しきってのんびりすることを楽しみすぎてしまい、徐々に朝起きるのが遅くなってきています。だめだこれじゃ! 日本にいるのと一緒じゃないか!


さて今日はルーヴル一日探訪の日です。なのに寝坊ですよ…これはかなり早足で見て回らないと。
朝とお昼を兼ねてPalais Royal周辺で食べようとウロウロしていたところ、なんと「ひぐま」を再び発見! 「Lâmen Japonais HIGUMA Palais Royal ラーメンひぐま パレロワイヤル店」とあります。い、いつのまに2店めが…しかもSaint-Honoré通りに出すなんて、儲かってんだなぁ。パリのラーメン屋は高かろうがまずかろうがお客が入るいい商売だと聞いてはいましたけど…。というわけで、思わず入っちゃいました。お店の中はSainte-Anne通り店とは比べ物にならないくらいキレイ。パリへ来て食欲が異常に増しているわたしは、天丼を頼んでみました。
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かなり甘い味付け。ちょ、ちょっと汁が多すぎて最後の方はツライかも…。
mon mariはカツ丼です。
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実はですね、mon mariはSainte-Anne通り店では味噌ラーメンを食したのですが、わたし味噌ラーメンを普段からあまり食べなくて、「ひぐま」の味も知らなかったので何も言わなかったのですが、まんま「味噌汁にラーメン突っ込みました」な感じだったのです…そもそもの味噌ラーメンの解釈が間違っているようです。そんな悲しい思いをしたmon mariでしたが、カツ丼は当たりだったみたいで、ホッとしました。

Sainte-Anne通り店と比べて日本人客が多かったのですが、ときどき団体でテーブルを囲んでメニューをあれこれ見たのち店員に、「スシはありますか?」などと素っ頓狂な質問をして2軒お隣りのお寿司屋さんに誘導されるスペイン語圏の方々や、カップルで来ては日本ツウの彼はおいしそうにラーメンをいただいてるのですが(しかし音は立てず)、彼女の方は焼きそばを頼むも箸が使えずフォークを頼み、野菜ばかりつまんで食べて麺は一口二口でフォークを置いたりしているフランス人たちの光景も見られました。ていうか日本人ですら中華料理屋で焼きそば頼むって微妙ですよね。夜店のほうがおいしい気すらしますもんね。

そしてトイレもSainte-Anne通り店よりは「比較的」キレイでした。ここでちょっとわたしなりのトイレ考を。
街中にゴミが散らかってようが犬の糞が転がってようがちっとも気にならないフランスクオリティなわたしですが、トイレだけは日本の神経質なまでの清潔さがあるほうがいい…。海外に来るといつもこれを痛感します。フランスはさすがに和式は見かけませんが、今回の経由地のクアラルンプールの空港のトイレは和式な上に、バンコクでも見かけた流すためのシャワーホースがあったんです。これはかなり抵抗がありまして…。和式文化圏の方々には普通のことでしょうから失礼にあたるかもしれませんが、日本人でも生まれてこの方洋式文化に育った身としては、どうにもこうにも、生理的にだめなもんはだめなんですねー。子供の頃、尿道から侵入して人体を蝕み、死に至らせる虫がいるというのを本で読んだこともあり、あまり清潔でないところに大事なもんを晒すのには恐怖感があるのです…つうか、何の本を読んでるんだ。

パリのお店のトイレは基本的に地下にあることが多く、暗かったり(電気を点けてものんびりしてると突然消える)、サニタリーボックスは常に満杯というか、溢れ出てます。ユーロディスネイ(パリ郊外のディズニーランド)のゴミ箱も満杯なくらいのお国ですので、まぁそれが普通なんでしょうね。そして個室のドアもよく壊れています。一度閉じ込められてしまって、「Ouvrez!(開けてー!)」と言いたいのを間違えて、「Oubliez!(忘れてー!)」と叫び続けたことがあります。そばにいた方にちゃんと助けてもらえましたが、いやぁ赤っ恥をかきました。その他、水道の蛇口が壊れてるのも当たり前。ちなみにメトロにある自動販売機も、たいていどこもÇa ne marche pas(故障中)。それがフランスクオリティ。そんなことにはもう慣れました。でも体内に虫が侵入してくるのだけは勘弁です(注:これはジャングルなどの話だったように記憶してます。市街地ではありえないはずなのでご安心を。だからどんな本を読んでる子供だったんだよ)。

そういえばおトイレおばさん、と言うのかどうかは知りませんが、お金を払って入るトイレをだいぶ見かけなくなりましたね。シャン・ド・マルス公園の地下のトイレでは常駐のお姉さん(トイレに常駐…)に0.4ユーロほど払わなければならなかったんですが、男女共同でわたしが入った後に続けて男性が何人か入ってきたので、わたしもビビリましたが、mon mariが泣きそうなくらい心配してました。そしてわたしはいまだに街中にある有料トイレには怖ろしくて一度も入ったことありません。だって2度と出て来れなくなりそうじゃないですか、あれ?

さてさてかなり脱線しましたが、お待たせしましたルーヴルです! と言っても、まさか半日で見切れるわけがありません。じっくり見るには一週間が必要だと言いますし、わたしも何度も来ていますが、いまだに全ては見切っていません。時間もないしましてや芸術に造詣のあるほうでもないので、見所を絞って廻ることにしました。とりあえず、お気に入りのものをアップしますね。
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mon mariの一番のお気に入りがこれ。G.ドゥ・ラ・トゥール作「大工聖ヨセフ」です。これは連作で他の作品も飾られていますが、中でもこれが一番気に入ったそうです。この炎の光がすごいですよね。どうすれば人の手でこんな色を出せるのかとただ驚くばかりです。
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わたしのお気に入りはこれ。タイトルも作者名も失念してしまいましたが(あぁ、芸術を解せないのがばれる)、この肌の色ったらどうでしょう。こんな可憐な顔立ちに生まれたかったです…。
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ナポレオン3世の宮廷を再現したもの。こんな食堂で食事をしたい! と言ってみたら、「端から端まで声届かないじゃん」とmon mariに冷静に突っ込まれました。そ、そうね、昔はどうしてたんだろう…。
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5年前、共に「恋と歴史の旅」を敢行した友人へ捧げます。見てますか、ナポは元気でしたよ。ていうかデカすぎて写真におさまりきれませんでした。
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そしてモナリザです。フランスではLa Joconde(ジョコンド)と言います。「純粋な人」という意味なのだと、以前語学学校のprofesseurに教わりました。たまたま数ヶ月前にビートたけしによる企画だという、2枚目のモナリザを探す番組を観ていたのですが、最近になって日本テレビからの援助で展示室が改修されたとのことだったので、もちろんその番組のことでしょうねー。
ジョコンドは昔、盗難に遭ったことがあります。犯人のイタリア人の男はダ・ヴィンチの弟子がフランス国王に売ったことを知らず、イタリアの宝を連れ戻したのだと真面目に語っていたそうです。当時は容疑者として詩人アポリネール(うー、大学の授業がよみがえるわ)が逮捕されるなど、ちょっとしたセンセーションを巻き起こした事件だったそうですよ。そのせいか警戒はかなり厳重です。ロープが張られているのは仕方ないですが、ガラスケースの中では、せっかく写真に撮ってもこんな風に反射してしまって、魅力半減ですね。わたしは子供の時分はこの絵、怖かったですけど。夜になったら絶対目動きますって。

あと今回、ちょっと面白いものが見れました。
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修復中の作品たちです。ときどき白衣姿の方を見かけますが、かっこいいですよねー。特に知的な感じの女性が白衣に身を包んで一心に作業する姿などは憧れちゃいますね。

最後に2点ご紹介。
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この人。いつもこの人に目を奪われます。だっておかしくないですか? なんでこのポーズ、なんで頭に星?(失礼だなー、我ながら)こちらもタイトルと作者名はいつも忘れてしまうのですが、何となく自由の女神像と関係のある方なんじゃないかと思っているのですが、どうでしょうか。
そして作者不詳、「フィリップ・ポの墓像」よりこの方。
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こっ、怖いよぅ。夢に出るよ、うなされるよぅ。

帰りにまたまたPyramidesへ立ち寄り、フランス一号店だというスタバでお茶を。用意ができたら呼んでくれるためにカップに名前を書いてくれるのですが、「Mégumiです」と言ったら、こんな風に書いてくれました。
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MÉÏQUMIですよ。そーんな難しく書かんでも…。フランス人にメグミという名前は難しいらしく、スペルも発音も予想もつかない展開なようです。わたしは旧姓も日本でも珍しい苗字だったのですが、昔、友人のステイ先のマダムに名前を教えようとしたら、「もうやめて! これ以上わたしを苦しませないで!」と大げさにパニクられたことがあります。自分の手に負えないことが起こるとすぐパニックになるフランス人。そんな彼らが愛しいです。

今日はなんだか余談ばかりになってしまいました。パリ生活が快適すぎて、ついいつものペースになってますが、アメリ好きなみなさんのお口に合うかどうかが心配なところです。
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