mercredi 13 juillet 2005 16:26
凱旋門からルーヴルへ
catégorie: パリ、みつけた。J'AI RETROUVÉ DES TRÉSORS À PARIS!
パリの朝は遅い。
10時近くなっても日が昇らず曇り空で、日中の気温がウソのように寒いのです。
日本ならもうみんなバリバリ働いている時間でも、ここではお店の開店も遅いし、酒瓶を持った赤ら顔の酔っ払いもうろついています。
10時近くなっても日が昇らず曇り空で、日中の気温がウソのように寒いのです。
日本ならもうみんなバリバリ働いている時間でも、ここではお店の開店も遅いし、酒瓶を持った赤ら顔の酔っ払いもうろついています。
朝ご飯はまたコントルスカルプ広場のカフェで。

特に有名店というわけではなくてもパンはいつもおいしい。
そして寒い朝には甘い甘いchocolat chaud(ホットショコラ)がぴったり合う。ショコラを飲むと本当に幸せな気持ちになります。元々かなり甘いのですが、たいてい角砂糖がついてきて、フランス人たちは砂糖を入れてたっぷり甘くして飲む人もいます。昔、パリジェンヌの友人の中には砂糖をそのままガリガリ食べてしまう子もいました。ツワモノ...。
昨日は月曜なのでお休みだったんですが、火曜日から土曜日までは近くのムフタール通りに常設のマルシェが立つので、一駅向こうのメトロに行くあいだ、のんびりパリっ子たちのにぎわいを感じてみました。

これは通りの出口付近。果物がとてもおいしそうな香りを放っていました。キロ単位の値段が出ていますが、1個からでも買えます。
ムフタール通りの出口から近いCensier Daubentonというメトロの駅でCarte Orangeを購入。

これはいわゆる定期券で、一ヶ月用と一週間用があります。わたしたちは一週間用(Hebdomadaire)を買いました。月曜から日曜まではメトロ(わたしたちが買ったのはゾーン1から2まで)が乗り放題です。写真は日本から用意していってもいいですが、どこのメトロにもたいていスピード写真があるので、アメリ好きなら使ってみては? 操作は簡単、日本とほとんど同じです(出てくるのは遅いけどね)。今日は窓口のお姉さんが親切にも写真を切って貼ってくれました。見事なほどいびつでしょ。それがフランスクオリティです。
5年ぶりのメトロは大きなカラフルな広告も、薄暗い連絡通路も、そこで音楽を奏でる人たちも、まったく変わっていなくてとっても懐かしかった! 変わったといえば次発、次々発の電光掲示板ができてたことかな。パリのメトロは本数が多く、ホームに出ればすぐに来るので時刻表などは見たことなかったのですが、日本みたいに少しせっかちになったのかな?(後ほど気づきましたが、この残り分数、あまり正確ではないようです。それもフランス…)
お昼前に目的地のAlma-Marceauに到着。5年前はすぐ目の前のアルマ広場に、この下のトンネルで事故死したダイアナ妃(アメリではリュシアンがレディディ、レディディと言ってガラス男に怒られてましたね。フランス人はダイアナ妃をレディディと呼びます。Lady Diってことです)を祀って花束や写真がたくさん置かれていましたが、今はもうすっかり撤去されていました。
セーヌ河岸へと下ると、Bateaux Mouchesの船着場があります。バトームーシュはおのぼりさん向けのセーヌ河クルーズの中で一番有名な会社です。パリの観光をするにはまずこれからということで、わたしは初めてパリに来た人を必ずこれに乗せてあげることにしています。
もう日差しがかなり強くなってきていましたが、河の風がとても気持ちいい。パリの主要観光名所をまとめて見れるので、mon mariははしゃぎまくって写真を撮っていました。

多すぎてとても載せきれないので、厳選した一枚を。フランスがアメリカに贈った自由の女神のミニチュア版。後ろにはエッフェルがそびえ立っています。
バトームーシュを降りるとシャンゼリゼへ出てランチ。

Brioche Doréeというチェーン展開しているお店のクラシックムニュ。サンドと飲み物、デザートつきで7ユーロくらい。テイクアウトなら少し安くなります。パンはやっぱりおいしいんだけど、デザートのケーキはかなりこってりした甘さでボリューミー、おなかがパンパンになりました。それにしても相変わらずパリは物価が高い...特に食費が。
食後は少し引き返してまずは凱旋門へ。今日はここからルーヴル美術館までの定番中の定番コースをガシガシ歩きました。もうクタクタです。でも街中に公園がたくさんあるし木陰は涼しいので、疲れたらベンチに腰かけて小休止。それもパリならではの憩いです。
では、mon mariが撮った写真をご紹介。


凱旋門の下と上からの眺め。奥のほうに小さくサクレ・クールが見えます。

コンコルド広場のエジプトから贈られたオベリスク。この広場はルイ15世広場、革命広場と名を変えて今のコンコルド広場になりました。革命時に1500人近い人がギロチンで処刑されたのはここです。周辺にはスタンドが設置されていましたが、これは革命記念日用かな?

テュイルリー公園は昔宮殿があったところ。とても広大な公園で、夏には移動遊園地がやってきます。ルーヴル側の端にはカルーゼル凱旋門があります。

ルーヴル美術館前のピラミッドは有名ですよね。このときはすでに閉館してました。ルーヴル観光はまた別に一日設けようと思っています。

ルーヴルからカルーゼル凱旋門、オベリスクを経て凱旋門まで一気に見渡せます。
この時点ですでに8時近く。日はまだまだ落ちず、かなり暑い。
アパルトマンの近くでお買い物をして帰宅。夕飯はこんな感じでした。

豚肉のスパイス焼きは骨があちこち残ってるのがルーズなフランスっぽい。わたしは冷凍の地中海風鶏肉と野菜のトマト煮込みをいただきました。安上がりながらなかなかいけますよ。
肌の乾燥対策はしっかりやってたのですが、日焼けもあって唇がひどくカサカサになってしまったので、モノプリでリップクリームを買いました。

チェリー味がおいしく、ほんのりどころかきっちり色がつくあたりもフランス風です。
今日は本当に疲れたので、明日は少しペースを落として歩いてみようと思います。
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