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かんとりーろーこのみーちーずうっとーゆけばあああああ

catégorie: ご報告
というわけで、わがふるさとが町おこしをするそうです。

町おこしって…腐っても東京なのに…!
中心になってる多摩大学ってのは、わしが中学くらいのときにできた比較的新しい大学で。
新しい大学らしく経済とか情報に力入れてるようなとこで。
でもレベルはあんまし高くありません。多摩市に頭のいいガッコは高校、大学含めて
ほぼ皆無といってよいでしょう。田舎だからね…。

ちなみにここの付属の聖ヶ丘高校てのも同じ頃にできた学校ですが、
一期生か二期生くらいにゴクミさんが通ってらっしゃいました。
あ、聖ヶ丘はそこそこ頭いい高校でしたよ。多摩市には珍しく。
でも大学も高校も山の上なので、駅からスクールバスで行ってたみたいです。

ほいでカントリーロードなんですけれども。
わたし自身は宮崎アニメの中でも一番素朴で好きな映画で。
あの思春期特有の青い迷いやジレンマや恋が見事にツボなんですけど、
それはもちろん、舞台になっている景色が
自分の見慣れたものだからっていうのも大いにあると思います。
自分が体験したものだからか、思春期の心の揺れ具合には、
郊外の街の景色がよく似合う気がする。

でも実際はねー、ほんとに郊外郊外した、よくある街だと思いますよ。
駅前だけが拓けてて、ちょっと行くとなーんにもない。
それでも最近はだいぶ変わって、田んぼもほとんどなくなったみたいだけど。

映画の中でくねくねした坂道(実際にはいろは坂といいます。うちの兄は小学生のとき、ここで原付にぶつかられて事故りました)を登って行くと、
雫ちゃんのお父さんが勤める図書館がありましたが、実際はその場所にはなーんにもありません。
ただえんえんと曲がりくねる坂があるだけで、それを登ると古くからある
高級住宅街が広がっているばかりです。
わたしはこの坂をスクールバスで上がって幼稚園に通い、
この高級住宅街が広がる丘の下にある小学校に通っていたため、
この丘の上(地名はそのまま桜ヶ丘)に住むお友だちがたくさんいましたが、
ここらへんの家はまじでデカイものが多かったっす。
でも山なので、遊んだ帰りに一人で近道して帰ろうもんなら、
自宅から至近距離で遭難をする勢いでした。舗道出たらけもの道なんだもの…。

まーでも聖司くんちは、いかにも桜ヶ丘のお宅っぽい気がします。
ああゆうステキなお家がいっぱいありました。
窓の外を見下ろすと駅前がよく見える。

大昔は海の底、明治になって神奈川から東京に編入されたということで、
小学校の校庭ではよく小さな貝殻がみつかったものでした。
噂によると京王帝都電鉄の社長が桜ヶ丘に住んでいたので、
無理やり線路を引っ張ったということらしいですよ。
確かにそんな無理やり感漂う路線図をしています。
mk_map.gif
ね。
そしてこの話を人にすると、「田中角栄のようだな」と言われます。

わたしは残念ながら高級住宅街ではなく、駅から歩いて2,3分の下町もいいとこに
ずっと住んでいて、大学に入った年に今の駅から10分ほどのマンションに
引っ越したのですが、どちらも川の近くでした。

わたしにとってのふるさとは郊外のだっさい街で、そして常に川のある景色、
そしてその川というのはほとんど干上がって今にも淘汰されそうな寂しい川です。
わたしの行っていた小学校の前は支流の大栗川が流れ、
それがずーっと流れて、今の実家の裏を流れる多摩川と、
まったく離れた位置にある母校の中学校を挟んで、合流しています。
なのでわたしは都会育ちでも山育ちでも海育ちでもなく、川育ちなのだと思います。
そして勝手に小沢くんの見た多摩川に思いを重ねてみたりしているのです。

つっても実際は、美術の夏の宿題で海に行った絵を描こうと思い、
海に行くのがめんどかったので多摩川の絵を描いて、
そこにさんさんと輝く太陽と、豪華な遊覧船の絵などを描き足して
提出したりする確信犯だったのですが。
うーん、やっぱデキが違うとやることも違うな、我ながら。

そんなよくある感じの聖蹟桜ヶ丘の街ですが、意外な面で一部の人にはよく知られています。
それは、わたしが通ってもう4年にもなる病院の存在です。
その病院は戦前からあり、大栗川を挟んでわたしの通っていた中学校があります。
中学の頃はまだ保養院と呼ばれ、散歩などで患者がゾロゾロと出てくると、
教室の窓の向こうでは「あー、キチガイが出てきた、出てきた」などと
冷ややかに言われていたものでした。
まさか大人になって自分がお世話になるとはね…。

今日も東京医大でだいちゃんがわたしの通院歴を話すと、
担当した医師はよく知っている様子だったとのことです。

都内の単科病院でも大規模なものなので、知っている方はよく知っていると思います。
そしてその病棟内には、わたしが生まれる前から入院している方が
まだいらっしゃるのも事実です。

いろんなことがあった思春期を過ごした街だからあまりいい思い出はないけれども、
景色はやっぱり今でも好きだし、「耳をすませば」自体も好きだから、
町おこしでたくさんの人が来てくれたり、興味を持ってくれるのは素直にうれしい。
でも、上に書いたような事実と何十年も共存してきた街だというのも、
知ってくれる人がいてくれてもいいかな、とちょっとだけ思ったりしました。

まーとにかく一度はおいでませ桜ヶ丘。
わしは毎週帰っててちょっとめんどいとか思い始めてるが。

---
てことで、東京医大の耳鼻科行ってきたですよ。
すごく優しい先生で(つうか問診票に薬品名書かされたから、それ見て必要以上に優しかったり、ゆっくり喋ってくれた気がする)安心したんですけど、
「じゃーちょっとのどの写真撮らせてね。胃カメラよりは痛くないから」
って言ったのに! 言ったのに!!
すげーいてーじゃんかーーー!

のど診るんだからと思って口開けてんのに、鼻の穴に何回も薬吹きかけて、
それだけでも痛いのにまた鼻ん中に、ちょー細長い綿棒を、2本ずつ!!
計4本ですよ!! 4本も、しかもすんごい奥まで入れられて!!
は、鼻血出ますってばこんなの!!

しかし結局のどじゃなくて鼻からカメラ通されました…
鼻ん中通って舌にカメラ触ってんですよ…
もういてーのくるしーのなんの、号泣ですよ…!
なのに「唾ごっくんして」「ほっぺぷーって膨らませて」「いーって言って」とか、
耐えるので精一杯でアクションなんか取れませんよ…!
結局仰向け状態じゃできなかったので、猫背のように下見て丸くなったら
無事撮れたみたいでした。

診断はというと、「まだ若いから悪いもんじゃないと思うけど、こういうのは白黒つけるの難しいから、CT撮らせてね」と、
来週また行くことなりました…
そして再来週にもっと専門の先生に診ていただくようです…。

病院、行き過ぎ! もううんざりだー! 
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