lundi 19 janvier 2009 17:20
神様と電話
catégorie: 人を育てるということ > 観察記録

アイッアイッ

エェッ!?
「いつも驚いた声あげてるけど、いったいどんなびっくりすることを言われてんだろね。しかも、よくかかってくるしなー」
と何気なく言ったら、だいちゃんがさらっと「神様と電話してるのかもしれないよ」と言った。
…なるほど…。
ということは、神様からずいぶん頻繁に、何か重大なことを伝えられてるのか。
わたしたちが知らないだけで、きっと事実を知ったトマが、危機のようなものに歯止めをかけているのだろう。
うちのむすこは預言者だったのか…。
「あのでたらめな言葉が、いつどうやって日本語になるんだろう」
と思ってたけど、もしかしたらあれも、神様語なのかもしれない。
同級生の子たちは、たどたどしいながらもすでに立派な日本語を話すけれども、トマはときどき単語が混じるようになったものの、依然リスニング不可能な言語を話している。
あれは、神様と会話できる者が話す言葉だったのか…。
「子供は親を選んで生まれてくる」なんてーのは、鼻からバカにしてるわたしだけど、「子供は神様のもの」っていうのは、こういうのを見ちゃうと、それも一理あるのかもな…なんて思ってしまった。
たとえ死亡率を下げるための“おためごかし”だったとしても、彼らが確かにその時期でしか持ち得ない言語と会話能力(見るからに会話が成立してるのです)を持ってるんだということを、この目で見てしまうとねー。
そういう存在そのものが神々しく感じるからだろうなぁ。
正直、うらやましい。むしろわたしこそ、神様と直で話した方がいい人なのに。大人が神様と本気で話そうとすると、病気で片付けられちゃうからなー。
事態は逼迫してるらしく、一日に何度も電話がかかってくるようです。
最初は携帯(我が家にある何台もの携帯すべて)が多かったけど、最近は固定電話にもかかってくるようになりました。
結構、話し込んでるんだよな…わたしからも「神様によろしくお伝えして」って言ってるんだけど、ちゃんと伝えてくれてんのかなー。
しかし、我が家の神の子はいかんせんまだ新人なので、神様が一般人を装ってインターフォン越しに来ると弱いみたいです。
いつも新聞勧誘員とかNHKの徴収員とかエホバの証人とかにつかまってる。
「3ヶ月でいいんでー、お願いしますよー」
「アイ」
「えっいいんですね! じゃ、6ヶ月お願いしまーす!」
て、騙されて新聞6ヶ月も契約させられてたもん。
3年目に入る今期は、もう少し徳をつまないとね。
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