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ゾラの死と弔い方

catégorie: ゾラのこと
あ、テーマとしてタイトルつけただけだけど、これじゃもう死んじゃったっぽいな。
死んでません。とうぜん。

それどころか、こっちが命を狙われてるよ!
ネコがあなたを殺そうとしているサイン

ほとんど当てはまってるし。
家猫だから動物の死体持ってくるとかはさすがにないけど(いや、朝見かけた虫がその後見かけない、とか時々あるから、もしかしたらこっそり成敗してるのかもしれないけど)、外部との通信手段妨害なんてしょっちゅうだよ。
気付くといつも悦子状態でこっち見てるし…そうか、あれはいつ隙を見せるかを伺ってたのか…(いつも気抜いてるっちうねん)。

なんて大ウケしてたら、金スマでゼットンの死を見て、号泣してしまった。
初めはなつかなかったゼットン。徐々に心を開いてきて、一番の親友になって、新しい仲間に興味を奪われて構われなくなり、急に具合が悪くなったと思ったら、その日の晩に、1歳の誕生日も迎えずに死んでしまったゼットン。
もちろん、ネット上で見受けられる疑問や憤慨は、わたしも感じた。番組終わってすぐに腰麻痺について調べたし。2ちゃんでは放送中から実況板にスレ立ったって、どっかにも書いてあったな。
でもわたしは、あの演出を肯定できるわけではないけど、残酷だったからこそ、「生物の死」について深く考えてしまった。
悲痛な、でも小さな声で鳴きながらヘルムートの膝にあごを乗せるゼットンが、スゾンとだぶった。スゾンが、よくああやってあごを乗せるから。
目と口を開けたまま死んだゼットンは、その瞬間から「ヤギの死体」になってしまった。
死後硬直で冷たく硬くなった体は、地面からまるではがすように持ち上げられてた。死体とか遺骸なんていうより物、法的に言う「廃棄物」になってしまったと思った。もう腐臭もしてたのかな。
あー生物が死ぬって、そうだ。こういうことなんだよなぁ、と当たり前のことを思った。
特に、動物が死ぬってことは。

わたしは、死んで硬くなったゾラに、埋めて土をかけることなんてできるだろうか。
そもそもゾラが死ぬなんて、考えただけで泣きそうになる。
でも、いつか、確実にわたしより先にゾラは死ぬ。
わたしは、彼女らにどんな弔い方をしてあげられるだろう。どんなことをすれば彼女らが喜ぶか、と言うのはおこがましいので、わたし自身が満足できるだろう。
わたしはきっと、どんなに手厚く葬ったつもりでも、やっぱりすごくすごく悲しくて寂しいだろうと思う。

わたしが、ゾラを選んだんだよなぁ。
そんなにお金があったわけじゃないから、ペットショップで「どの子にしようかな」なんて余裕のある選び方をしたわけではないけど。
スゾンは確か九州の方の生まれで、どこかの店舗から横浜の店舗に取り寄せられたものの、「歯並びが悪い(アンダーショット、つまりシャクレなので)」とキャンセルされて、お手頃価格になってた子だった(それでももろもろで、4大卒の初任給よりは高かったけど)。
でもわたしは、ネットで写真見てすぐ電話して、迎えに行ったんだよね。初めて抱っこしたスゾンは、一生懸命わたしの体をよじ登ってきた。もーこれにやられた。
あのネットの写真保存しとけばよかったって、すごく後悔してる。どんな気持ちで写ったのか、本犬に聞いてみたい。
ラちゃん選びはもっとひどくて、スゾンでお金使い果たしたから、近くに安価でもらえる子はいないかと探してて、結局、西宮からお迎えすることになった。超破格の3万で。
値段が値段なので、正直、2ワンニャンともその犬種・猫種の中では、十人並み程度の器量しか持ってないと思う。資本主義ってのは、そういうことだ。
でも、わたしはこの2ワンニャンでよかったと、本当に心から思ってるんだよ。きっとどんな子でも、「こんなやついやだ」なんて思うことはなかっただろうけど、それでもやっぱり、この子たちでよかったと思える。
そのくらい彼女らは魅力的だし、しっかり信頼関係も築き上げられたから。ちょっと劣ってるところがまた、身内だなって感じするし。
P1060380.jpg
我が家の共存っぷり。
スゾンが一番、寝相悪い。
ほら! ラ子見てるよ! 聖人の命狙ってるよ!
(本当の聖人は、週1回来てくれるヘルパーのおばちゃんだと判明した。おばちゃんが来ると、小動物たちが色めき立つこと! スゾンは興奮して訳わかんなくなってるし、ラちゃんまで猫なで声出しながらついて歩いてる。トマもおばちゃんに一生懸命、話しかけている。すげーな、おばちゃん)

トマは最近、ゾラとよく遊ぶようになった。
ララァちゃんとはまだ、遊ぶと言うよりは愛情の押し売りに近いけど、スゾンとは結構対等になってきた。
わざとちょっかい出して、すぐ本気になる猪武者のスゾンから逃げる追いかけっこがお気に入り。キャーキャー言って逃げるくせに、チラッとゾンのこと見る。で、スゾンが「もーいい!」とプイってすると、またちょっかい出しに行って、の繰り返しが楽しいらしい。
スゾンも、毎回本気。二本足で立って張り手とかしてる。体重はトマの方が倍になったけど、まだまだいい勝負っぽい。
ゾラのおかげか、道ですれ違う犬や猫、テレビの中の動物にも興味が出て、いつも「ワンワン!」と指さしながら、わたしの方を見る。まだ全部「ワンワン」だけど。あ、最近はラちゃんの真似もするな。

動物が好きなのはいい。広く生命を愛し、尊重できる人間になってね、トマ。
わたしもね、動物が大好きなんだよ。
でもね、両生類とか爬虫類とかは苦手。ワニはかわいいかなーと思うけど、やっぱ怖いな。魚も食べるのは好きだけど、鱗が怖くて触れない。鳥は、極彩色なのとカラス以外は、わりと好きだよ。目とくちばしは、ちょっと怖いけど。あ、虫はだいっ嫌い!! 特に足がいっぱいあるやつ!(それは昆虫ではないな)
食べる肉では、鶏>牛>豚の順で好きだよ。でも、魚介類はもっと好きだな。今日は大好きなエスカルゴを食べたよ。「なんでわざわざカタツムリ食うの?」ってだいちゃんに言われたけど、そんなのウマイから食うんだよ。当たり前じゃん。
子供の頃は、実家でセキセイインコとかリスをよく飼ってたよ。リスは、すぐ死んじゃう子が多かったな。手乗りでかわいいんだけどね、なつくまでが難しいんだ。興奮して死んじゃう子とかもいたな。
インコはね、シシィとシシィ・マークⅡって、どっちも雌なんだけど、この2羽が長寿だったな。ネーミングは当時の小学生男子(兄)のセンスだから、気にしないでね。
シシィはべっぴんさんでスマートで、マークⅡはまさにオカチメンコって顔で、デブだった。だからわたし、ひいきしてたよ。
わたしだって子供の頃は、水遊びでマークⅡにシャワーをぶっかけて遊ぶ、なんて茶目っ気のある虐待をする、普通の小学生らしいところもあったからね。
でもマークⅡのリアクションを嘲笑ってるうちに、隣りでスカシてるシシィのことが、なんか憎らしくなってきて。
なんだこいつは。美人だからって調子こきやがって。マークⅡがかわいそうじゃないか!
って逆恨みをして、シャワーの標的をシシィに変えてやったことがあったよ。ひどいのはオマエだっつーのね!

話がそれたけど、だからわたしは、動物が大好きなのね。
もうムツゴロウばりに、口の中に入れて舌で転がしてぐちゅぐちゅテイスティングしたいくらい好き。かわいくて、不衛生じゃない子限定で。
そんなわたしが、地球上に溢れかえってる動物の、哺乳類の、犬と猫の、トイプードルとロシアンブルーっていうピンポイントの中から、ゾラを選んだの。わたしトマは選んでないけど、ゾラは選んだよ。
トマが10代を迎える頃、きっとゾラは死ぬね。計ったわけではないけど、親としては、いい情操教育になってしまうなぁと思ってるよ。体を張ってトマに教えてくれるゾラ。なんてできた姉たち!
だから、それまでたくさん、ゾラを愛して、仲良くしてね。他の動物も、好きでいられるなら、好きでいてください。
今はちっともお肉食べないけど、お肉は体を作ってくれるから、たくさん食べられるようになってね。できれば、鴨とかウサギさんとかも食べてみた方がいいな。おいしいから。犬も、機会があったら食べてみてもいいと思うよ。猫はどこで食べられるかなー?
たくさんゾラと遊んで、たくさんお肉を食べて、たくさん学んでね。
そして、どんなにか人間が傲慢な存在かを思い知ってくれたら、ハハはとてもうれしい。
でも、そこから先は、自分で考えてね。

つい、私怨で長々と書いてしまった。
ゾラのいい弔い方、まだわかんないなー。
最初は漠然とペット霊園かなーって思ってたけど、調べていくうちに条例とかですごくグレイなとこにあるし、この手の業者が永続的に存在するかどうかも怪しい…潰れたりしたら、ホネ骨ロックどうすんのかなー。
庭に埋葬…は、もちろんその頃までに終の棲家を入手してることが前提で、しかも庭がある…いや普通に、都内で庭付きって無理だろ…それに老後は移住するんだし、ゾラ置いてけないもんなー。
だいちゃんはワン柱とニャン柱にすればいいって言ってたけど、なんか犠牲みたいでやあだそんなの。
やっぱり、わたしと一緒に葬ってもらうのがいいなー。
つっても、わたしもまだどうしようか決めてなくて、いつか遺言にちゃんと遺したいと思ってるんだけど、いろいろ条件があるので、それが法的に可能かどうか、生前に検証しておきたいんだよなー。弁護士に頼むと、いくらくらいするんだろう…。
焼かれるのやなんだよね。土葬も、ウジがすごいって聞いちゃったからなぁ。ミイラにするには、ロザリアちゃん(注意!写真があるよ、苦手な人は見ないでねとかベルナドット(こっちもありレベルの美しさじゃないと、意味ないしな。楼蘭の美女(写真ありますって、昔、世界史の資料集で見たのはほんとに美女だった気がするんだけどな。ずいぶん傷んだな…。

中高生の頃、インドの本(ゾロアスター教)を読んだときは、鳥葬って合理的で無駄がなくていいなーと思ってたんだけど、やっぱあんまり衛生的じゃないのね…写真も、すごいことなってたし。さすがにリンク貼れません。
水葬…ガンジス川なんて、テレビで観る限りでも小汚いもんなー。ないな。
(注:自分が汚くなるのがいやなんじゃなくて、衛生問題で社会に影響を及ぼすようなことをしたくないってことです)
やっぱり今考えられる中でいいなーと思えるのは、宇宙葬くらいかなぁ。結局焼かれるし、先に死んだゾラの遺骨を保管しておかなきゃいけないという諸処の問題はあるが…でも、「わたしたち、流れ星になるの★」ってステキ♥
わたしは宗教的な考えをしないので、死後の世界なんかはどうでもいいんだけど、せめて死んだときくらい、好きなことをやりたくて。そういう意味では、日本が宇宙葬で大きな市場だっていうのは納得。仏教で分骨に慣れてる上に、宗教心が薄いから、あんま抵抗ないのね。
スペースデブリとかいうのにならずに、流星として燃え尽きてしまえるんなら、いいなぁ。
お値段は、100万くらいかかるみたいだけど(阿部さんの「宇宙葬やらないか」より)。しかも、今は打ち上げ予定ないみたいね。


あああ、こんなこと書いてたら、こんな時間だよ…最近寝てないのに、何やってんだ…。
深夜にミイラの写真見るのは平気だけど、「ブロークン」のCM観るのは怖いわたしです。人間なんて、常に傲慢かつ理不尽な存在です。
いやでもまじで、遺言はちゃんと遺す! ゾラのためにも!
勝手に仏式で葬式されて、辛気くさーく祀られて「すいたんもいいって言ってくれてるよ」とか、勝手にアテレコされてお供え物食われたりすんの、やなの! 死ぬとすぐ、都合よく解釈するからなー人間は。
費用は当然だいちゃんに用意させるけど、その頃にはつまんねーオッサンに成り下がってるかもしれないトマに手配してもらうことになるから、早いうちから徹底しておこう。
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