mercredi 29 octobre 2008 01:53
トマの面白げな言動
catégorie: 人を育てるということ > 観察記録
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■安楽の探偵ノートとにらめっこをしていたときのこと。推理に煮詰まり、ヤケクソになった勢いで、
「あーっもう、わかんない! では今から、尋問を始める! きみのお名前はたにぐちトマくんだな!?」
と、戯れに言ってみたら、明らかにびびりつつ、蚊の鳴くような声で
「ハイ」
と言われた。
■噂の決めポーズ3連発



(あえて行き倒れてるひとをフレームインしてみた)
自分で考えたんだろうなー、このポーズ。微笑ましい。
■かめはめ波にハマっている。かめはめ波で吹っ飛ばされるのにハマっている(一応、自分でも繰り出すポーズはするけど)。
あんまりせがむのでだんだんこっちもめんどくさくなり、徐々にかけ声なしで片手間で撃ったり、「波!」だけで撃ったりして、結局「一日に何度も撃つものじゃない」と、たしなめる羽目になった。
■何か嫌なことをされて(たぶん鼻水ふかれたとか、その程度のこと)、イラッと来たようで、「なーんーでっ!」と言いながらダッシュしてどこかへ逃げて行った。
トマにとってこの「なーんーでっ!」は、否定全般に使われる言葉らしい。
そんなにわたし、しょっちゅう「なーんーでっ!」って言ってるのかな…(やはり接してる時間が圧倒的に長いので、わたしの言葉を真似る傾向がある)。
■相変わらず仲いいです、3にんぐみ。

だんだん、対等な関係になってきているようだ。
■最近よく言う、謎の言葉。
「あーって、あーって」(しかもウィスパーな感じで)
体を揺らしながら言ったりしてるので、言ってて心地いい言葉なんだろうな。
つい、わたしも真似しちゃう。
■スゾンと口げんかをしていた。
トマ「にゃにゃにゃにゅにゅにゃにゃにょにょにょーう!」
ゾン「アウアウアウガウアウガウガウガウググルルルー!」
お互い一方通行みたいに見えるのに、なぜか噛み合ってるようにも見える。不思議。
■スゾンのカットの参考にしている本「トイ・プードルの飼い方・しつけ方」が、お気に入り。
まだ絵本とおもちゃの区別もつかないくせに、この本だけは自分で持ってきて、ちゃんとソファにお座りしてページをめくっている。
そして、指さしながら「ワンワン」と言って、わたしに見せてくれる。すごい成長!
■商談中↓

くまちゃん号を乗り回しながら、電話ごっこをしている。でも、通話しながらの運転はいけません。
電話ごっこは最近かなりハマっている。ちゃんとうなずきながら喋ってる。
喜ぶので付き合ってあげるのだけど、切るときに「バイバーイ」と言うと、「ばーい」と言いながら手も振っている。
■ラちゃんのことを、「アッコー」と呼ぶ。わたしがよく「ラー子」と呼んでるからかな?
「アッコーアッコー」と言いながら追いかけ回している。
明らかにイラッときてるのに、たまに「アッコォー」と言いながら頬ずりしてくるトマに、好きにやらせてあげたりもするラちゃん。やっぱ優しい。
■仲良くゲーム

右:ストレス発散にウイイレで圧勝するひと。コントローラーは夜中にブックオフまで買いに行った中古1250円。
左:外したり惜しかったりすると、「あーあ」と言うリトルゲーマー。コントローラーは彼が壊したもの。
■きっと覚えてないんだろうけど、マキシコシが気に入ったようだ。

う〜ん、でかくなった。足はみ出まくりだもんなー。
ビジュアルのよさと座り心地にぞっこんで、何度も何度も「がっく、がっく」と言いながら自分で揺れていた(動画もあるよ)。
本人が気に入るのが一番。ドイツから取り寄せた甲斐があった。
■よく服の胸元から覗き込んだり、手を突っ込んだりされるので、「エッチーやめてー」と言っていたら、この間ついに胸元を暴きながら「えっちー」と言った。
まだ数少ないボキャブラリなのに、何もそんな言葉増やさなくても…ていうか、まさか保育園の先生とか、同じクラスの子(特に女の子)に、これやったりしないだろうな…。
どーにも、おっぱいというものは気になるもののようだ。母乳を飲んだことないトマでもこんなに執着するんだから、本能に組み込まれてる衝動なんだろうなー。
■保育園で、その1
月曜日の朝は布団と毛布にカバーとバスタオルをつけて干す、という作業をしなくちゃいけないので、保育室の裏のバルコニーを通って隣りの午睡室へ入る。午睡室では早生まれグループの保育をしてるのだけど、親がカバーをつけてる間、子は保育室で遊びながら待機させられる(すでに「いってらっしゃい」した後なので、なるべく顔を合わせないように)。
バルコニーを通ったとき、トマは仕切りに手をかけてこちらを見てたのでバイバイをすると、嬉しそうに手を振り返していた。
そして、布団を干し終わって再びバルコニーを通ると…まだ、そこにいた。ボーとした顔して。
他の子はみんな遊んでるのに…つうか、先生も声かけてやればいいのに…(個人主義のトマを尊重してくれてるのだとは思うが)。
わたしたちが再び通るまで、トマはあそこで1人で何を考えてたんだろう…我が子ながら、不思議な子だ…。
もう一度手を振ると、また嬉しそうに振り返した。もしかしたら、待ってたのかな?
■保育園で、その2
そんなトマだが、ある日の朝は、他の子たちと合流させたとき、いつのまにかみんながやり出した手で唇をぶるんぶるんする遊びを、真似してやり出した。
生まれる前は「周囲に追随するような人間であってほしくないな…」と思ってたけど、彼のあまりにも我が道を行く個人主義ぶりに最近少し不安を感じてたので、逆になんだか嬉しかった。
家でもたまにその遊びやってたけど、あれは流行りだったんだなー。ちゃんと周りが見えてるって証拠だ。
■保育園で、その3
本人はいたってマイペースなのに、実は周りから人気の高いトマ。
保育園に着くと、上の階から下の階から「あ、トマくんだ」「トマくん来たー」「トマくんおはよーう」と、声をかけられる(たぶん、到着時間が遅い方なので目立つんだろうけど)。
最近はやっと、挨拶をしてくれる子たちに手を振り返すこともできるようになった。でも、やっぱり1人で庭で遊ぼうとしたり、テラスに出たがったりしている。
このまま育ったら、アスペルガーとか言う人も出てくるのかな…と、ときどき不安になる。つっても、うちは親が2人ともこうなので、別に大したことではないけど。
ちなみに、わたしも「トマくんのママ」として、知らない子からもよく声をかけられる。親は面識なくても、子はわたしのこと知ってたりする。よく見てるなぁ。
■保育園で、その4
そしてついに、トマにも仲良しの子ができた。
同じ早生まれグループに二卵性の男の子の双子がいるんだけど、その一方と最近仲がよいようだ。ここ連日、連絡ノートに名前が出てくる。
なぜ一方だけかと言うと、もう片方の子は大きい子グループに入れられてるかららしい。彼らのパパの話によると、やっぱり「2人の世界」があるらしいので、保育的には一緒だとまずいのかな。
Sくんは朝夕、保育室の入り口でトマをお出迎え、お見送りしてくれる。トマの方もまんざらでもないようで、かわりばんこで箱に乗せて押してあげたり、大好きなリズム遊びで一緒に踊ったり、手をつないでご飯を食べに行ったりしてるらしい。
あぁ、成長したねぇ(ホロリ)。ママンうれしい。
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保育園に入る前の数ヶ月、わたしはとてもつらかった。
トマの体の可動性が上がり、運動量も増えたのに、コミュニケーションはまだちっとも取れなかったから。
あの頃に比べると、なんて彼は「子供」になったんだろう。今は日々、成長が楽しめるくらいになった。
トマが今大好きなのは、ワンワン(動物全般)、ブゥーブゥー(車のこと。なぜかこう言う。電車含む)、ピアノ(音楽全般)。
動物が好きなのはいい、広く生命を愛し尊重できる人間になってくれればいい(わたしは小学生で「蟻にも生命がある」と気付いてからは、食べ物以外は殺生してなかったのに、今年の夏はトマを守るために何匹か蚊を殺してしまった…)。
車好きもいいね。ミニカーってすごくよくできてて面白くて、わたしが集めたくなっちゃう。これがきっかけでトマが将来トヨタ(Sげさんの部署とか)入ったら、それはそれでおいしいので、投資してもいいな。
ピアノは、ついトイピアノを買ってあげたくなっちゃうなー。絵本についてる鍵盤を、実に感情豊かに弾いてるから。ま、ほんとにトイピアノが欲しいのはわたしだけど。
そして、わたしのプレゼントの話はどうなった…。
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