dimanche 28 septembre 2008 02:13
だいちゃん帰ってきた
catégorie: 泡の中の、ある日

階段を登ってくるだいちゃんを見るなり、指さして「あーっ」と声を上げたトマ。
彼の中では、どういうことになってたんだろか。もしかしたら、「だいちゃんが、おうちにも来てくれた」とでも思ってたりして。

早速、遊ぶ。聖人は大変だ。

再会を祝して、みんなでハグ。というわけではなく、スゾンがあまりにも元気がないので、励ましているのだ。
実は、想像以上のローテンションぶりを不憫に思っただいちゃんが散歩に連れて行ったところ、後ろ足に違和感を見て取ったらしい。
「膝がカクンなって、内股になってる」と言うのだ。
確かにこの間も途中で何度も立ち止まるなど、「お散歩行くー!」と喜んだわりには歩きたがらなかったし、変だなーとは思っていた。
が、それも心理的なもんだろうと思ってたし、むしろ「お尻の穴が腫れてる気がする」などと、とんちんかんなところを見ていたわたしだった。
食欲も元気もないうえに、歩き方がおかしいとわかって急に不安になり、すぐ病院へ連れて行った。
とりあえずレントゲンと採血をするので、夕方まで預けることになった。
でもここまでは、「何ともなければいいね」と、不安ながらもきっと大したことはないんだろうと、当たり前のように思っていた。

一方、その頃ララ子は黙々と、くんかくんかお見舞いのお花を匂っていた。
だいちゃん帰ってきても上の階から降りてこないし、連れて来たら来たで、だいちゃんの近くをわざわざ通るものの、けして寄っては行かない。まだ、そんな気分じゃないらしい。なんて自由ニャン。
夕方まで時間が空いたので、「退院祝いだ!」と、お出かけしてしまった。もちろん、車で。
病み上がりの運転に、「車ってこわいね…」などと言っていただいちゃんだが、いやいや、乗ってるこっちの方がこわいです。
でもトマは、久々のブーブーにテンションが上がっていた。乗りたかったんだもんね…。

車内に常駐しているくまちゃんと再会を果たし、心を込めて抱き締めている(でもミニカーは放さない)。

しかし、すぐにこんなんになっていた。
久々なので近場ということで、タマタカのブッフェ ザ・ヴィラにした。
オープン当初はガーデンアイランド自体が激混みだったのでスルーしてたけど、そろそろ大丈夫だろうと思って行ったら、余裕だった。

「なるべく野菜中心で、少しずつ、いろんなものを食べること」を約束させたうえでブッフェにしたので、本人なりに頑張ったようだ(でもよく見ると、コロッケとか乗ってんな…)。

トマはポテトばかり食べていた。しかもこの後、まさかの枝豆にハマってしまう。
食後はテラスをお散歩してから、ペットショップに寄った。
赤ちゃんスゾンや男の子ララァに、時間を忘れるほど見入ってしまった。やっぱ同じ犬種や猫種は、同じ動きするもんなんだなー。
そしてみんな、なんてお高いこと…男の子ララァなんて、うちの破格ララァの6倍もしたよ。ま、ぶっちぎりでトイプーが高かったけどね…一番高い女の子は、45万もしたよ! しみったれた顔してるくせに!
スゾンも赤ちゃんのときは、しみったれた顔してたなー。
わたし、すごく後悔してるの。ペットショップのHPに載ってた、生後2ヶ月より少し前のスゾンの写真を保存しておかなかったことを。
どんな気持ちでカメラの前でお座りしてたんだろうと思うと、もう一度見たくて見たくて。
そのスゾンを、夕方お迎えに行った。ここで驚愕の事実が発覚。
骨や骨盤には異常がなく、内蔵にも問題はなかった(スゾンのレントゲンは大変ラブリーで、もらって帰りたいくらいだった)。
ところが、CPKの値が異常に高いのだと言う。CPKと言うのは筋肉の病気の指標の一つらしく、犬の場合は平均1.15-28.4くらいらしいのだが、スゾンはなんと1500以上もあったそうだ。
特に痛みなどの症状がないので部位は特定できないが、下半身に筋疾患があるのは間違いないらしい…。
しかも、原因不明。さらに、「教科書には載ってるけど、正直、めったにない病気」とも言われてしまった…。
とりあえず、今日のところは即効性のある注射を打ってもらい、一週間分の飲み薬を出してもらった。ただ、今後も食欲がないようであれば、定期的に半日入院して点滴を打たねばならないそうだ(全日入院はかえってストレスになるので、避けた方がいいらしい)。薬に食欲増進の副作用があるそうなので、それに期待したい…。
ここの動物病院の先生はとても感じのいい人で、「早く連れてきてもらったので、薬で対処できる可能性も十分あると思います。前向きに治療していきましょう」と言っていただいた。
でも、実のところかなりショックだった。忙しさにかまけて、ちっとも気付いてあげられなかった。こんなことになってから、もっと遊んであげればよかったと思うなんて。
震えながらスンスン言ってるスゾンを抱っこして帰っただいちゃんは、彼は彼で、退院して早々に結構歩いてしまったので、夜にはグッタリしていた。
だいちゃんもまだ完治してないのに、今度はスゾン…。
もちろん、お金の問題ではないが、切実なのも事実だ。今日、入院費をドッサリ払ったところなのに、保険の利かないスゾンは本日の治療費22050円也…!
あかん。貯金できないどころか、破産する。
我が家の迷走は、どこまで続くんだろう…。
Commentaires
だいさん、おかえりなさーーーい!
よかったですね。コロッケ、わかります・・病院食つづきの退院後って、「油、アブラ!」みたいな・・・。胃も元気でないというのに。(それは分からないが)
バスケはNGなんですね。そうかあ、それはかわりに頭脳スポーツを選ばなければー。
3週間、すいさんもとってもお疲れ様でした。スゾンちゃん、治療で良くなるといいね。あまり自分を責めないでくださいね〜すいさんが体壊しちゃいます。
運動も食事も、少しずつ慣らしていってまた元気なだいちゃんに戻ってくださいー!
バイキングといえば、横浜にはヨドバシの下に自然食のバイキングがあるよ。
野菜ばっかでちょっとつまんなかったけど・・・。
ていうか、次はスゾンですか・・・!
動物は言葉がしゃべれないだけに、元気ないととても心配だよね。
また元気にドタドタ走り回れるまで早く回復することを願ってます!
どうもですー。
入院中から「あれ食べたい、これ食べたい」て言ってたから、まぁ小さなコロッケくらい…と許したよ。
お店に行くときも運転しながら、道ばたのラーメン屋と焼き肉屋の名前全部読み上げてたもんね。しかし懲りてないな…。
バスケは残念ながらトゥーマッチみたい。でもだいちゃんて、ゆったり運動とか性に合わないタイプだと思うんだよね…でもこれから秋だし、何かしら体動かさないとね!
人がいない間に、いきなり松茸ご飯3杯食べたりしてたし…ほんと懲りねーな。
過酷な9月が終わって、やっと一息…もつく暇なく、スゾンに病気がみつかったり、トマと自分が風邪ひいたりで、なんでこんなに我が家は踏んだり蹴ったりなんでしょう。
わたしは痛みに鈍いので、体のつらさは何でもないのだけど、精神面がさすがにボロボロです。
>よしくん
ありが十!
元気なだいちゃんには、いつ会えるかなぁ。まだまだ当分は、おっかなびっくり暮らさねばならないようです。
自然食バイキング、これですな?
http://www.yodobashi-yokohama.com/restaurant/restaurant_harv.html
ほほう。でも確かに、バイキングのお得感はあんまりないかもね…。
ベジタリアンのトマは喜ぶかもしれないけど。
ゾンゾン、かわいそうなの。
あんなにおとなしいの、スゾンじゃないよ!
ここまで別犬になっちゃうと、前のうざかったスゾンが懐かしくてたまらないよ。
早くよくなってほしい…!