dimanche 07 septembre 2008 23:54
だいちゃん闘病日記・その6
catégorie: だいちゃんのこと
今日は日曜日。
サンデージャポンで紹介していた「サバンナでサバイバル(man vs. wild)」で、SAS出身のグリルズさんが毒ヘビを焼いて食ったり(鶏肉みたいでビュリホーって言ってた)、巨大ミミズを食ったり(これはマズかったらしい)、シマウマの死骸にかぶりついたり(すでに骨と皮だけなのに)、新鮮な象の糞から水分を絞って飲んだり(…)、という驚愕映像に悲鳴をあげてたら、家を出るのが遅れた。
(気になる人はyoutubeで探してみて…インチキだって言われてたけど、むしろそうであってほしいよ…)
恐怖におののくわたしをポカーンと見ていたトマは、ジュリアナ復活には、指をさして「おわー」と驚いていた。3回は「おわー」って言った。特に荒木師匠に釘付けになってた。
サンデージャポンで紹介していた「サバンナでサバイバル(man vs. wild)」で、SAS出身のグリルズさんが毒ヘビを焼いて食ったり(鶏肉みたいでビュリホーって言ってた)、巨大ミミズを食ったり(これはマズかったらしい)、シマウマの死骸にかぶりついたり(すでに骨と皮だけなのに)、新鮮な象の糞から水分を絞って飲んだり(…)、という驚愕映像に悲鳴をあげてたら、家を出るのが遅れた。
(気になる人はyoutubeで探してみて…インチキだって言われてたけど、むしろそうであってほしいよ…)
恐怖におののくわたしをポカーンと見ていたトマは、ジュリアナ復活には、指をさして「おわー」と驚いていた。3回は「おわー」って言った。特に荒木師匠に釘付けになってた。

まだパジャマ。スゾンの上に座り、不敵な笑みを浮かべながら横目で「チラ」とわたしを見たトマ。
「怒る? 怒る?」とでも言いたげな目だった(脱出を試みて暴れるスゾン。を、放置して写真撮ってる方がひどいって言われたけど)。人間みたいなことをするようになったじゃないか。
なんて感心したそばから、自分でズボンとオムツを脱いで下半身を露出し、奇声を上げながら逃亡してしまった。やっぱまだ原始人くらいか。

では、ひなたぼっこ中のラちゃんにご挨拶をして、いってまいります。

バスの中ではおとなしい。バギーは優先席のベルトで固定してある。

病院着いた途端に、これだもんね。甘えすぎのふざけすぎの調子に乗りすぎ。
だいちゃんは今日から、酸素吸入が外れた。
昨日の夕食後から、経口薬も始まった。一回5錠。飲み慣れてないから、大変そうだ…(慣れだ、慣れ)。
今日は、めがねさんとまさととヨコヤマがお見舞いに来てくれた。
だいちゃん、ついに禁断の甘い物をゲット!
「めがねさん、おいしいケーキ持ってきてくんないかな〜」って、夢見てたもんね。ケーキではなかったけど(さすが気が利くめがねさん)。

今日はよく遊んでもらったので、慣れるのも早かったトマ。でんぐり返しに挑戦中。

腰の引けてるまさと。のせいで、真顔なトマ。
お三方ともこれまた忙しい人たちなのに(特にめがねさんは万年全国ツアーの貴重なオフ!)、わざわざありがとうございました。
「入院が長引くようなら、また来るよ」とか、「手伝えることあったら言って」とか言ってもらえて、感謝感謝です。
なのでだいちゃんが、「来週、誕生日なんで!」って言ったら、「あそー」って返されたけど。
続けてだいちゃんが、「あ、明日クッパの日やん」って言うので、「あーそうだよ、結婚記念日じゃん」とわたしが言ったら、「それはいいや」と言って、ぞろぞろと帰って行ったけど(←ヒドイ)(もちろん冗談ですが)。
今日は天気予報で夕立ちがあると言ってたので、早めに病室を出た。
が、すでに曇り空で、ときどき光っている。
まーでもタクシーだし、と思って乗り場に行ったら、いつも数台停まってるはずなのに一台もいない…。
病院からタクシーだったら濡れないので、傘もバギーのレインカバーも持ってきてなかったのに!
どうしようどうしよう、と迷っていると、周りの人たちは「歩いた方が早い」と言って行ってしまったので、嫌な予感はしたが、駅まで歩くことにした。
悪い予感て、当たるんだよね…
お ぼ れ る か と 思 い ま す た。
もう少し歩けばタクシー乗り場なのに、駅前までが限界だった(病院から10分くらいの距離)。つうかその時点でもうかなり水を飲んで、お腹がゲフゲフしてた。眼鏡もびしょびしょで、前見えないし。
トマは売店で買ったダブルデッカーを持ったまま、固まってた。こんなに雨に濡れたのは、生まれて初めてだったのだ。
そのとき、だいちゃんからiPhoneに「雷凄いね。大丈夫?」と来た。大丈夫じゃねぇ!
幸い、タクシーはそんなに待たずにつかまったのだが、さて乗ろう…としたら、肩にかけてた紙袋(洗濯物が入ってる)が、紐から下がない!!
思わず「え゛っ」と声を上げて振り向いたら、白人のナイスガイが下部分を拾って笑顔で渡してくれた。ナイスガイ…なんて救われる笑顔だ…!
そこそこ道も混んでたけど、思ったほどかからずに家まで着いた。
しかし…一万円札がヨレヨレですお。あと一滴の衝撃で破れること必至、な状態だったけど、これしかないし、おそるおそる出した(怒られたら家に取りに行こうと思ってた)。
「いいですよ」と、快く言ってくれた運転手さん。助かった、ありがとう! 運転しながらずっとチッチッて歯を鳴らしてるのが、不愉快だったけど!
で、あとは家に入るだけ。入るだけ…なんだけど、バギー持って大破した紙袋と荷物持って(この頃には単なる紙片になっていた)、オートロックを開けなきゃいけないので…タクシーに乗ってホッとした途端に寝てしまったトマをムリヤリ起こし、家の玄関まで歩かせた鬼母のわたしだった(まだすげー雨降ってるのに)。
眠いし濡れるしで泣くトマを叱咤激励し、なんとか家の中まで入れた。
はぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜。
疲れた…。でも、もしこれがトマがまだ歩けないときだったら、どうなってたんだろう…。
すぐにお風呂に入って、洗濯も済ませた。お見舞いに来てくれた3人は、夕立ちに遭わなかっただろうか…。

もう一枚のお札は、干しました。
教訓。めんどくても子連れは必ず雨具を持て(今日の場合は、持っててもあんま変わんなかった気もするけど)。
トマは今のところ風邪を引いた感じもなく、元気だ。
お風呂上がりに半裸で倒れてたわたしの乳首を、両方の人差し指で押しながら「ティーン!」って言ったり(ティーンじゃねぇ!)、まえだまえだを観て膝叩いたり指さしながら大ウケしてたり(突っ込んでるのか?)、スゾンを踏み台の下に丁寧にしまい込んだり(早くも虐待…)、楽しそうにしている。
父がいなくとも、母と2人で大変な目に遭おうとも、明るく元気に育つ彼に、頼もしさを感じてならない今日このごろだ。
Commentaires
ようやく事態の全容を把握いたしました。
そしてコマルのお見舞いスキルに感動しました。
すげーな、ふりかけって。
会社から病院まで近いもんですので(歩いて20分弱?)、
なんかあったら呼び出してください。
(でも水曜日から夏休みなんで島に帰っちゃうんだけどー)
今日はどうも、お忙しいとこあんがとでしたー。
退院した暁には、dancyuで勉強した美味しいお店に連れてってくれることを期待してます。ヨコヤマさんが連れてってくれてもいいけど。
むしろだいちゃんが島行って、養生した方がいい気がするけどな(船が厳しいかな?)。
サンデージャポン!見てました!そして、うわあー!と驚愕しながらも、ああ、すいさん見てないかな?!もし見てなかったら教えたい!と思っていたので、ビンゴ☆嬉しいです。
いやーすごいパフォーマンスでしたね、、あのシマウマくん、放映していいのか、甚だぎもんです。
いやあ、ほんとに子連れの移動は大変ですね・・。読んでいて共感しまくりました。。
病院付近のタクシー会社、電話帳に登録必須ですね。
わー見てた!?
あの恐怖を共有できる人がいてくれて、うれしい!
わたし、すっごく叫びながら見ちゃったよー。
ほんと、あのシマウマくんが一番衝撃だったね…日本では確実に、モザイクどころか、放送できないよね…。
確かにあのとき、なんでタクシー会社の番号を控えておかなかったんだろう、って思ってました。
でも冷静になってよく考えたら、何のために携帯とかiPhoneとか持ってんだろう、わたし…って気もしました。