mercredi 27 août 2008 01:11
日本の夏の風物詩2つ
catégorie: 雑念、あるいは、妄想 > 雑念
夏が終わる前に、書いとこう。
心霊番組。
キャーキャー言いながら観るのは楽しい。でも、心霊現象(とされるもの)に、もっともな解釈をつけられると、とたんに萎える。つうかイライラする。
特に、「誰々の霊に違いない」とか言うの、その霊とされた人物の遺族や、周囲の人間の気持ちを考えないのだろうか。不愉快だ。
憑依体質とか言うのも何だ。思い込みってこわーい。
しかし、科学で証明できないものは存在しないものだって主義があるのに、どうしてお風呂やトイレはこわいのかなぁ。
刷り込みかな。暗闇への恐怖は、本能的な警戒だって言うけど。
心霊番組。
キャーキャー言いながら観るのは楽しい。でも、心霊現象(とされるもの)に、もっともな解釈をつけられると、とたんに萎える。つうかイライラする。
特に、「誰々の霊に違いない」とか言うの、その霊とされた人物の遺族や、周囲の人間の気持ちを考えないのだろうか。不愉快だ。
憑依体質とか言うのも何だ。思い込みってこわーい。
しかし、科学で証明できないものは存在しないものだって主義があるのに、どうしてお風呂やトイレはこわいのかなぁ。
刷り込みかな。暗闇への恐怖は、本能的な警戒だって言うけど。
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これを風物詩と言ってしまうのは不謹慎かもしれないけど、原爆。
原爆と言えば、思い出がある。
高校のときの話。
当時、一番前の席だったわたしは、たいてい授業なんか聞いてなかった。
机の上のものをすべて引き出しに片付けてから、「じゃ、おやすみなさーい☆」と、周囲の友人たちに挨拶をして爆睡するか(これはこれで「きちんとしている」と評価を受けていた)、漫画や小説を読んで、「キャンディよがっだ、よがっだねぇぇぇ」と号泣するか(←キャンディキャンディ全巻を読破した)、どっちかだった。
そのときは保健体育の授業で、興味がなかったので、担当教師に積極的に話しかけ、授業を脱線の方へと誘導していた。
(今考えると、授業妨害もいいところな迷惑な生徒だったんだな…でも、都立高の授業なんて基本、こんなもんだ。まじめに授業受けてる子がいた記憶がない)
先生は結構年配の、気のいい女性だった。名前はもう、覚えてないけど。
単なる雑談から、話はいつのまにか、先生のご主人が広島で被爆した話になっていた。確か、やけどの話からケロイドの話になって、それで…だったと思う。
先生のお話はとてもリアルで、とても悲惨で、生徒たち(保健体育は男女別の授業で、女子だけだった)もいつのまにか、静かに聞き入っていた。
そうやって、その日の授業は終わってしまった。
授業後の休み時間、わたしは何とも言えない気持ちだった。先生のお話に、圧倒されたのだ。
でも、そんなわたしの耳に聞こえてきたのは、一部の女子たちの言葉だった。
「先生かわいそう。あんな話させられて…」
え? なんで? どうして?
今、わたしたちは、とても貴重な話を聞かせてもらったんではないの?
彼女らの言うところには、「つらい思い出を思い出させられて、かわいそう」ということだった。
でも、先生は、とても真摯に語ってくれていたよ? 愚痴っぽくもヒステリックっぽくもなく、淡々と、教師として、戦争の残酷さを話してくれていたよ? そうだよね?
先生の体験はかわいそうなものだったけど、先生がそれを教え子であるわたしたちに伝えることは、けしてかわいそうなことなんかじゃなかったと思う。
その証拠に、話し終わった先生の顔は、とてもスッキリしたものだったようにわたしには見えた。
「かわいそう」って言った女子たちは、優しい子たちだったんだろうな。
直感的に「かわいそう」って思ったんだろう。でも、戦争を「かわいそう」で終わらせちゃ、いけないんだと思う。
だから、先生だってあえて話したんだと思う。
授業を脱線させたのは、今にしてみれば悪かったなと思うけど、先生の話が聞けたことは、後悔していない。
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だいたい、保健体育の授業なんて、まじめに聞いたってしゃーないしょ。
どうせみんな、そのうち男に教わるんだし。
真剣に勉強したのなんて、だいちゃんくらいだよ。
わたしなんて試験勉強中に、教科書に載ってる解剖図(の、背骨の裏側のぐちゃぐちゃしたあたり)を見て、「これは何だろうか。腸だろうか。うんこだろうか」って考えすぎて、深夜に気持ち悪くなったバカだよ!(すいたんは雑念多すぎ。そんなだからまともな性知識がない)
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