vendredi 27 juin 2008 23:37
iChatカウンセリング
catégorie: 万年思春期的思想
初めて行った薬局で、老薬剤師に「薬は今、これだけ? 前はもっと飲んでたの? よかったね、順調だね。日中、眠気残らない? あそう、大丈夫? へーすごいね」などなど、いろいろ言われた。
おーーーーーきなお世話! いい人そうだったけど、わたしゃ主治医以外には病気については口が堅いぜ。
つーか、今日、薬増えてんだけどね。頓服も出てるしね(風邪薬も出してもらった、持つべきものは懇意な医者!)。
おーーーーーきなお世話! いい人そうだったけど、わたしゃ主治医以外には病気については口が堅いぜ。
つーか、今日、薬増えてんだけどね。頓服も出てるしね(風邪薬も出してもらった、持つべきものは懇意な医者!)。
【iChatカウンセリング 自宅⇔だいちゃんのオフィス】


すい:あんまり深く考えない方がいいよって言われちゃった
だい:それが出来たら先生とこ行ってないよね…
だい:深く考えない方がいいんだけどさ…
すい:答えがないから考えてもしょうがないって言いたいんだよ
すい:それもわかってるけど
だい:何について考えてるの?
だい:シュレディンガーの猫みたいなこと?
すい:何についてって言われると難しい
だい:まぁそうだよね…
だい:答えがない問題かぁ…
すい:問題と言うよりは、苦悩だね
すい:この苦悩について、解決策がない
だい:気にしないことが解決だ,ということを先生は仰っている?
すい:解決自体がないから、ただ粛々と、日々をやり過ごすべきなのだと思ってると思う
だい:う〜ん,まぁ
だい:正しいとは思うけどねぇ
すい:糖質患者に限っては、それが正解だと思うよわたしも
すい:でもわたしはそれを刹那的に過ごすほうがさらに得策だと思ってる
すい:だから、楽しくないと生きていけない
すい:つまんないと死んじゃう
だい:で,どうすれば楽しくなるかを考えて,しんどくなっちゃう?
すい:ううん
すい:どうすれば楽しくなるかって言うのは、ただもう刹那的であるだけでいいわけだから、
すい:単純に物欲とか食欲を満たすことで十分だと思う
だい:そうなのか…
すい:そこに生きる意味や生き甲斐なんていらない
すい:そんなもの、そもそもないんだから
だい:難しいね…
すい:だけどね
すい:刹那を享受する隙間が、刹那的な欲を満たすことよりも、わたしにとっては苦しい
すい:要するに根本的な問題なの
すい:どんなに楽しいことがいくつもあったって
すい:わたしがわたしである限り、苦しみからは逃れられない
すい:まーつまり厭世主義だってことなんだろうね
すい:損な性格だよ
だい:そうだねぇ…
だい:例えばハワイに行くんだから,今はハワイで楽しいのを楽しみにしてればいいのに,って思うもんね….第3者的な視点では
すい:ハワイまではあと2週間弱もあるでしょ
すい:たったそのくらいの時間も満足に過ごせないほど、わたしの苦悩は大きいんだよ
すい:苦悩というか絶望かなー
だい:大変だよ〜 
すい:大変って何が?
だい:すいたんの絶望が…
すい:ときにはつらいこともある、とかってレベルじゃないんだよね、わたしの場合
すい:毎日が絶望で、つらくて、その隙間に、楽しいことをムリヤリ入れてる感じ
すい:ベースが絶望なの
だい:毎日楽しいわ〜って気分になることはないの?
すい:なったことない
だい:今日は楽しかった〜は?
すい:楽しかった日は逆に反動も強いんだよ
すい:死にたくなるね
だい:それは大変だね…
すい:病的なもんだからね…
すい:先生にも言われたけど、現実的に何か問題がある訳じゃないんだ
すい:少なくとも、今は
だい:どっちかというと恵まれてる方だよね…多分
すい:うん
すい:いま、人生で一番幸せな時期だって自負はある
すい:でもまー、それまでの負の財産が莫大でね…
だい:すいたんの心はまだ借金生活なのね…
すい:うん…しかも、取り返しのつかない…
だい:自己破産して(ある部分を諦めて)楽になったけど,まだ闇金に膨大な借金が…みたいな?
すい:そうねー
すい:一度ブラックリストに載ったからには、それから逃げられないって感じかね
だい:統失の人はみんなそうなのかしら?
だい:やっぱ一人一人違うのかな?
すい:さーあんまり他の糖質の人と、詳しい話したことないからな
すい:馴れ合いたくないから
だい:すぐ共依存に持ち込もうとする人多そうだしね…
だい:って,それはボーダーか…
すい:そだね、ボダの子はすぐそういうことするね
すい:迷惑
すい:糖質の人は、自分で言うのも何だけど、関わるとめんどいから
だい:いきなり脳機能が回復したりしないのかなー
だい:受容体の異常なんだったら負荷が下がれば機能が回復しそうなものなのに…
だい:って,そのパターンは○○くんみたいな感じなのかしら…??
すい:うーん、確かにドッと行った人は治りやすくて、小出しのわたしみたいなのは治りにくいみたいだけど
すい:もうね、前から言ってるけど、わたしはほんとにロボトミーしてほしいんだ
すい:脳みそ削って、鈍くなりたい
だい:でも,それってほとんど自殺だよね…
すい:自殺が許されなくて生きろって言うんなら、そのくらいやらせてほしいよ
だい:う〜ん,正論な気がしてしまうな…
すい:でしょ?
すい:生身でガンガン生きていけるほど、強くないの
すい:手を加えないと、やってけない
だい:今,なんか統失とレセプタの相関性についての研究がすげー勢いで進化してるらしいから,出来ればそっち方向で解決して欲しいけどね…
すい:病気が治れば、毎日絶望的な気持ちを味わわなくて済むもんなのかね…
すい:体験したことないから、想像もつかないや
だい:すいたんって元々は明るくて前向きなタイプだと思われるけどなぁ…
すい:元の性格がどんなんかなんて、もうわかんない
すい:物心ついたときには、苦悩してたから
だい:でも,元々が前向きだからこそ,けっこーな重度な統失から,今みたいに,外見は普通に過ごせるようになったんだと思うんだよね〜
だい:普通,あそこまで落ちたら,登ってくるの無理だっていうもの.統失の場合.
すい:人格の荒廃まではいかなかったってことね
だい:うん
すい:前向きなのかなー?
すい:でも、維持できないんだよ…ブラックリストが気になっちゃって
だい:それは脳機能の障害だからね….
だい:今は多分,レセプタへの負荷を自分で自己生産してしまっていて,その自己生産のスピードを緩める手段が薬なんだろうね
すい:自己生産…ほんとに、何のためにそんなことするんだか
だい:なんでだろねぇ
すい:こうやって考えるときに、答えがないんだよ
だい:うん.
だい:でも,あの状態から奇跡の根性でここまで回復したすいたんならなんとかなるんじゃぁ?とか思う僕がいる…
だい:一時は一生入院って状態も覚悟したのに…
すい:わたしは最近、また入院かとも思ったよ
だい:過負荷なときに休憩しに行く分にはいいと思うよ
だい:今はどうしてもトマが居て自由にならないけど…
すい:いや、もう入院だけはしないんだ
すい:それがポリシーだから
だい:うん.その方針は支持するよ
すい:トマのことを考えるとね、入院はできない
すい:でもそのポリシーで縛ってるおかげで休むことできないし、
すい:死ぬことも許されないし、
すい:生きることも苦しい
すい:どーすりゃいいのって感じ
だい:トマが居る幸せとは釣り合わないかしら?
だい:そういう問題じゃないかも知れないけど
すい:わたしにとって、トマは心の支えにならない
すい:残念ながら
すい:トマが一緒にいることと
すい:わたしの苦悩は
すい:まったく別の、独立した事象なの
だい:やっぱそうだよね…
だい:だいちゃんみたいに単純に「家族と自分のために仕事がんばるぞ〜」って思えればいいのにね…
すい:うん
すい:わたしも、単純になりたかった
すい:子供を産んだだけで、いきなりハハになれる人たちがうらやましい
だい:まさに生き甲斐って感じだもんね…
すい:トマはかわいいし、好きだけど、それと自分が生きることは、ぜんぜん別物だよ
だい:基本的には,その方が正しいと思うよ
だい:だいちゃんも,家族のために,とかいいつつ,本当は自分の満足のためだって思ってるし
すい:家族のためにやることがそのまま自分に返ってくるんなら、それでもいいんじゃない?
だい:うん.深く考えても答えは出ないから深く考えないよ.
すい:いいなー単純で…
すい:わたしも、正しくなくていいから、楽になりたかった
だい:折り合いを付ける,って行為だよね
すい:その折り合いが、この歳になってもつけられないでいるよ
だい:病的に思春期的だよね….負荷の自己生産になっちゃう….
だい:自分の場合「これ以上考えたらしんどいからストップ!」って感じで脳自身がストップ掛けてる感じがするんだけど,そういうのが無いのかなぁ?
すい:あーないねー
すい:思考を自分で止める術を持たない
すい:どうやってやんの?
だい:どっちかというと,勝手に止まる感じ
だい:がーーーーって考えてても,ある瞬間,今まで考えたことが真っ白になって「ま,いっか」ってなる
すい:「ま、いっか」
すい:それがどんなにうらやましいことか
だい:そう思うまでに,自分で「考えるのやめた〜」とは,そういうことは思わないんだよね.勝手に止まる
すい:それは生まれつき?みんなそういうものなの?
だい:なんとなく,みんなそういうものって感じがするよ,観察してると
だい:●●●とかは,この「ま,いっか」が来るのが遅い
すい:わたしと同じじゃん
だい:似たところはあるとは思うけど
だい:遅いと来ないでは雲泥の差があるのでは?と予測する…
すい:そっか…
だい:☆☆さんは超早い
すい:あはは
すい:大人だね
だい:うん,人が話してる途中で,もう「ま,いっか」になってる
すい:あー★★ちゃんがそうだ
すい:うらやましいなと思ってたんだよね
だい:うん.
だい:すいたんと他の人の違いを観察してると,色んなことが分かって興味深い
だい:普通の人が意外と何も考えていないことが浮き彫りに…
だい:まぁ,特に自分がそうなんだけど…
すい:だいちゃんはその代表格だね
すい:うらやましいよ
すい:って先生に言ったら、「なんで結婚したのかやっとわかったよ」って言われたけどね
だい:今まで分かってなかったのかよ!w
すい:魅力とかってレベルじゃないでしょ、だいちゃんは
すい:片腹痛いわ
だい:アホな子にばっかり好かれてたから,うすうすは感じてたけど…
すい:わたしと結婚して、やっと素の自分が知れて、よかったね
だい:辛いこともあるけど,楽しいよ
だい:「ま,いっか」の法則とか,絶対気付かなかったもん
すい:それを知ったことは、だいちゃんにとってプラスになった?
だい:知らないまま死ぬよりはいいと思うよ
だい:絵に描いたような官僚チックな人間のまま死なずに済んだ
すい:感謝しなさい、ふはははは
だい:うん,感謝してるよ
だい:良く耐えてくれてるし
すい:正直、もう耐えらんないけどね
だい:なるべく負担掛けないようにするよ…
だい:まずは自分で起きるところから…
すい:頼むぜ
だい:うん.
だい:最近すいたんが黙って耐えるって感じだから,やばいって思ってる…
すい:(やはりギャーギャー言うより沈黙の方が効くのだな)
だい:(うん,正直怖いっす….いきなり妙に気を使い始める自分が滑稽っす)
すい:その滑稽さがまた頭に来るんだけどね
だい:うん,その気持ちは分かる
だい:逆の立場だったら絶対そう思うもん
すい:まーとにかく、だいちゃんは特に何もできないんだから、自分のことくらいはちゃんとやってほしいわ
だい:うん…
すい:ごめんね、自分のことで手一杯なわたしで
だい:って,それだいちゃんのことだよ…
だい:すいたんは自分のことに加えて家のことが出来てるじゃん
すい:できてないよ
すい:手抜きまくりだよ
だい:手を抜くのは技術だよ
だい:少なくともだいちゃんが家担当だったら,こんなに出来てないもん
すい:技術じゃないよ、金の力だよ…
だい:金をどう使うかは技術だよ
すい:そういうことにしておこう
すい:その方が気楽だ
(了)
たまには人と話して、考えをまとめるのもいいもんだな。
やっぱ本気でカウンセリングの門を叩こうかなー。
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夕飯のとき、テレビで何を観ようかと番組表を見て、なんとなく他人の不幸を観たい気分になったので、「独占!金曜日の告白」にした。
城みちるが「イルカに乗った少年」を歌ってた。こんな陰気な始まり方だったのか、この歌…と思いながら横を見たら、トマが椅子に座って城みちるを子守歌に、メシを食いながら船を漕いでいた。
ウケた。
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