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思うところあった

catégorie: 雑念、あるいは、妄想 > 雑念
雨はやだね。テンション下がる。

ずっと引っかかっていたんだけど、なんとなく書く気にならなかったというか、そんな暇もなかったことたち。

■くうちゃん発言
倖田來未さんの「35歳を過ぎると羊水が腐る」発言。いまさらで申し訳ないけど、やっぱ触れておこう。
わたしねー、「憤りを感じた」「同調した」「呆れた」、そのどれとも違ったわ。
なんつーか、「悩んだ」、あるいは「迷った」。
そりゃ、孕んだことのある人間としては、あんな言われ方したら絶対やだってのは当然ですよ。
でもさ、適当なこと言うのって、楽しいじゃん。「35過ぎると羊水腐るらしいよ」「えーまじで!」とか言って、驚いたりキャーキャー言うの、楽しいじゃん。
わたしは小さな話でも笑いのためなら大きくさせる、人の話でも笑いのためならペラペラ喋る、という非常識な芸人気質があるので(もちろんシャレにならんことは言わないが)、「羊水腐る」なんて神秘的なネタ、もし子がいなかったら瞬間的に真に受けてたかもしれない(でもその後ちゃんと、自分で真偽を確かめるであろう勤勉なわたし)。
つーか、じゃなきゃ、都市伝説なんて研究しないよ。あれは真実じゃないから、楽しいんだよ。都市伝説コミュ見ると、真に受けてる人もいっぱいいて、イライラすることも多いけど。都市伝説を信じるのは危険なので、やめましょう。

だから、関西人のくうちゃんもそういうところ、あったんだろうなと思う。あと、まだ若いしね。
だいたい、どんなに知識があっても、未妊の人はとんちんかんなことを言うものだし。それはわたしも既妊になってみて初めて、わかったことだけど。
わたしなんて、以前は未妊なうえに知識もなかったもんだから、とんちんかんどころかすっとこどっこいなことを言っていたかもしれない。それで既妊の人を不快にさせたり、呆気とさせたりしたこともあるかもしれない、ごめんなさい。
既妊になっても、自分の子より先の月齢のことは何も知らないから、いまだにわかったつもりでわかってないことを言っていることもあるかもしれない。先輩ママさんたち、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いします。
そう思うと、人間一人育て上げたところで、個性なんてバラバラなんだし、子だくさんなくらいじゃなきゃ、妊娠〜育児についてこれだっちゅーことは、言えないものなのかもしれない。
別に専門家を目指すわけではないので、そんな子だくさんにならんでもいいですが。

と、いうことで、「どっちの気持ちもわかるしなー」と、悩んでしまったわたしです。
くうちゃんの罪は、自分が公人(正確にはみなし公人と言うらしい、知らんかった)であることの自覚がなかったことだね。せめて、公共の電波に乗せて言うべきことじゃなかった。
一般人が言えば、ケンカとか絶交くらいで済んだのにね(わたしはそれもいやん)。

ところで、このくうちゃん発言の二次的な作用として、都市伝説コミュ内のシャンプーの話トピが盛り上がったのが、個人的には楽しかったです。不謹慎かな?

■補足:「未妊」と「既妊」
適当な表現が見あたらないと、すぐ勝手に言葉を作ってしまうわたしですが、これもそうです。
なぜかっちゅーと、わたしはいまだにどうしても「子供を産んだ」と言えないのです。
「産む」って、ひねり出す感じじゃない? 男子もうんこしたときのこと、想像してみてください。なんとなくわかるでしょ?
でもわたしは帝王切開だったので、「取ってもらった」て感じなのですよ。
ひねり出した体感を経験しなかったので、どうも「産んだ」ていうのが、ピンと来なくてねぇ。これも言葉に敏感なゆえ、大目に見てください。
わたしに母性がいつまでも育たないのは、やっぱり帝王切開と完全ミルク育児のせいだろうなと思う。トマは家族って感じはしてきたけど、子供って感じしないもんな。
そう思うと、やっぱ妊娠生活リベンジしたい。

※注釈するのもばからしいが、一応。
あくまでも、これはわたしに限っての話ですからね。
帝王切開でも完ミでも、濃い血のつながりを感じられる人はもちろんいるだろうし、そういう人はそれでいいんじゃないですかね。
これは単なる経験の種類の差なので、とんちんかんとかすっとこどっこいってことはないんじゃないかと思います。目くじら立てて怒っちゃやーよ。

■恥ずかしい
ライターおーつかさんのずいぶん前のエントリーなのですが。
こんな一文がありました。

「ビートルズ以降の有名どころのロックバンドを聴いておかないと恥ずかしい、という価値観の崩壊スレスレに青春をおくった自分は、ロック教養主義とそれに拘らない世代とに、微妙に距離感がある」ということを書こうかと思っていたんだけど、面倒になったのでまた今度!(ていうか書かないかも…)

そして、実際に書かれていないのだけど、これ共感するとこがあった。
ロック教養主義とそれに拘らない世代、とに分けると、わたしはどっちかと言うと前者だった。
わたしの場合は性格と、あと仕事で必要があったからって言うのもあるけど、昔はこういう風潮が当然あったような気がしてた。
音楽を仕事にするずっと前、まだ10代の頃に付き合いのあったずっと年上の人たちは、みんなそうだった気がする。

ところが、ほんとに自分より下の世代って、それにこだわらないよね。
音楽もそうだけど、あとね、田舎に住んでるとか貧乏だとか、そういうことも恥じらわないで、堂々としてるよね。昔からすると、これってすごいことのように思える。
おーつかさんとわたしは3つ違いで、共感するところが多いのは、あらゆる「価値観の崩壊スレスレ」世代だからなのかなーと思うけど、逆に自分より3つ下の人たち(妹の世代なわけだが)とは、明らかに違うなっていうのがある。
これはいったい、どこで線引きがされるんだ?
一つ年下のだいちゃんはあんななので、サンプルにならないし。二つ下はさちことヨコヤマとふくこさんくらいしか知り合いにいないなー。三つ下は…いっぱいいるな、おい。でもやっぱり、こっから違う世代って感じがするなー。

この話は、狭間の世代の話とかぶるかもね。
まー何にせよ、損な世代ですよ、ぼくらは。

■男のくせに、女のくせに
何か調べ物をしていて、「授乳室に男性が入るのはいや」だとか、「そういう旦那は検診にもいちいち付いてくるんだ」とかいう意見をみつけて、びっくりした。
いわゆるベビールームとかのおむつ換えスペースまでは、だいちゃんは入ります。もちろん、中に入れるか先に確認するし、仕切られた授乳室には当然入りません。
…が、母乳のお母様方、授乳室がカーテン一枚でしか仕切られてない空間だとしたら、外に男の人がいるのはいやなものですか?
そのへんの感覚が、ミルクのわたしにはわからんからなー。もしかしたら気付かないで、不愉快な思いをさせたこともあったのかも…。

だいちゃんも、ただボーッと付き添いでいるわけではないのですよ。
「一人でできる仕事を何も二人ですることない」、なんて意見もみつけたが、二人でやった方が早いんだったら、二人の方がいいじゃん、と思うわけです。
特にミルクの場合は手間がかかるので、おむつ換えまで含めて、夫婦分業が一番効率がいいと思う。
それに、うちの場合はだいちゃんが買い物下手なので、だいちゃんに授乳してもらっている間に、わたしがサクサク用事をこなせる、という利点もある。
だいいちさ、「仕事」だなんて。仕事ってんなら、別に授乳もおむつ換えも、母親だけの仕事じゃないだろうに。

あと忘れちゃいけないのは、うちの場合はだいちゃんがわたしの成年後見人であって、要するに保護者みたいなもんだからね。
仲がいいからってのもあるけど、そういう理由でいつも何でも一緒っていう夫婦もいるはずですよ。
最近はだいぶ独り立ちしたけどね!(自慢げ)

同様に、検診(妊婦検診、乳児検診共に)に夫が来るのって、おかしいですか?
だいちゃんは妊娠中から今に至るまで、ほぼすべて一緒に来ています。もちろんわたしやトマが心配だからなのもあるが、そんなのだいちゃんだって知りたいからに決まってるじゃんねー。
そもそも、男性の「育児参加」って言葉がおかしくない? 参加じゃねーだろ、オマエの仕事じゃオマエの! オマエの子供なんだから。
上の「そういう旦那は検診にもいちいち付いてくるんだ」って発言をした人は、「男のくせに」って平気で言うんだろうな。で、自分が「女のくせに」って言われると、すんげーキレんの。プ
まー、こういう人とはもう根本的に話が合わないから、避けるしかないんだろうね。むかつくけど。

そういえば、子供と一緒の海外旅行に反対する人が、「自分なら夫や両親に預けて、ゆっくり行く」と言っていたのにも、「えー」だったな〜。
こういう人は、夫や両親とも一緒に旅行に行きたいとは、思わないんだろか…。
なんで、どっちかしかできないと思ってしまうんだろう。できることは、みんなできた方がいいじゃんね。
いやいや、仕方ない、こういう人とは合わないんだから。わたしはせめて、こういう人らに睨まれないように、節度を持って旅行をするだけだ。

■ドリーマー
こうやって読み返して見ても、普段もふと、自分がいかに理想主義者かってことを思う。
基本、夢見がちですからね。霞バクバク食って、ここまで生きてきたから。もうムリでしょ、変えるのは。
趣味嗜好がドリーミングな婦女子の方が、案外ゲンジツ的だったりするもんなんだよね、こういうのって。
そっちの方が賢いと思うけど、もうあきらめたわ。
雑念、あるいは、妄想 > 雑念 | comments (2) | trackbacks (0)

Commentaires

satomi | sam 08/03/2008 10:26
私も、「育児参加」って言葉にずーっとムカムカしてたんです!

あと、「satomiの旦那さんは「協力的」だね!」とか言うのも。

参加・協力っつーか、ただ2人でしてるだけなんですけどね。
(量的・質的に完全折半かと言われるともちろん違うけど。)

2人で育児したくても(夫の時間的制約や価値観の違いなどで)出来ないから、そういう選択肢を頭から排除しちゃってるうちに「オトコは部外者」ってなっちゃったのかもね・・・。

ちなみに、ウチも予防接種は家族3人で行ってますよ。
両親揃って付き添うべき、とかじゃなく、単に3人のほうが、楽しいから。
すい | mar 11/03/2008 11:20
「参加」とか「協力的」とかって、歴史的な背景があるからしかたないんだろうけど、あまりにも「蚊帳の外が当たり前」な表現ですよね〜。
当たり前じゃないっていう意識改革が、いつになったら進むんでしょうね。こんなとこでわたしが吼えててもしょうがないんだろうけど…。

楽しいから、でいいですよね!それで十分な理由だと思います。うちもそうデース!

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