mercredi 14 juin 2006 22:39
悪魔(マーラ)よ去れ!
catégorie: 音楽/映画/本/漫画/ゲーム > 漫画

バンコクで暁の寺(ワット・アルン)に行ったとき、ブンチャイさんが「このお寺にはお釈迦様の遺骨が納められていた」という話をした際、同じツアーのアホ女が
「えーなんでーなんでお釈迦様の骨があんのーお釈迦様ってヒト?」
と空気も読まずに大声で発言してその場を固まらせた。
だからというわけじゃないが、実家から手塚治虫先生の「ブッダ」を持ってきて、久々に読んでみた。
ブッダ(シッダルタ)は、わたしが手塚漫画の中で唯一、感情移入のできなかった人物だ。
だからあんまり読み返してなかったんだけど、改めて読んでみてもやっぱり、この男の徳がわからない。
よっぽど周囲の人間の方が立派な人が多くないか?
いちいちぬるいんだよ! いつまでもあーだこーだ悩みやがって。
涅槃のポーズって、単にシッダルタが元々体が弱くて、横になってるのがラクだったからじゃないのか? そんなたいそうなポーズか? と思ってしまう。
だいたい、死ぬ間際に悟ってどうする! 死んじまったらおしまいなんだよ!
自分の意志を継ぐ者も、輪廻した自分も、今の自分とはけして違う。
来世や後世のために生きてどうする、もっと自分のために精一杯今を生きろ!
それにその頭のツブツブは何なんだ!
…つまり、どうにもわたしは仏教思想を理解しえないらしい…えぇ刹那的な人間ですからねぇ、生き急いでるからねぇ。
「火の鳥」は震えるほど感動したんだけどなぁ。特に鳳凰編。
でも「火の鳥」のすごいところは、世界や宇宙を多角的に見ているとこで、だから鳳凰編だって、後の太陽編に否定される。
頭をガツンとやられるようなショックだったなぁ。
しかし帰国して1週間、あまりにもダラけた生活をしていて、仕事も何だか思うようにはかどらない。焦るばかり。
コラムなんかはネタを書き溜めとくようなマメなタイプではないので、いつも一気に気合いでガーッと書いてしまうのだけど、どうにも考えがまとまらず、一向に筆がすすまない。
これはきっとこのダラけた、いや堕落した汚部屋がいけないんだ!
悪魔(マーラ)よ去れぇっーーー!
と、夜も19時を過ぎたあたりからガガッと大洗濯・大掃除してみました。
その前に読んでた漫画になりきってしまうのが悪いクセですが。
キレイな部屋の方がやる気も出るというものよの。
掃除機かけるの1週間ぶり。
掃除だけで汗をかく季節になってきたな。
ただ、最近汗かくと加齢臭を感じるような気が…ニオイに神経質なわたしだからこそ気づくのかもしんないが…あぁ、30代ってなぁ。
じゃ、いっちょ頑張ってお仕事してきます。
今日届いたばっかのDJ Kawasakiの音源、なかなかです。