jeudi 30 mars 2006 22:21
オニです。ひさびさに長文です。そうそう今日は結婚記念日。
catégorie: mon anniversaire
今でこそ成金チックな金の使い方をしている我が家だけれども、もとを辿ればマイナスからのスタート。
そのへんについては多少知ってる人もいるだろうし、全く知らない人もいるだろうけど、本で出版でもすれば、世の中の”知りたがり”な人たちの興味を簡単にひいて、悠々と印税生活が送れるくらいの悲劇と苦労はつまっている、それがわたしたちの結婚生活だ。
でもやんないの、それだけは。
同情されるのも白い目で見られるのも嫌だし、ことさらに「頑張ってます」アピールも美しくない。日本人が大好きな美談風になんか、いくらでも書ける話だけれど、絶対にそんなことはしない。
ただ、普通でいたいの。何の代わりばえもしない、見落としてしまいそうなくらい普通の夫婦。そうありたい。
彼と、わたしの間でだけは、特別なルールが存在することは無視できないけれど。
おかしなことに、何でも話せる仲良し夫婦のだいちゃんとわたし、なのに絶対に共有できない話題があるんですよ。
わたしたちは、冗談すら軽く口にできないの。
そんなだいちゃんとわたしの結婚生活、今日で満3年目となりました。
3年前の今日は日曜日だった。覚えてる人いますか? 3年前のわたしは、今のわたしほど自由じゃなかった。
顔色が悪くて不健康に太っていて、いつも寒い寒いと震えていて、一触即発な雰囲気を漂わせていた。この頃にきっと、怖いとかめんどくさいとかいうイメージがついたんだろうなぁ。事実だけど。
この日も晴れて入籍だというのに、わたしは満足に口すらきかなかった。なんて不機嫌な花嫁なんだ、よくこんな嫁もらおうと思ったよな。
ちょうど去年、2年目の記念日あたりから、だいぶ自由になれてきた気がする。
喋るのも笑うのも、食べるのも寝るのも、好きなものを好きと言うのも、欲しいものを手に入れたいと思うのも、全部、楽にしてやっていいことなんだーと思えたから。
わかったからじゃないの。ずっとわかってはいたの。ただ、そう思えなかったの。思っちゃいけない気がしてたの。
でもそんなささいなことで、人間幸せを感じられるもののようです。
とうとう今年のお正月、西宮に帰省したとき養父母は「すいちゃん元気になったね」と、だいちゃんにこっそり話したそうです。
あぁ、いろんな人に心配をさせていたんだなぁと実感した瞬間でした。
3年も経ったと言うと驚く友人たちもいるけど、とても中身の濃い時間だった。
やっと、幸せに結婚した夫婦と同じスタートラインに立てたかな、という感じです。
世間では倦怠期にさしかかるというのが常識のようで、実際、毎日朝から晩まで顔を付き合わせてれば、喧嘩だっていくらでもするけど。
もうちょっと頑張ろうという気はあります。
そうねー、あと半年くらい(毒)
そのへんについては多少知ってる人もいるだろうし、全く知らない人もいるだろうけど、本で出版でもすれば、世の中の”知りたがり”な人たちの興味を簡単にひいて、悠々と印税生活が送れるくらいの悲劇と苦労はつまっている、それがわたしたちの結婚生活だ。
でもやんないの、それだけは。
同情されるのも白い目で見られるのも嫌だし、ことさらに「頑張ってます」アピールも美しくない。日本人が大好きな美談風になんか、いくらでも書ける話だけれど、絶対にそんなことはしない。
ただ、普通でいたいの。何の代わりばえもしない、見落としてしまいそうなくらい普通の夫婦。そうありたい。
彼と、わたしの間でだけは、特別なルールが存在することは無視できないけれど。
おかしなことに、何でも話せる仲良し夫婦のだいちゃんとわたし、なのに絶対に共有できない話題があるんですよ。
わたしたちは、冗談すら軽く口にできないの。
そんなだいちゃんとわたしの結婚生活、今日で満3年目となりました。
3年前の今日は日曜日だった。覚えてる人いますか? 3年前のわたしは、今のわたしほど自由じゃなかった。
顔色が悪くて不健康に太っていて、いつも寒い寒いと震えていて、一触即発な雰囲気を漂わせていた。この頃にきっと、怖いとかめんどくさいとかいうイメージがついたんだろうなぁ。事実だけど。
この日も晴れて入籍だというのに、わたしは満足に口すらきかなかった。なんて不機嫌な花嫁なんだ、よくこんな嫁もらおうと思ったよな。
ちょうど去年、2年目の記念日あたりから、だいぶ自由になれてきた気がする。
喋るのも笑うのも、食べるのも寝るのも、好きなものを好きと言うのも、欲しいものを手に入れたいと思うのも、全部、楽にしてやっていいことなんだーと思えたから。
わかったからじゃないの。ずっとわかってはいたの。ただ、そう思えなかったの。思っちゃいけない気がしてたの。
でもそんなささいなことで、人間幸せを感じられるもののようです。
とうとう今年のお正月、西宮に帰省したとき養父母は「すいちゃん元気になったね」と、だいちゃんにこっそり話したそうです。
あぁ、いろんな人に心配をさせていたんだなぁと実感した瞬間でした。
3年も経ったと言うと驚く友人たちもいるけど、とても中身の濃い時間だった。
やっと、幸せに結婚した夫婦と同じスタートラインに立てたかな、という感じです。
世間では倦怠期にさしかかるというのが常識のようで、実際、毎日朝から晩まで顔を付き合わせてれば、喧嘩だっていくらでもするけど。
もうちょっと頑張ろうという気はあります。
そうねー、あと半年くらい(毒)
さて、昨日もオニ化してました。全て地元で調達。

ゴミ箱を新調。小さい方は仕事部屋に。


左、フランス製マリン風ニットのトート。わたしの地元は昔からけっこう輸入雑貨なんかを扱うお店があって、わたしのフランス好きもこんなところから助長されたのかもしれない。
右、ルームウェア。最近、部屋着に力を入れている。家にいることが多く、一日中着てる服だから、少しは気に入ったものがいいかなと。
どちらも1000円くらいのお安いもの。地元は安くて可愛いものがあるので、わりと重宝してます。若干、若い子向けですが…。
あとはだいちゃんにも部屋着を調達してさしあげました。
だいちゃんの部屋着選びのポイントは、どれだけ汗を吸ってくれるか。
なので、ユニクロのBODY TECHが今んとこ秀逸。
いやー、こないだ思いっきり脇のニオイかいだらもんのすごく臭くて、んもーほんとにビックリしちゃってー。
ど、どんなに愛しててもコレはナシ! と思いました。ウフ。

仕事がらみで緊急購入。実際着るかどうかはまだ未定だけど。
詳しくはまた今度。久々の顔出し仕事です。

念願のキッチン踏み台を…えぇ、チビなもんでねぇ…これでもギリだと知ったときはショックでした。
今日郵便出した分で、今月の請求は終わり。
物欲にかまけすぎて肝心の軍資金がそろそろやばいかも、もうちっと稼がなきゃなーと思った頃に仕事が来る。(都合の)いい仕事してんなー、わたし。
仕事といえば、メイドカフェは時給が安いしプリキュア踊らなくちゃいけないから諦めたんですが(この間テレビで見てショックを受け、あの日以来プリキュアが頭から離れない)、他にもぼっろい仕事があるんですよー。
知ってます? パーソナルスタイリストとかいうの。
わたしはテレビで知ったんだけど、ググったら他にもいろいろ出てきた。
テレビでは大人しげな青年(アキバ系)を自称パーソナルスタイリスト(オバハン)が紳士服店(タカキューなど)に連れて行って、スタイリングするかと思いきや単にスーツを着せただけ、でも本人は「うわぁ〜雰囲気変わってびっくりです」とか、素で驚いてんの。
ボロい! ボロすぎる! だってこれ、2時間同行で3万とか取ってるし、カウンセリングと称して1万取ってたりするんだよ! ボロいよ! スーツ着せるだけなら、わたしでもやれるよ!!
うーん、しかしよく考えると、今はアキバな人からお金をふんだくろうっていう商売がボロいのね、つまり。
なんかちょっとひどい話ですね。
最近、ライター業より楽でボロい商売があるなら、そっちのがいいやと思うようになったので、どうもメイドカフェとかなんたらスタイリストとかに逃げがちだ。
顔出し仕事もそうで、笑って喋るだけでお金もらえるならボロいなーと。
その程度の心構えだよ、不謹慎ですんません。
しかもプロじゃないことをいいことに好きなだけデブって、「今、デブなんで」と断ったりしている。最強キャラだな、ある意味。
ただ、今日いつものスーパーに買い物に行って、掲示板に「Kは接客をさせるべきではないと思う」という意見が貼られているの見て、胸が重くなった。
Kさんはいつも接客態度に問題があると指摘されていて、会社側は「Kは事故の後遺症を抱えながら社会復帰を目指している」のだときちんと説明し、指摘されるたびに指導もしているようだった。
それでもいつも掲示板にはKさんのクレームばかり貼られていて、そして今日はとうとう上のようなことが貼られていた。
ちょっと前向きな考え方をしてみる。
もしかしたら投稿者は、いつも指摘されているKさんを案じて、「客前には出さず、彼にできる仕事を与えたらどうか」という意味合いで投函したのかもしれない。
……でも。でも。でも。
やっぱり、そんなのは偽善だ! 五体満足な人間のエゴだ!
心配しているフリをして、一番ひどい言葉を投げつけている。世の中にそういう類いの人間がどれだけ多いことか!
社会復帰をサポートしてくれる職場が、どれだけあるか? しかもあんな都心に。
そうやって消極的な処置をすることで、彼は一生復帰をする手段を奪われてしまうんだ。
もし、投稿者が文字通りのことを思っていたとしたら?
自分が快適に買い物をするために、サービスを優先するためには、人ひとりの社会復帰なんてどうでもいいのか…なんて世知辛いんだ世の中は…不可抗力すら認めてくれないのか…。
めんどくさいから関わりを持たない、責任が持てないから余計なことは言わない、そういう傍観するタイプと、「これだけ考えてるんですよ」ってフリして刃を振り下ろすタイプ、どっちがいいとは言えないけど、どっちがせめてマシなんだろう…わたしの周りには圧倒的に前者が多いな。それも寂しいけれど、傷つくのは断然後者だな。
誤解しないでほしいのは、わたしは自分が同じ立場だから考えすぎるのではなくて、自分が欠けている人間だと知る前から、子供の頃から自然に、ずっと心を痛めてきた問題なんだよ。
人間は楽な方楽な方に行きたがるから、考え方も簡略化して勝手に、都合のいいように納得してしまう。
わたしがこれだけ真摯に考えるのは、わたしはKさんの接客を嫌だと思ったことはないからなんだ。
むしろ彼は親切で、重たい買い物カゴをレジから台まで運んでくれたり、空になったカゴを片付けてくれたりする。
彼なりに気をつけようと一生懸命なんじゃないだろうか、おそらく後遺症のせいで表情が硬いから、無愛想に見られてしまうんだと思うけど…。
よっぽど、昨日逆ギレしたユニクロの店員よりちゃんとしてるわ!
(会計の際にクレジット付きのポイントカードを先に出したら、若い女子店員がカード払いと早合点して何度も「ご一括ですか? リボですか?」と聞いてくるのに対し、「だから現金でー」と答えていたら、「現金でって言うのにお金出してないじゃないですか! だからカード払いかと思ったんですけど!」とキレられた。「え。だって、まだ合計金額聞いてないんですけど…」と答えたら、「ハッ! スミマセン!(小計ボタンを押して)○○○○円です!」だと。その後は袋につめて「ありがとうございました!」まで、全て投げやりな態度…最悪だ)
あああ、久しぶりに話があっちゃこっちゃ行っちゃったわ。
喋るときは変わんないけど、文章書くときは気をつけてるのに。
えっとつまり、わたしは恵まれてるのでもっと頑張らないかんなーと。
主婦とかライターとか女子とか、いろいろ隠れ蓑があるんだものね。
それはそれでギャップがあったり、いろいろしんどいこともあるんだけどさ、うん、でも、今は好きなように生きることがわたしの役目だから、やりたいと思ったことは素直に楽しんでやらなくちゃなーと思いました。
お金はほっといてもだいちゃんが稼いでくれるから、血迷って変な商売とかに手出さないように気をつけようっと。
あーしかし、どうも毎年3月は時期的に忙しかったり急に暇になったりで生活がメチャクチャで、春一番のせいで体調も芳しくなくなってしまう。
一番犠牲になるのがフランス語だからなー。行かなきゃ行かなきゃと思いつつ、最近ちっとも行けてない。あぁ、どんどん忘れる…。
早く4月に…でも毎年4月っていいことないっていうか、むしろ悪いことばっかり起きるんだよなぁ…。
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