dimanche 26 février 2006 23:58
行ってきたぞ、スノボ。
catégorie: スポーツ/ダイエット/産後ダイエット > スポーツ
目覚めると、無意識に携帯を切っていた。朝、4時。
起きなきゃ、ひろっしーさんから電話がきちゃう、と起き上がってボーっとしてると、すぐに電話がかかってきた。
「おはよー、なんか2回くらい切られたんだけど」と、ひろっしーさん。
アラ、あれは目覚ましが鳴ってたんじゃなかったのね…す、すみません!
電話を切り、履歴を見てみると、3時44分に一回目の着信が…早いよ!!
行きの新幹線はMAXなのに2階建てじゃなかった。ちぇ。
さっちゃんとよしくんは、朝から「弁当失敗したー」と後悔している。
なんかこの2人、いつもこんなこと言ってる気がする。
わたしが選んだのは、青森ねぶた祭り弁当とかいうやつ。

うむ、我ながらナイスセレクト。鯖が美味でした。
8時過ぎにガーラ湯沢着。
わたしはもちろん全レンタルで、厚着しまくりなので着替えに結構時間がかかった。
ゴンドラでゲレンデまで登る。この時点で、あまりの高さに足の裏がかゆくなり、揺れるたびに気を失いそうになる。
わたしは、外が見えるエレベーターでさえ不安になるほど、高いところが苦手なのだ(高所恐怖症て言葉はなんかイヤ。別に病気じゃないし)。
中学2年以来のゲレンデには、圧倒された。
まず、こんなに雪が積もっているのを、ほとんど見たことがない。
まわりの山々が雪化粧をしているのも、肉眼では見慣れない風景だった。
そして上級者コースの高いこと!
あそこから降りてくるのはもちろん、登ることすらできないと思った。
さっちゃんよしくんには先に好きなように滑ってもらって、初心者のわたしは下の方で、まさと&ひろし大先生方に、ボードをつけるところから教わる。
今まで、めんどくさいことやちょっとでも複雑なことは人にやってもらう、というスタンスで生きてきたお嬢気質(他力本願ともいう)のわたしなので、のっけからいきなりウンザリする。
「あーあ、誰かやってくんねーかな。つか、だいちゃんがいればやってもらえるのに」などと、不真面目なことばかり考える。
さらに、両足を固定して立ち上がる練習の時点で、早くもキレ気味になる。だって、まったく立てないから。
「なによ、フツーに立っちゃってさぁ」とか「あんたみたいに手足長くないし、こっちは尻が重いんだよ!」と、主にまさとに当り散らす。最悪な生徒だ。
もーやめてスパ行っちゃおうかなーと何度も思ったけど、お昼に行く寸前にちょっとコツがわかったような気がしたので、とりあえずご飯を食べてからやるかやらないか決めることにした。
お昼はすごく混んでて席をとるのが大変だったけど、よしくんとさっちゃんの執拗な威嚇でなんとか確保。
それぞれ好きなものを食べました。

わたしは手前の親子丼。朝からイクラばかり食べている。しかし、まぁまぁ当たり。
こういうとこの食堂でのセレクトの技は、食いしん坊のだいちゃん譲りだ。
ご飯を食べて元気が出たので、午後も少し挑戦することにする。
そしたらいきなり、コースへ出ることに! ガーン!
まだ自分で立ち上がれないような人がですよ…!
ボードを自力で固定できただけで、「よくやった、もう十分だ」と思ってたのに…。
それ以前に問題はリフトだ。あんな不安定な乗り物、よう乗れん!
本当ならヨコヤマが来るはずだったから、だいちゃんに「ヨコヤマにしっかり捉まって乗るんだよ、他の4人じゃ頼りないから」と言われてたのに、結局一番体格的に薄すぎるまさとと乗るハメに…!
乗り方を教わってとりあえずエイヤ! と乗ったものの、もう怖すぎて何がなんだか、パニック状態。
やたらと饒舌になって、あーなったらどうしよう、こーなったらどうしよう、とベラベラ喋り続ける。
どうやら隣りでまさとが降りるときの注意などを言ってくれてるようだが、悪い、スマン、耳に入らん!
おかげで、案の定降りながらずべーと滑っていった。
フン、リフト止めなかっただけマシよ!
そして、滑る前に記念撮影。


素晴らしい快晴でした。
左の写真、さっちゃんとわたしはフュージョンしています。

そしてわたしは一日中、ゴーグルが曲がってたらしい。
絶壁頭には何でもデカイんだよ!
んで、初心者コースを滑ることに。いきなり本番。
最初は転ぶのが怖くて仕方なかったんだけど、何回か勢いよく転んでいたらどうでもよくなって、この際なので景気よく滑って景気よくすっ転びまくってみた。
普段から何もないとこでも転ぶし、一日中家にいてもどっかしらでぶつけて足じゅう青アザだらけでも、いつどこにぶつけたかも記憶にないくらいだし、とにかく痛みに鈍いおかげで、転ぶことにはすぐに慣れちゃったみたい。
そしたら、とりあえずスピード出してまっすぐ滑ることだけはできたんだよね。
コントロールも止まることもできないけど、とにかくまっすぐ勢いよく滑れるのはわかった。
で、スピード出してるときは、ちょっと気持ちいいくらいなの。
やばい。楽しいかも。と思った。
その間にもよしくんたちには抜かれまくって、2周も3周も遅れてるんだけど、とにかく下まで自力で滑りきって、晴れ晴れとした気持ちでスパに行こう! と決めた。
滑っては転んでの繰り返しで、なかなか進まないし、もう傾斜にまかせて頭から滑り降りたりとかしてた。
かなり息もあがって、逆に足は上がらなくなっても、とにかく頑張るんだーと、なぜかムキになって滑っては転んでいると、インド系と思われるお姉さんたち(スキーの練習してた)に笑われた。
面白いなら、まぁいっかー。
でも一度ね、転んでボーッとしてるところに男の人が突っ込んできて、衝突したよ。
びっくりしたけど痛くなかったから平気ですよーて言ってたのに、やたら心配して恐縮してたな。
ボケーとしてるワシが悪いから、気にせんでいいのに。
結局なんとか麓近くの、人が少ないところまでは滑り降りれたので、まさととひろっしーさんと満を持してスパへ行くことに。
てか、2人ともわたしに付きっ切りであんまし滑れなかったよね。申し訳なかったです。
帰りのゴンドラはまさとと2人で乗った。

のぼりより降りるときのほうが数倍おっそろしいね。
あーまさとと心中かー、と思ったよ。
でも、カモシカの親子がトコトコ歩いてるのを見れたのでうれしかった!
スパのプールは当然ながら、露天ジャグジーも水着着用で、とても水着に着替える気力もプールで泳ぐ体力もなかったので、残念だけど、お風呂だけゆっくり入ることにした。
全身を使いまくったので、ジェット噴流を独占してマッサージしたり、サウナで自己への挑戦などをしつつ、1時間半くらいのんびりできた。
スパを出て、我が家の食いしん坊にお土産(えびせんと、白い恋人風のラング・ド・シャと、牛乳チョコクッキー)を買い、夕飯のカニ弁当も買い、クレープを食べていたところ、なんとさっつんとよしくんがゴンドラ待ちで帰りの新幹線に間に合わないと!
ギリギリまで待ったけどもう無理だったので、仕方なく3人だけで帰ることになった。
他にも間に合わなかった人が多かったのか、空席があちこちに。
すっかり疲れ果てた30代チームは、ゆったり足を伸ばして座りながら帰った。
東京駅までだいちゃんが迎えに来てくれたので、だいちゃんの大好きなみんみん(漢字出ない)でご飯を食べて帰宅。
ニュースを見ると、ガーラ湯沢のゴンドラが強風で停止し、70人が3時間も閉じ込められたと!
さっちゃんたちはもうちょっと早かったはずだけど、さっちゃんと同じ色のウェアにゴーグルの女の子が映っててびびった。
なんとか無事に横浜まで帰れたようだけど、とっても心配しました。
初めてのスノボはー、結果的には楽しかった。
スキーのときは楽しいと思わなかったし、もう1回やろうとなんて思わなかったけど、スノボならいいかも。
まースノボやる友達っていうか、フツーに普段付き合いのある友達っていないから、楽しかったけど、これが最初で最後かもしんない気がするが。
ただ、投げ出さないでよかったと思った。
きっと数年前のわたしなら、午前中の時点でなんだかんだ屁理屈こねて、さっさとスパに行っちゃってたと思うんだけど、最近はそういうのってやだなーと思えて、ムリでもヘタでも頑張るようになった。
これは、だいちゃんのいい影響なんです。
だいちゃんは関西人だし理系なので、基本的に計算高い。
「元取らなもったいないやん」、と口グセのように言う。
最初はそういうの、せせこましくてなんかイヤ、と思ってた。
何でも数字とかお金に換算して考えるのも、やらしい感じがしてイヤだった。
でも、こういう人が社会をリードして、ガンガン稼いでいくんだな、と。
それは強さだし、絶対わたしにはできないことで、呆れつつもまるっきり脱帽しちゃうので、「正しいな」と思うようになった。
だから、かかったお金や時間や労力のぶん、楽しめたほうがいい、ていうのが合理的に思えてきたんだと思う。
それが前向きな気持ちにつながってるってことだと思う。
だいちゃんも、いい影響与えてくれることもあるんですよ。
だいたいは悪いとこばーっかり、似てきちゃったけどね。
Commentaires
そうそう、1回目はとにかく滑って転んでとりあえず滑る感覚さえつかめればOKなのだよー!
そしたら次はもう滑れるよ!劇的にコツがわかる瞬間がくるよ!
来年は温泉1泊くらいでゆっくりしたいですなぁ~。夜ご飯は旅館で船盛りとか食べて。
ゴンドラはほんと参ったよー!
たかが1本の違いであそこまで明暗がわかれるとは・・・。
スイさんたちの決断は正しかったです(笑)
そのうち「だいちゃんが居ないと不便なのよ!キーッ!」とか言って
ジンバブエからでも呼びつけられそう….
心配させてごめんよー。
帰れる時間でよかったよ、ほんと。
またいこうー!
おつかれさま!
自分でも驚くほどすっ転んで、でもすごく気持ちよくて、楽しかったよ!
劇的にコツがわかる瞬間、感じてみたい!
確かに、スノボとスパをいっぺんに楽しむのは体力的に厳しいな~と思ったので、今度は泊りがけで行きたいね☆
すごく心配したけど、ほんとに無事に帰って来てくれて安心したよ!
雪山は侮れないね~。
>たにぐちゅ
伊賀くんくらい大人しくやってくれれば、もっといいのにね。
うーん、パリでもビンのフタが開けられなかったとき、「あーだいちゃんがいればなぁ」と思ったね。
アッハッハ
>さちこ
た、楽しかったんだね!わたしも楽しかったよ!
寒かったでしょう、風邪ひいてませんか?
でもメゲてないのね。
それでこそ、さっつんだわ!
最後まで投げ出さず完走しましたね。よく頑張りました。先生は嬉しいです。
次?はもっとスパルタでいきます。
尻が重いようなのでもう少し運動しましょう。
自分でもよく頑張ったと思ってます!
スパルタは、キレない程度にお願いします!
重いのは尻だけじゃないよ~腹もだよ~あっはっは~☆