jeudi 26 janvier 2006 22:45
シチューから学ぶこと
catégorie: 万年思春期的思想
シチュー作りから学ぶことは多い。

あぁ、せっかくならもっとキレイに盛った写真を撮ればよかった。つい、早く食べたくて。
【おととし】
手際悪く、長い時間キッチンに立っていることもできなくて、焦がす。
【去年】
手際だいぶ改善。しかし、じゃがいもの煮崩れ・灰汁すくいなどを気遣う余裕なし。「食えりゃいい」的モチベーション。
【今年(今日)】
手際よし・煮崩れなし・のん気に灰汁をすくい、且つとろみを加減する余裕あり。テレビを観ながら食す。
退院から3年。ここまで進歩したよ。
ようやく人並みに料理して、人並みに食べることが楽しいと思えるようになったよ。テレビも怖くなくなったよ。
他人から見たら瑣末なことだろうが、この進歩を自分で認識するとき、何とも感慨深い。泣けてくる。
ここまでの道のりがどんなに長くて、じりじりとじらされて、焦燥感だけでいっぱいだったことか。
他人を羨み、自分を恨み疎ましく思ったことか。
がんばった。がんばった、オレ。グス。
これからも一つの指標とするために、毎年シチューを作ろうと思った。
飽きられなければ、頻度も増やして更なるレベルアップを目指そう。今日、ブロッコリー入れ忘れたし。
とりあえず余った野菜で、来週あたりカレーを作ろう。
心がくさくさするときは、思い切ってまったく関係ないことに没頭すべきなのだ。
そのほうが深く考えなくてすむし、時間もあっというまに経つ。
わかっちゃいるが、なかなか心が重いと立ち上がれないのが、まだまだ現実…。
いま通っているサロンの考え方は、「普段の生活そのものが、ゆるやかな有酸素運動」。
キッチンでくるくる動き回るのは、かなりな有酸素運動だ。
ちゃんと呼吸しなくちゃね。
トーキョーから、身動き取れなくても。
Commentaires
僕もテレビ怖かったなー。いくつかトラウマ抱えたけど、一つ一つ克服できて、本当によかったと思う。
でも、スイさんの回復力は、すごいよ。
あんなに怖くて嫌だったテレビも、今では自分から観ることできる。
この進歩をわかってくれる友達がいてくれることも、とてもすてきなことだなーと思います。