dimanche 25 décembre 2005 07:49
ジョワイユー・ノエール!
catégorie: 12月のおパリ
昨日すでに、気の早いカンペールのお姉さんには「アピ・ニューイヤ!」て言われたけども。
日本より8時間遅れてのクリスマス・イヴでございます。
明日のミサの時間を調べにマドレーヌ寺院へ。

いいお天気。いいクリスマスになりそう。
今日のお昼はムール貝リベンジ!
Leonマビオン店でMenu Leonを頼む。Moules a la mariniereのcocotte(手鍋入りタマネギのみじん切りを入れた白ワイン蒸し)とポテト(おかわり自由)、ゴーフルのセットで14.90ユーロ。


やっぱ正解! んまい!!
スープまでおいしくて、バゲットにつけて食べると、2倍おいしい。
かわいい手鍋にこれでもかーと入ってて、かなり食べ応えあり。ゴーフルいらんと思ったもん。
チェーン店だから日本のファミレスみたいで入りやすいし、店員さんたちもイヴのせいかご機嫌で、楽しく食事できた。日本にも出店しないかなー。
帰る前に、今度は生クリーム風も食べてみたーい!
Leonのあるサンジェルマン大通りは、さめっこさんと暮らしたアパルトマンのある通り。
アパルトマンとは逆方向に、サンジェルマン・デ・プレ教会あたりまでMarche de Noelが続いている。


マルシェ・ド・ノエルつうのは英訳するとクリスマス・マーケット、日本の露店みたいなのが一斉にクリスマスグッズを売っている。
その前をLe Papa Noelがうろうろしていて、子供たちと写真におさまっていた。


3人連れの日本人家族に「撮ってあげましょうか?」と言うと、「え! いいですいいですー!」と、頑なに拒否されてしまった。
なんでそういうとこ、遠慮するかなー。もったいない。
L'ile de Re地方でとれたFleur de sel(塩)をお土産に購入。さぁ、誰の手にいくんでしょうか?

お店のマダムに「なんで花なの?」て聞いたら、「そーゆー名前なのよ」て言われた。あ、そうすか…。塩田の底の方じゃなく、水面に上がってきたのをとったものらしい。それが花に見えるのかな?
「イル・ド・レってどのへん?」と聞いてみる。よく考えたら、聞いたところでフランスの地方のことなんて知らんくせに。だいたい北東あたりって言ってた気がする。あやふやだが。
メトロの前では、おじさんがタマネギとかにんじんで花を作ってた。ゲージツだ。

このサンタさんは首が動く。ちょっとコワイ。

誰も僕には足を止めてくれない…。(だって怖いし)

あ、サンタだ! いっちょ踊ってみるか!

お昼を食べすぎたので散歩がわりに周辺をふらつき、食器屋さんなどを覗いてみる。突然、
「ニックニックニックニックニックニックニックニック」
店員のお兄さんが何か言っている。
「…ニックニックニックニック、ニッコゥォ~ラッソン!」
ものすごいコブシまわしだ。びっくりした。
フランス人て声デカイよなー。独り言もデカイし。また一つ、関西人との接点をみつけたな。
わたしは声が小さくて細いので、こっちにいると気づかれないことも多い。たいてい1回じゃ聞こえないみたい。
でも、それがまたヤツらにはいいようで、やたらと親切にしてもらえることもあるから、善し悪しかも。
「なーに、マドモワゼール?」みたいな感じで。だからマドモワゼルじゃねぇつってんだろ!
そういやこの間なんか、La petitteて言われたよ! おぅおぅおぅおちびさんぅぅぅ!!??
そんなこんなで日も暮れ始め、

明日のために早く帰ろうと、PAULで夕飯購入。

左がサン・ニコラ。目がいっこ取れてる…。
フランスではクリスマスといえば七面鳥ではなくカキ、だと雑波に書いてあったので、さめっこさんと行ったお店、Le bar a huitresまで行ってみる。
お店は閉まってるけど、店頭のカキさばきのおじさんたちは忙しそうに、注文を聞いてはさばいている。
パトロンらしきムッシューがいたので、「明日は開いてますか?」と聞いてみると、「昼も夜もノン・ストップさ!」とのこと。
「じゃーまた明日来ますねー!」と笑顔でさよならした。
Leonも明日やるそうだし、フランスもチェーン店なんかは、クリスマスでも営業するようになったんだねぇ。
そして、よい子のすいたんはサンタさんを待つために、さっさとお家に帰りました。
家といえば!
昨晩、なんかギシギシ言うので「ど、どろぼー!?」と思ったら、どんどん音の感覚が短くなって、早くなって、大きくなっていく。
それにつれて、「オォー! オォゥー!!」と、女性の声が。
え。これって。え。まじすか。
ちょっとちょっと、まだイヴにすらなってませんよ、と思ったけど、別に一年中そうなのかな…。
ていうか、よく考えたら日本のクリスマス・イヴの過度な盛り上げ方のほうがやーよね。
カップルだったら、「あいつら今日やるんだぜ」ってバレバレじゃん。
どんなに清楚に着飾っても、見透かされてるんだよ。なんかフケツ。
と、こういう発想がどうも日本では、いまひとつウケがよくない…「なんでそんなこと思うの?」て言われても、なんでそれに気づかないのかのほうが、単純に不思議なんだけどなぁ。
こういうのは「いらんこと(=余計なこと)」なんだろな。
頭の中の9割はいらんことでいっぱいだからな、わたし。
でも、やらしいこと隠して良識ぶるほうが、どうにも肌に合わない…。
フランスにいると、まるで子供みたいに、言葉を毎日覚えていくのが楽しい。
その反面、街を歩いていても、周囲の人が何を言ってるか、全ては聞き取れない。
その両方がちょうどいい。
一生、旅人でいたいなぁ。
Commentaires
やっぱり、うまい!でも5つしか食べれないのが、残念。
ヨーロッパのは、おいしいって聞いているし、量も多いし、うらやましい!
是非、今度フランス行ったら食べます!
メリークリスマス
あそこのカキやさんは安くておいしいよね!!私も行きましたよー。
いいな・・・私もpapa noelに会いたいよう~。
あぁ、ここはフランスなのだわと思うことのひとつに
「毎日口笛を聞く」というのがあるのですが、
すいさんはどうっすか??
ムール貝もたべたいな~。いいな~。
では、よい旅を!!
ガイドブックに書いてあったの読んだ事あるよ、
観光地で「写真撮ってあげましょうか?」ていうてお金取ったりカメラをスラれたりする事があるので気をつけましょう。
ての。
え、違う??
今年は24と25が土、日だから、イベント好きなカポー達はさぞかし盛り上がったろうね。
飲食業界の人は大変よね。。。
avec grand plaisir!!
ジョワイユー・ノエールです!
ムール貝もうまいけど、やっぱカキだよ!でもカキは高くて、量は食べれない~。
外国に来ると、メシの量は格段に多いよね。ロンドンは多い上にまずくて最悪だったけど。
avec grand plaisir!!は、日本の居酒屋でよく言ってるでしょ。
「ハイ、喜んでー」
>ふくころむっくさん
そうなの、専門店にしては安いよね!日本にも出店してほしー!
パパ・ノエルはあちこちで見かけるけど、ニセサンタも毎年出るらしいね…気をつけなきゃ。
口笛!!聞くよー!しかも異常に上手くない?
今日はシャンゼリゼで寒い中延々と鳥の鳴きまねしてるおじさんがいたよ!猫八か!
>鯖
いやいや、外国人だとスラれる心配があるだろうから、同じ母国の人間がどれ一つ撮ってあげましょう、て言ったんだけどね。
観光地でカメラ人に渡すのはご法度なのは常識す。
イベント、イベントかー。
そういうの楽しむ心の余裕なかったからな…。
そういえば、アドマチック天国で五反田の有名なオイスターバーやってたんだけど、劇場があって、クラブがあって、一等地な所もあってムーランルージュぽいところなので、そういうところに店主がお店を出したかったって言ってた。
今度は、カキだなカキ!
avec grand plaisir!!ってそういう意味だったんだ。ありがとう!
わたしは今まで生ガキをあまり食べたことがなくて、オイスターバーなんてものがあることさえ知らなかったんだ。
でも日本に帰ったら絶対行こうと思ったよ!
ちなみにこのカキ専門店の名前も、英訳するとそのまんま「オイスターバー」です。