samedi 30 juillet 2005 14:33
うふふ
catégorie: 万年思春期的思想

計らずしもまたもや完徹しちゃいました。うふふ。
テンションの揺れ具合ったらないですよー。上にも下にも…。
朝ご飯は納豆ご飯(卵入り)を2杯食べました。
パリ生活で3kg太らされた食い意地が、帰国後は消沈してゆくばかりです。
納豆ご飯なら3杯はいけるはずなのに…!
今回は帰国して白米を食べても大しておいしいと感じませんでした。
ま、たった10日ちょっとしか空いてないので飢えてなかっただけだと思うけど。
でも納豆ご飯にしたら、やっぱりおいし〜いとしみじみ思いました。
ペーターのおばあさんが白パンを食べたときの感動ってこんくらい?
そんな気すらさせてくれる納豆菌にhooray!
土用の丑の日にうなぎが食えない代わりに食べたカルビ丼より数倍おいしいわ!
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ちょっとだけゲームの話。
やっとファミ探に本気で取り掛かりました。
ドット絵、いいねー。みんな同じ顔に見えるけど。
「しらべる」コマンドである部分をポイントすると、
「しらべてもじけんにはかんけいありません」
みたいなことを言われるのって、ある意味ショックだわ。びっくりだわ。
なかなか進まないクソゲーぶりもホッとします。
ところが!
「逆転裁判 蘇る逆転」が9/15にDSで出るそうじゃないですかぁぁぁ〜!
くそー、とうとうDS買うべきか!? 逆転のために買うのアリだよね??
だって初回限定版はサントラの「蘇るリミックス」入りだよ?
結構頭に残るのよー、特にトノサマンのテーマ曲が。
あぁ…このパリ貧乏から早く抜け出さなくては…!
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フランス関連のことをぐぐっていて、わたしはフランスのことよく知らんなーと思った。
BIMBO TOWER(タコシェみたい…っていう認識でいいよね?)からマユタンにたどり着いたとこでそう思った。
そうゆう流れがあるのは知ってるけど、具体的なことは知らん。
どっちかっていうと、あんまし首を突っ込みたくなかったっていうか。
エンキ・ビラルの作品を出してるような出版社にいたわけだから、
もちろんバンド・デシネには興味があったし、
ガチャガチャピコピコした音も面白いし好きではあったんだけど。
でもなんつーか、このへん突っ込むと、情報に右往左往される感があったのだよね。
80年代末から90年代の東京で少女時代を過ごしたわたしは、
ちょうど同時期に大人計画のお手伝いをやってたこともあって、
「サブカル好き」
と言われたものよ。
そういうおまいらはいつまでもパンクパンク言いやがってー
みたいな気持ちはありましたが。
わたしの中でパンクは既に音ではなく態勢、体制に取って代わってた。
でもおかげでアヴァンポップコーナーとか作って、それこそザッパとか
スラップ・ハッピーとかの有名どこから、ちょっとでも「こいつらおかしいぞ」みたいなのをかき集めて、やっぱどっかおかしかった店長(今は出世されて偉いさんのはず…)とあれやこれや言いながらレコメンドしていたりしたわけよ。
でもたぶん、ほんとはわたしは、そういう音を理解する頭はなかったんだと思う。
それにポスト・ロックとかシカゴ音響系とか混ぜ始めたらどんどん新譜が出るわで追いつかなくなっちゃって、きっと大好きだったら楽しかったんだろうけど、どんどん難解になりすぎて頭おかしくなりそうなった。
ジム・オルークのジャケを友沢ミミヨが描いたあたりで、もううんざりした。
なんなんだ、このちっさいコミュニティは、と思って。
ふと周りの同僚たちを見渡してもいまだにラモーンズだ、ジャムだ、コバーンさんだ、っていうパンク〜ガレージパンク方面の人らから(断っておきますが、わたしはガレージは大好きなんですよ! ガレージパンクには食指が動かないだけです)、ほんとはJ-pop好きだけど彼の影響で何となくブラック好きちゃん、彼がbonjour recordsのバイヤーだからっていうオサレっ子ちゃん、そういう人たちばかりだった。
わたしが一番心を開けて話せたのはヘヴィメタ好きのすごく歳上の男の子と、精神からブラック入ってるSOULバイヤーのチーフ(女性)だけだった。
それでも毎日よくわからんの聴いて、まるでわかったようなフリして書かなくちゃいけないし。
そのへんから音楽聴くのが辛くなっちゃったんだなー。
好きなことを仕事にするには売り手にまわっちゃいけない、
っていうのを実感したのはその頃だった。
ところが、ほとんど自殺みたいにTワーを辞めて半年経った頃、
前に少しかじったことのあるライター業を本気でやろう、と一念発起して
教えをいただいたのが、AFTERHOURS主宰の大漉先生だったのよね…。
Tワーのスタッフたちが音楽的な嗜好はどうあれ、みんないい人たちだったように、大漉先生もとても気持ちのいい人だった。
ごちそうになったり事務所に泊めていただいたりした。その節はお世話になりました。
音楽の知識ももちろん多いから、すごく深いところまで話ができてうれしかった。
だけど、やっぱりAFTERHOURSの音を「好き」とは思えなかった。
新刊が刷り上がるたびにいただいて、付属のCDを聴いて「あ、いいな」と思ったりはした。
でも頭の中に残ったりはしなかった。ドッキリするようなことはなかった。
いっしょうけんめい理解しようと、好きになろうと努力はしたんだけどね。
でも、わからなかった。
当時は音楽雑誌で仕事したかったから、こんなんでライターになれるのかと不安になった。
音楽がいいと思えない、っていう致命的な欠点を抱いてると思ってた。
もう頼りになる人がいなくてどうしようもなくて、ついメールを出してしまったのがライターの大塚さんだった。
大塚さんはその頃QUICK JAPANの企画で、9.11 直後のNYの小沢くんに突撃取材をしてご本人にものすごく煙たがられ、それを大塚さんが感じたように書いた記事を掲載し賛否両論を得、さらに体調を崩されていたときだった。
大塚さんは、音楽をいいと思うか思わないか、という問題を、
「訓練で何とかなるもの」
と答えられた。
きっとかなり悲観的になってただろうわたしが何て答えたかは覚えてないんだけど(すいません)、
たぶん納得したんだと思う。
そして、自分の中で音楽は、そうまでして聴くべきものではないと判断したんだと思う。
お忙しいなかすぐにメールの返事をくれた大塚さんに感謝した。
でも、もう音楽ライターになろうとは思わなかった。
あぁ、いやぁ、年寄りは昔話が好きで困るね。しかも長い。
最近何となく音楽関係の仕事が増えてきたから、いろいろ思うところがありまして。
で、結局そんなこんなでフランスのマニアックなシーンにも手を出さななかったのです。
今のフランスっていう国の魅力の一つであって、ある種の人々にとってはすごく面白い、熱いものであることはよくわかってるんだけど、何が新しいとか何が度肝を抜くとか、そういうのはわたしにはたくさんはいらないみたい。
一時期はずっと音楽を聴いてなかったけど、今はやっと調子を取り戻し始めたと思う。
好きな音楽を好きなだけ聴けてうれしい。
恥ずかしいのと天の邪鬼なのとであまり口に出せなかった、
フリッパーズ好きも公言できてうれしい。
新しいこと、奇抜なもの、びっくりするような音、
そういうのも「面白い」とは思うけど、
わたしはやっぱりふっと頭の中に流れてくるような、
つい何度も口ずさみたくなるような、普遍で不変のメロディが好きだよ。
逆に自分が作ろうと思ったら、それこそ難しいと思うけどねぇ。
ちなみに最近頭の中に流れてるのは、フランス・ギャルの曲なんだけど、
タイトルがわかんないの。
CD化されてるものは全部おさえてるはずなんだけど(コンピまで)、どれにも入ってないしー。mixiにもトピ立てたんだけど、
「アッロー、ボンジュー、サッヴァ、セボーン」
て歌ってるやつです。
どなたかお心当たりのある方がいらっしゃったら教えてくださいましー!
Commentaires
俺の最近の朝飯はバナナ2本と牛乳です。1食100円ぐらい。引越貧乏につき食事を削らねばならん。
あー腹減った。
でも納豆は4パックで100円とかだからかなり食いつなげるよ!
うちもパリ貧乏だからのー。
牛乳の話はカンベンしてください。