dimanche 09 novembre 2008 18:26
みんなでお散歩
catégorie: ゾラのこと

久々の、家族総出でお散歩。
というのも、ゾラが予防接種を受けなくてはいけなかったから。
動物病院までは、トマも歩いていくようになった。
「トマくん、疲れたら抱っこするから言ってね」と言うと、すぐ抱っこをねだるけど。まだまだ、大した距離は歩けない。
スゾンはハイになってるので、もっと早く歩きたい。
ラ子は、久々の外界にびびっている(でもバッグに入るのは好き)。
途中、車の下で井戸端会議をしている野良猫さん2匹とご対面。
野良さんたちの尻尾がだんだん太くなってきたので、さっさと引き上げた。
案の定、背後から「フニャーーーーーオゥ(オウ、黙って行く気かゴラ)」みたいに怒られた。
やはり野良さんと対等に渡り合うには、うちのララ子嬢は箱入り過ぎる。
そんなうちの深窓のご令嬢も、病院ではヤンキー娘に成り下がった。
とにかくもう、何もかもが苛つくらしい。
見慣れない室内も、他の患畜も、受付のお姉さんさえ。
普段まず鳴かないのに、不機嫌そうに「にゃる〜んにゃるる〜ん」と鳴き始め、徐々に声は野太くなり、診察室に入ると「シャーーーッ(でもウィスパーヴォイス)」と先生を威嚇し始めた。
だい&すい「ラちゃん、そんなに怒らないで〜がんばろう〜」
トマ「アハハ、アハハ〜(←かわいいらしい)」
ゾン「(無言でパニック中。ペロペロ鼻舐めながら行ったり来たりしてる)」
先生「マジ怒りしてますね…でも、かわいい♥ 」
ラ子「シャーーーッ(でもウィスパー)」
そう、ラ子は怒れば怒るほどかわいい。
ましてや、この怒れるヤンキー娘を素手で触るのは危険なため、バッグに入ったまま診察台に乗せられてるので、ますますかわいいのだ。
注射を打たれたその瞬間は、血走った目を見開き、断末魔の声を上げて必死に抵抗したヤンキー娘。
終わった後は家に帰るまで怒りがおさまらず、えんえんと文句を言い続けてたが、かわいそうなのは一部始終を見守って、しっかり恐怖を植え付けられた後に打たれたスゾンだよ…。
(スゾンはいつもびびりすぎて、逆に打たれてるのも気付かないくらいのお得な性格だし、ラちゃんの場合は本猫にも周囲にも危険が及ぶので、この順番にするしかないのだけど)
帰宅後、おやつをあげてご機嫌を取ったら、怒りながらバクバク食べた後、勢いづいてごはんまでガッついていたヤンキー娘。
たらふく食べて一寝入りしたら落ち着いたのか、夜にはまた聖人の忠実な僕として侍っていた。

で、翌日にはこんな。

すっかりいつもの、甘えんぼで気まぐれな箱入り娘に戻っていた。よかったよかった。
それにしても、入院でひと月ブランクがあったのも物とせず、だいちゃんの聖人ぶりは健在だ。
家の中をまるでハーメルンの笛吹きのように歩いている。
今日なんか、トイレに行ってリビングに戻ったら、誰一人いなくなっていた。ガランとした部屋の中にむなしく峰竜太の声(←「アッコにおまかせ!」)だけが響いてて、孤立感に泣きそうになった。
(聖人とそのお供たちは、上の階に上がって楽しく出かける準備をしていた。ひどい…)
Commentaires
私も後を着いてきてくれるちっさいものたちが欲しいー!
今年もだいちゃん(の体温)が恋しい季節になってきたね〜。完全にみんな、体目当てです。