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トマの人生初の運動会は、親子共に惨敗でした。
ハハは心底疲れました。

いろいろ、反省点はある。

■あと1時間早く起きるべきだった（6時半に起きてもギリギリだった）
■前日に詰められるものは、詰めておくべきだった（お弁当の話。おかげで唐揚げ揚げる時間がなく、冷凍もので済ますことに）
■ステキなランチボックスとか用意しとけばよかった（やむを得ずタッパ…）
■荷物は前日に用意しておくこと！　雨天時の荷物も確認しておくこと！
■お弁当作ってる間ボケーとしてるだいすけに、ゴミをまとめておいてもらえばよかった（ちょうどゴミの日だった、オムツゴミ箱やラ子のトイレと、手間がかかるので）

まず、このへんを踏まえておかなかったおかげで朝は戦場に…。
しかも、雨天時は体育館とのことで、急いでバッシュを探す探す。そしてわたしのバッシュがみつからない…こういうことがあるので、やはり荷物は事前にチェックしておきたいものだ…（結局、あまり履いてないスニーカーで代用）。
中身を全部かき出したクローゼット、その中身が散乱するトマの部屋、お弁当作りのなれの果てを放置したキッチンなど、普段のわたしなら考えられない散らかしように軽くめまい。
しかし、集合時間（時間厳守！）まであと5分なので、キッチンをスゾンガードだけして出発（ラ子は人間の食べ物には手を出さないので、ほっといても平気）。
へたに会場の小学校まで近いもんだから、油断したな…。

小学校まではお出かけ気分で楽しくあんよしていたトマだったが、到着してその人数の多さに圧倒されたらしい。
すっかり怖じ気づいてしまって、最後まで抱っこでした。゜゜(´□｀｡)°゜。

離れてくれない！　そして、この不安そうな表情…。
（2歳児までは親子席で、3歳以上から子供と保護者の席が分かれる。でも、ずーっと抱っこしてたのなんてうちだけ…）

開会式からグズグズで、ちっとも降りてくれない。同じクラスの子たちは、みんなママと手をつないで立ってるのに。
プログラムは年齢順で、1歳児クラスのトマは2番目。

【てんとうむしのたのしいたんけん】
足運びがしっかりし、歩行が安定したてんとうむし組。
斜面を足裏の力強い蹴りでよじ登ります。
カーテンのトンネルは上手にかがんでくぐります。
吊り下げたビーチボールは、ぐっと腕を伸ばしたり背伸びをしながら手のひらで打ち、様々な体の動きを見せてくれます。
慎重に渡る一本橋も楽しい探検の一つです。
最後はお家の方とふれあいあそびをします。

という内容なのだけど、

入場からギャン泣き。
頑として抱っこから降りず、一つも参加してくれませんでした(｡´Д⊂)
泣きたいのはこっちだー！

最後のふれあい遊びには「大きな栗の木の下で」があって、あんなに毎晩お風呂で練習したのに、やってくれなかった…ガッカリ。初めて覚えたお遊戯だから、楽しみにしてたのに…。
斜面登りだって得意だって先生に聞いてたのに…見たかったなぁ…。
あまりのゴン泣きに、他のママたちから同情されるわたし。うぅぅ。
でも見渡すと、さすがにここまで大泣きしてる子はいないけど、ぐずってたり動きが硬い子は、みんな早生まれグループの子だった。
すでに2歳を迎えた子は颯爽と参加しているどころか、トマにお手本を見せてくれたりしている。なんていい子たち（ホロリ）。
もちろん性格的なものもあるんだろうけど、これが3月生まれの実力なのかと、正直ちょっとショックだった…。

競技が終わって、やっと笑顔。

何もしてないくせにもらった金メダル。を、集合写真撮影のとき投げ捨てやがった！

なので、本当に頑張ったわたしがいただいた（しかし、トマ抱っこしてるうちに早くもメダル部分のみ紛失…）

他の子と交わらないで、親とばっかり遊んでるし。

しかも、ことあるごとに泣く。とにかく、何もかも気に入らないらしい。

お疲れのハハは、10時半頃すでに「もうお弁当の時間にしようよ…」と言い出す（だってお弁当と朝食作りに忙しくて、自分は柿ひと切れしか食べられなかったんだもーん）。

しかしここで、大人の分のおにぎりを詰め忘れたことに気付き、一人になりたい気分だったわたしは一時帰宅。
ついでに、結局不要だったバッシュを置いてきた（誰だ上履きいるって言ったの！　みんな裸足じゃん！）。
家の中は当然、朝のままの荒れ放題。しかもスゾンがうんこしてる…。
見なかったことにして、会場へ戻る。

いつも12時前に給食を食べてるトマを、昼食時間まで持たすのは大変だった。

でもやっとここで、一人で座ってくれた！　笑顔も出た！　愛想笑いだけど！


★お弁当ラインナップ★
卵焼き
レモン＆パセリのウィンナー（大人用）
唐揚げ（大人用）
かぼちゃのポテト
ミニオムライス
タコさんウィンナー
うずらの卵
プチトマト
アスパラ
かぼちゃ
うさぎさんにんじん
漬け物（にんじん・大根・きゅうり）
おにぎり（鮭・たらこ、トマには不細工などうぶつさんおにぎり）
柿
梨

トマのために、ほとんどベジタリアン弁当ですな。手間かからないから助かるけど。
それでも、トマはプチトマトとうさぎさんにんじん、漬け物、タコさんウィンナー、おにぎり少々、柿、梨しか食べなかった。

でも、機嫌良く食べてくれただけで満足！
なのに、昼食時間が短かった。大人のわたしたちですら、最後は急いで口に放り込んで、それでも食べきれなかったもん。家ではもっと時間かけて食べてるからなー。
もしかして、保育園でも時間がもっとあれば、トマもたくさん食べられるのかなと思った。給食、いつも全然食べてないんだよね…。

食後は眠くなってしまい、閉会式の親子ダンスで再びギャン泣き。
でもこの頃には、さすがに1歳児クラスの子は集中力切れてた。0歳児クラスなんかは、帰っちゃってるお家も多かったし。
トマの他にも、眠そうな子や泣いてる子が多かった。なにしろ、いつもはもうお昼寝してる時間だもんね…。

なんとか眠らせないで、あんよで帰宅。
わたしはもちろん、撮影に徹していただいちゃんも、病み上がりに立ちっぱなしがこたえたのか、体ボロボロ。
そんな親の苦労も知らずに、やたらと帰りは元気なトマ。保育士さんにも笑われる。
しかも、帰りの方が歩くの早い！　逃げ足早いタイプだな、スゾンか。
帰宅して親が泣き泣き片付けてる間も、目が冴えたのか遊びまくるトマだった。
なんなんだー！

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とゆーわけで、初めての運動会は惨敗。
今後が不安にさえなった。

確かに、保育士の先生からもよく、「大きい子たちはトマくんをつい構いたくなっちゃうんだけど、トマくんは『ぼくは一人でいたいんだ』って、泣いちゃうんです」と聞いてたし、とにかくマイペースなのだ、彼は。
そしてそれは彼の個性だし、長所でもあるとわたしは思ってる。保育士さんも「それでいい」と理解してくれてるし。
でも、これからの学校生活は長い。この国の学校に行く限り、団体行動や団体競技ができないと、苦労することは目に見えてる。
同じ個人主義でも、だいちゃんみたいに貫かないと、わたしみたいに自分がつらくなってしまうだけだ（だいちゃんは不自然なまでに何でもできるから、マイペースでいても問題なかったのかもしんないけどぉ）。
それでもわたしは、運動会は大好きだったな。足が速くて、毎年リレーの選手に選ばれてたから。
トマにも、マイペースなりにでも、そういう何か得意なことをみつけて、楽しめるようになってほしいなぁ。

でも、0歳児クラスの子がほとんど泣いてなくて、1歳児クラスの一番下のトマがあれだけ泣くってことは、きっと外界を意識し始めた時期ってことなんだろう。
と、いいほうに解釈してみる。
それだけ客観的に物事を見られるってことに違いない。末は俯瞰の境地か…さすが一重なだけあるな。
って！　だからそっちは苦労するから、わたしオススメしない！
Wけんじが言うように、主観でガンガン生きてく方が楽だよ…絶対…！

来年は頑張ろう、トマ。
わたしも来年こそは、万全の態勢で挑むから。
でも、来年には同じクラスの子たちは3歳。さらに成長を見せつけられるるんだろうなぁ。
なかなか追いつけない、それが早生まれの宿命なのか…いつ頃になったら差が出なくなるんだろうなぁ。やっぱ小学生くらいかなー。

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そして、あまりの疲労のため、安楽解決編オンエア30分前にギブアップ。
ほんとね、京都2人旅のほうが、よっぽど楽だったよ…。

（運動会の競技の様子など他の写真は、mixiでアップします）