mercredi 28 mai 2008 17:37
節制生活スタート
catégorie: 雑念、あるいは、妄想 > 雑念
ここ数年ふざけた金銭感覚で生活してたおかげで、貯えがすずめの涙ほどしかありません。テヘ
なので、3年かけて貯めていこうと思います。
1000万貯めても、諸費用にしかならない世知辛いこの土地で、家を買うつもりです。
先日、夜通し議論した結論も「教育の重要性」だったので、ますますこの土地で家を買う決心が固まりました。
とは言ってもさー。
お隣りの区(以前住んでたとこ)との物価の差を考えると、わたしはもう一度戻ってもいいと思ってるんだよね。今の生活が苦しいわけじゃないけど、もっと余裕のある暮らしができるはずだから(余談だけど、エジソンは大阪と東京、しかもこのへんの物価の違いがわかってなかった。しょせん、大阪人は井の中の蛙よの…)。
わたし自身は郊外育ちなので(西宮もたいがいそうだが)、やや郊外っぽさのあるS区が、嫌いじゃなかったし。
でも、S区は幼稚園からして激戦区で、小学校だって自分とこの所得無視してお受験お受験…なきらいがあるので、だいちゃんはどうもそれがいやなようだ。
今住んでるところは総じて高所得層なので、なんつーか逆におっとりしてる。公立の学校だと、プリン頭とか弁髪くらいで大騒ぎするくらいだし。平和よね。
所得や住環境と教育の関連性、といった考え方をする理由は、小中高と東京の公立校に通ったわたしの実体験にある。
東京以外にお住まいの方には、どうもご理解いただくのが難しいようだけど(だいちゃんすらいまだに完全な理解は難しいようだ)、はっきり言って東京の公立校はひどい。そして、その傾向は郊外に行けば行くほど、顕著になる。
わたしの小中時代は、ダサさの宝庫だった。お利口さはなく、かと言ってヤンキーにもなりきれない、男女とも程度の低い悪事を自慢げに話す、そんなダサい連中が大きな顔をしていた(そもそも、お利口な子たちは目が外に向いてるから、自分から外部に行っちゃうもんね)。
バカはしかたないが、ダサいのは死に値する(と、個人的に思っている)。
前にも書いたことがあるかもしれないが、そのダサさの象徴は、わたしと小中ずっと同じクラスだった友人だ。
彼女はわたしと一緒に、やがてわたしが受験することになる高校を見学に行ったにも関わらず、「お姉ちゃんが行ってるから」という理由で、市内のどーしょーもなくレベルの低い高校へ進んだ。その結果が、万引き・家出・かろうじて高校は卒業したものの、できちゃった結婚・あげく離婚、現在は子供連れて実家帰って(あんなに心配かけたお母さんの元で!)、地元のショッピングセンターの受付嬢をやっている。
ダサい。ダサすぎる。デパートじゃなくショッピングセンターなのが、またギリギリダサい。
もう一人の友人に至っては、これも前にも書いたかもしれないが、前出の友人と同じ高校行ってバイト先の店長に犯され妊娠、真夏の暑い日に疲れた顔をして大きなお腹を抱えて歩く彼女を見かけたときは、なんだかもう涙がこぼれそうになった。どうして、こんなことになってしまったんだろうと。
だから、田舎っていくない! 無知っていくない!
お勉強ができなくても、物を知る努力をしよう。知識がなかったら、想像力を働かせよう!
わたしは地元の郊外っぽさを気に入ってはいたけれども、そんなダサさがいやでいやで、高校は比較的都心に近い(でもギリギリ都下)ところに進んだのだった。電車で40分かけて。
受験を経たせいか、頭のレベルがたいていみんな一緒なので、居心地がよかった。それでも、「わたしたちとは違うよね」とか「会話に四文字熟語が出てくる」とか言われて、当時は寂しい思いをしていたけれども、それでも地元よりはマシだった。あの友人も、もしうちの高校に行ってたら、もう少し常識的な人生が待っていただろうに…ま、結果的に本人が幸せなら、わたしはどうでもいいんだけどさ!
だが、そんなわたしが通っていた都立高も、歴史が古いだけで進学校ではなかったので、進学率は悪かった。いくら今時、一浪は当たり前と言っても、あの授業内容じゃはなっからみんな、現役合格を諦めてしまう。ここでも自我を発揮して、独自で(高校の授業中とかにだけど)無我夢中で勉強して、ストレートで大学に入ったわたしだった。苦労人。
教訓。
人は、長いものに巻かれやすい。
染まるのは、あまりにも簡単。
かと言って、しっかり自分を持ちすぎたがために、自家中毒に陥るわたしのような例もあるので、一概に善し悪しは言えないが。
それに、染まる子はどこに行っても染まる。でも、それなら少しでもいい方に染まってくれた方が、親としてはありがたい(わたしはどっちにしろ、軽蔑しそうだけど)。
なのでね、人様んちのことはぶっちゃけどーでもいいですが、うちのトマスンは本人の判断力がつくまでは、総じて荒れてない、そこそこレベルの学校に入れてやりたいのです。
今、住んでる自治体の公立小学校は、比較的良家の子弟が集まる優良校が多い。そのせいか、越境入学も一般的。いやな言い方だが、確実に格差はあるんだね、日本にも、東京にも、区内にも。
中には、学区内に国家公務員官舎があるため、そのジュニアばかりで占められてるとか、帰国子女の受け入れをしている小学校・中学校もあったりする。大使館も多いしなーこのへん。
ま、そんな学校に入れるために、越境させるほどのことはしないけど。うちはしがないITバブル(もう死語か?)ですから…。
でも、近くにいい公立校があるんなら、わざわざ私立に入れる必要はないもんね。国立なら、ちょっと考えるかもしんないけど。
とゆーわけで、学校のことを考えて、家を買う場所を決めようと思ってます。
でも中学以降は、自分の力で考えて決めてほしいかなー。いちお、親と同等の教育を受けさせる用意はするけれども、結局はトマスン次第だもんね。煮ても焼いても食えない、どーしょーもないおバカさんかもしんないし。
そんときに初めて、「おバカでもいい、たくましく育ってほしい!」に、切り替えよう。そりゃー、バカよりは賢い方がいいもんね。「勉強なんかできなくたっていい」って言う親って、最初から子供の可能性潰してることに気付かないのかな。
注釈しとくと、わたしは馴れ馴れしくされたくないから八百屋とか肉屋とかで買い物できないし、ぶつかっても挨拶もない世知辛い大都会で隠れて暮らしていくのが合ってるというか、それしか生きていく方法はないと思ってるから、都心に家を構えることに抵抗がないけど、田舎暮らしが合ってる人は、それでいいと思います。
わたしもこんな人間じゃなければ、普通にゆったりした田舎暮らしも悪くないね、とか思ったかもしんないし。
でも今のわたしには、旅行で行くのがせいぜいです、田舎は。暮らすとこじゃない。
しかし問題は、3年でちゃんと貯まるかだな…。
毎月の生活費からの貯金と、家賃収入、わたしの不労所得。これらを総動員だ!
あとは年に何回も海外に行くような、283500円のピアスをポンと買うようなふざけた金銭感覚を直せば、貯まるだろう。
しかし、それはそれでつまんないよねー。
あーあ、ジャンボ当たらないかなー(結局これで終わる)。
Commentaires
お勉強は、学校が退屈地獄にならないためにも、できたほうが絶対にいいと思います。それは自分の子も同じだ!
うちも、ジャンボがあたったらぜひ都内に家を!ってかんじです〜。夢だ〜。
そしてうちも貯金、がんばろうっと。。
(周りからは「=流行に疎い」みたいにとられているようだけど。)
お勉強も、「勉強しなくたっていい!」とか、何を根拠に言ってるんでしょうね?
「勉強なんてしなくても幸せになれる」って言う親って「勉強しないと幸せになれない」って親と同じくらい罪深いと思うんですけどねー、親の価値観を根拠無く押し付けてるわけだから。
でも何となく前者の方が「理解ある親」っぽく通ってるような気がするのは私だけですか?
子どもってすごーく狭い世界で染まりやすいから、小学校に関しては結局「クラス担任が誰か」ってのも大きいような気もします。とくに公立の場合これはもう、運ですかね…。
「ダサい」って言葉がダサいけど、そんなダサいオマエらにはこんなダサい言葉で十分だ!て感じです。
勉強できなくて学校がつまんなくなると、人間ロクなことしないもんねー。やっぱり、何事もできないよりは、できた方がいいよね!
あージャンボ!そういえばまだ買ってない…うちの3億、誰かに取られちゃう!
貯金、3年間もかけるのかと思うと、どうもやる気が出ません…お金貯めるのって大変ね。
>satomixさん
そうそう、この場合の「ダサい」の対義語は「おされ」ではないんですよねー。それを言ったらわたしだって、大学入るまで眉毛いじったことないダサ子だったし。
勉強派と否勉強派、真逆に見えて実は性質が同じなのね。納得。
わたしも、否勉強派の親が理解あるっぽい風潮って、おかしいと思います。
てか、こういうのって日本だけな気がするなー。なぜだろう。日本人の美徳に関わってくるところなんだろうな。理解しがたいぜ…。
個人的には、東京の公立校に関して言えば、先生に期待できるものはないですね。残念ながら。
ま、不運に見舞われるのも経験だし、そういうとこが逆に公立ならではの平等さかもしれないし、その時はその時で考えるしかないすかねー。