dimanche 16 septembre 2007 22:19
シェラトン挙式に列席
catégorie: 泡の中の、ある日
シェラトン・グランデ・トーキョーベイで行われた、大学時代の友人アピコの結婚式に列席させていただきました。
当初、3人で出席してスピーチをする予定が、諸事情で他の2人が欠席。
よりによって、一番抜けているわたしが友人代表としてスピーチをするハメに…!
当初、3人で出席してスピーチをする予定が、諸事情で他の2人が欠席。
よりによって、一番抜けているわたしが友人代表としてスピーチをするハメに…!

ここのクリスタルチャペルは、すごかったす〜。これ目の前、海だもん。しかも成田が近いので、飛行機も飛んでいる。
このチャペルが気に入って、ここでの挙式を決めたそうです(千葉の子なので、てっきり地元だからっていう単純な理由なのかと思ってたよ…)。

長いトレーンの何段ものティアードのドレスが、とてもステキでした。めっさ暑い日だったので、着物のわたしは汗だくでしたが。

披露宴は、まぁ規模(100人超え)を考えると妥当なのかもしれないけど、まさにザ・披露宴というか、ド披露宴といった趣き。
絶え間なくビール瓶持ってウロウロする人がいて、飲まされまくって、新郎の友人たちが悪ノリして秘密を暴露し、芸達者な親戚のおじさんがしゃべり倒す、っていう、あれ。
なにしろ、アピコの地元と勤務する学校は、千葉と言っても○○郡××町と△△町という、電車も通ってないようなところで。
(彼女は大学に3時間半もかけて通っていて、当時、「通学電車にトイレがついている」という話を聞いたわたしは、東京の私鉄しかほとんど乗ったことがなかったので、驚愕したものでした。「それ、旅じゃん!」って)
おまけに役場勤めと公立中学の教師のお見合い結婚てことで、町長やら校長やら、果ては隣家の人間まで列席した、それはもう賑やかな披露宴でした。しめっぽさ、一切ナシ。
この手の披露宴に出るのは、何年ぶりだっただろう。お祭りみたいな感じで、純粋に楽しませてもらいました。いやー飲まされた。

本日のメインは、特撰和牛フィレ肉とフォアグラのポワレ 秋茄子のタタン自家製ベーコン風味添え フォレスティエ和風ソース フランベ コニャック(長い)。
しかし、よりによってオイラの出番のときでした。戻ってきたら周りはもう、デザートになってるし。ビールでお腹が膨れたのもあって、残しちゃいました(お肉とフォアグラは食べたけど)。
スピーチ前はそれなりに緊張もしたけど、かなり場がなごんでからの出番だったので、わりとそつなくこなせたと思う。トルコ珍道中の話をしろとのお達しだけあって、でも事前に考える時間がなくてぶっつけ本番になっちゃったけど、オレ、本番に強いタイプ。
「ちょっと、せっかくオモロ話持ってきたんだから、みんな真面目に聞いてよ〜」と思うくらいの余裕はあったね、なーんちて☆
ただ二次会ならまだしも披露宴なので、美しくまとめたけど。トルコの話はあまりおおっぴらに話せないことも多いし、本人に口止めされてることもあったしのー。気を遣ったぜ…。
その頃のぼくは…



赤ちゃん休憩室でお昼寝したり、ピグレットさんを虐待したり、だいちゃんとおしゃぶりを自分でくわえる特訓をしたり、絶好調でした!
生後半年を迎え、ものすごく手がかかる時期に突入してまして…灼熱のシンガポーで3日間これを体験したわたしだったので、この日は時間も長いから心配だったのですが…的中しました。
おかげでだいちゃんは、カップうどんをすするのが精一杯だったようです…おつかれ。
やっぱり託児ルームに預ければよかったか、でも2時間で5000円だよ? 暴利!

披露宴後、トマも一緒に記念撮影。オレンジのカラードレスも、とてもアピコらしくて似合ってました。
アピコ先生にもらったマザーグースで、トマくん少しはおとなしくなってくれるといいんだけど。

念願の小振袖姿。双方のお母様以外には着物の方がいなくて、とても目立ってしまった。おかげで、いろんな方にお声をかけていただけたけど。
手配もギリギリだったし、前夜に足袋がないことに気付いてパニックになったり(成人式のときのを発見して事なきを得たが、念のためドレスやアクセサリーも一式持参した)、髪だけまとめてギリギリで2時間前にホテル入りしてドタバタ着付け、汗が引くのを待ってからメイクしたりと、そりゃーもう大変でしたが、やっぱり着られてよかったです。
恰幅がよくなったので、昔ほど着付けも大変じゃなかった。でもLサイズのをレンタルするしかなかったので、やっぱりウェストには詰め物をしなくちゃいけなく、着付けの人にぼそっと「ウェストが細いから…」と言われたときには、なんかもう、逃げ出したくなりました。
ま、いい記念にはなったけど…でも今度着るときは、冬場にしたいと思います。とにかく、暑かった!!
何はともあれ無事に祝宴は終わり、お役目も果たせて、ほっと一息。
引き出物もすごかったー、王道中の王道なものばかり。さすがに鍋とかでっかい皿とかまで出てきたらどうしようかと思ったけど、カタログギフトだったので安心しました。
わたしなんて、出産の内祝送るよ、と言っただけで、「そういうのってもらっても使わないもの多いし、それなら、そっちがわざわざ手間やお金をかけることと、自分の家に無駄に物が増えるのを防ぐためにも、いらない」って、ハッキリ言われたことすらあるのに。日本的な様式美とか慣習を無視した発言でさすがに面食らったけど、幸いなことにわたしも同じ考えだったので、結局、自分が純粋に相手の気に入りそうな物を考えて贈ったら喜んでもらえたし、こっちも気持ちよく贈れたので、結果的には言ってもらってよかったんだけどさ。
こういう合理的な考えと、慣習をそのまま受け入れる動きの、今は狭間の時期なんでしょうね。かと言って、後者が廃れることもないと思ってますが。
わたしにとっては久々のすごいノリの披露宴にしても、純粋に楽しませてもらっていたけど、「谷口さんはこんな披露宴、どうですか?」とお声をかけられたときには、「いやーこう言っちゃ何なんですけど、わたしこういうのに否定的なんですよね」って、ハッキリ言ってしまった。列席する側としては楽しいけど、自分ならとてもあの高砂にはいられない、って。
そしたら、隣り合わせた人も大きくうなずいて賛同していて。あーやっぱり、こう思う人もいることにはいるんだなー、と思ったよ。
つってもその人、偶然にも阪大工学部の通信工学出身の人で。そう、だいちゃんとモロかぶりなの。面識はなかったみたいだけど。やっぱ同じようなことやってると、似たような考えになるもんかね…(注:強硬姿勢なのはわたしだけで、だいちゃんはきっと、実際やったら楽しめるタイプの人だと思うけど)。出会う順番を間違えば、結婚相手はこの人だったかもしれない…。
それにしても、アピコがどこまで知っていたかは謎だけど、1人で出席になってしまったわたしを気遣って隣りを関西人にしてくれたのには、助かった。断然、話しやすい。
同じ大学出身の人もいることにはいたんだけどね、いかにもーな明大ノリの人で。現在某大手新聞記者。そんなとこまで、いかにもな感じ。正直、苦手なんよね…お高くとまったところがないのがいい校風なんだけど、そのぶん品がない。ノリが合わなくて、あんまり大学に行かなかったわたしなので…。
さてさて、これでトマが生まれてからずーーーーーっと、用事で埋まり続けた忙しい半年間が終わった。
うれしい…感無量です。ほんとにもう限界だったから。
これからの半年間は、とにかく自分の体調と体型を戻すことを最優先に、つつましく通常営業で行きたいです。最後に海外旅行と慶事2週連続で、出費がすごかったからね…慶事はご祝儀は問題じゃないんだけど、わたしの衣装代が無駄にかかっててね…それもこれも体型が戻ってないせいなので、とにかく早く健康的な体に戻りたいです。
体型だけじゃなく、骨盤とか全身の湿疹とか、妊娠出産以降ふんだりけったりの絶不調で、治療したいものがいっぱいあって。
…が、こうなる頃には、もう自力で立ち直る力は残ってないんだよね。
実はもう何ヶ月か、薬を飲まないで頑張ってきていたのだけど(もちろんフュミ澤先生と相談の上で)、もう無理です。病院に行かなきゃ行けない頃には、行けなくなっているのが世の常なのです。
Commentaires
私も出産予定日の5ヵ月後くらいに友人のウェディングの予定があるんですよー。
お世話になってる人たちなので出席したい気持ちはあるけれど、一方でやっぱり気がすすまない・・・。
この記事読んで、ああ、やっぱり私には無理かも・・・と思っちゃいました。
すいさん、お着物姿ステキですね♪羨ましいです。
いろいろタイヘンでしょうけど、いいペースをつかんで下さいね。
チャペルもステキですね~!うちらもここのとよく似た感じの海に向かってるチャペルがあるとこに最初決めかけたのに親の猛反対にあって泣く泣く断念したのだよね・・・うぅ。
しかし、スイさん、着物もイケてるね!
そしてトーマのご機嫌っぷりに癒されるわ~!!あんな笑顔を生でもっと見たいです!!
お久しぶりですー、体調はどうですか?今年は猛暑だったから、大変だったでしょう?
出産後、1.だいちゃんと二人で、2.家族三人で、3.一人で(その間だいちゃんがトマの世話)、という3パターンで出席させていただきましたが、どれもこれも大変でしたね…。
完ミで夫婦2人がかりで何でもやる我が家でさえとっっっても大変だったので、もし完母だったら…と思うだけでハゲそうです。
特にこの2週連続挙式のときに限って、トマの成長段階がぐずぐずやさんのところに来てしまったので、もーほんとにつらかったです…。
友人も言ってましたが、子連れ列席は異常に疲れるものみたいです。もちろん成長の個人差はあるけど、うちはまさにそのとおりでしたー。
あとは会場次第ですね…立地とか、ゲスト控え室はあるかとか、授乳できる場所はあるかとか、ベビカーでどこまで行けるかとか、そのへんがクリアできるとだいぶ楽な気がします。
でもこればっかりは、どうにもならないですしね…かといって、月齢が低ければ簡単に預けることもできないし、あーもー気楽に出席して飲んだくれてた頃が懐かしいです!せっかく招待していただけたのに、落ち着いてお祝いできなかったなぁって思ったし。
念願のお着物は体型隠しでもあるのですが、着られてうれしかったです!でも夏場と子連れにはやっぱ向いてないですね…これまた大変でした。
はげましのお言葉ありがとうございます、satomixさんもお体大事にしてくださいね!待ち遠しいですね!
>よしくん
いまのご時世だと、これで十分「ハデ婚」だよね〜。
横浜の海が見えるチャペルかー、それもステキそうだなぁ。でも何かしら、反対するような理由があったんだろうねー。結果的には、あんなにステキな教会で厳かなお式で、出席者としてもとてもいい気分だったよ!
着物、なんたって今は恰幅がいいから、堂々としたもんでしたよ!体型だけね!
今のトマソンは、ご機嫌なときは遊び甲斐あるよ〜。ぐずぐずのときはまいっちゃうけど…。