vendredi 04 novembre 2005 23:57
イスラームを感じた文化の日
catégorie: 泡の中の、ある日
イスラム史は受験勉強でいやっつーほどやったし、大学の卒業旅行でトルコ周遊の旅にまで行ったわたし。
なので、この展覧会はかなりツボでした!
誘ってくれてありがとう、さとちん!
このあいだのエジプト展ともかぶるとこがあるのだが、磁器やタペストリなど、何故ここまでびっちり模様を描き込む必要があるんだろうか…。
中国からシルクロードを渡って白磁器や青磁器が持ち込まれても、イスラーム風になるともう、びーっちり描き込まれちゃうのよ(中国人は単色を好むので、「趣味、わるっ!」って思ってたらしいです)。
地中海を航海して、イタリアからビロード織物が輸入されても、イスラーム風になると、やっぱりびっちり。
正直、う〜ん、イタリー風のままのほうがおされだったのでは…。
トルコに行ったときも、モスクの内側の丸い天井にも、びっちり模様が描き込まれてるのを見て、「隙間が許せない宗教なんじゃろうか」と思ったものでした。
あ、ハーレムの女性たちを描いた絵では、女性たちの顔がみんな同じで彫りが深くて眉毛がつながってて、若い頃の志村けんにしか見えませんでした(「ドリフ大爆笑」の頃の、痩せてた志村けん。エンディングで最後にこっそり手振ってるの知ってる?)。
ミュージアムショップでは巨大なタペストリ(いわゆる、トルコ絨毯/ペルシャ絨毯てやつね)が販売されてたのだけど、なんと一枚、252まんぃぇん!!!
しかしきっと、買う人がいるのよー。
だってね、わたし前にいた出版社で、「ペルシア絨毯 古典美の世界」っつー本を出してたんだけど、この本、一冊50,400円 〔税込〕だよ!? こんなの↓

でも売れてたんだよねー。単価が高いもんだから、一冊売れるだけで、もうウハウハ。結構重版した気がする。客注が多かったんだよね。お取り寄せの勢いですよ。そこまでして欲しいんですよ。いい趣味だな…。
しかしわたしは、ドキドキしながら絨毯を人差し指でつんつんして、「やった! 252万に触ったぞ!」と満足し、庶民は庶民らしくmade in Turkeyのチョコレートを2つ買い、さとちんと仲良く分け分けして帰りました。
トルコのチョコ…相変わらず、クソ甘い…!
は〜、やっぱり異文化を知るのは楽しいな〜。
どうしてだろう、わたし日本の文化って昔からいまいちピンとこなくて、最近やっとなんとなくステキだなって思い始めた節もあるけど、やっぱり外国の文化がすごく興味深い。
大勢でワイワイ、周遊旅行とか行ってみたいな〜。
さとちん、さっちゃん、よしくん、つるたん、あんどーさん、あぁ、わたし交友関係が狭いからあんまり名前が思いつかないっていうか、他に一緒に旅行行ってくれる人いるかな、って感じだけど、修学旅行みたいにさ、ワイワイ楽しく行けたらいいな〜。大島に行ったノリでさ。京子さんは、現地集合でね!
でも、みなさんはちゃんとしたお勤め人さんたちだから、長いお休みを取るのは難しいよね…みんなのお休みを合わせるのも難しいだろうし…。
フランスもいいけど、みんなでワイワイ行くなら、もう一度トルコに行きたいな。
イスラームとヨーロッパのいいとこ取り! 世界遺産もいっぱい、歴史を体感できる! でも羊には注意!(好きな人にはおススメよ)
ちなみにちょっと調べてみると、アンカラ,カッパドキア,イスタンブール周遊6日間で、16万9000円。
さすがに国内周遊できるほど、長いお休みは取れないだろうしねー。
でも確か、卒業旅行で3月に行ったときは、国内周遊でももっと安かったはず。トルコのオフシーズンていつだ!?
みなさーん!
話し相手も遊び相手も数えるほどしかいないわたしと、旅に出ませんかー!?
この呼びかけに応えてくれる人がいたら、本気で仕切りますよ!
ぼくらには旅に出る理由がある!
美しい地球に訪れた夕暮れ時の瞬間を、みんなで見に行こうー!
Commentaires
いやー見事な絨毯じゃった。
本当イタリアや中国の方が良いセンスだと感じたよ。
トルコチョコ甘過ぎです。一日一個で満足できます。
世界は広い、海外旅行行きたい!
一週間休み必要だよね?取れるとしたら来年の春と夏の中間あたりかな?
16万か・・・それなりにするね。
まだまだ忙しいのでしばらくは美術館系で我慢です。なんかあったらまた誘います。
あのでっかい説教壇とか登ってみたかったなぁ。気分よさそう。
確かにトルコチョコ、量は食べられない。とか言いつつ、今食べてたりして。
やっぱり休日とからめて、一週間が限度だよねー。春と夏の間なんていい季節!ぜひ行きたい!
16万っつっても、全食事付きだし、移動費も込みだから、けして高くはないと思うな。
でもわたしが行ったときは、確か10万くらいだったと思うんだけど…。
まー行くとしても、長期計画で練らなきゃダメよね。
もっと名乗り出てくれる人いないかなぁ。