Le journal de la Thaïlande

だいちゃんの転職のために6日間の有休消化ができました。それを利用して微笑みの国、タイへ! だいちゃんは海外旅行そのものが初めて、わたしはタイは6年ぶり。灼熱の土地でわたしたちが見たものをわたしの感情を交えながら伝えていきたいと思います。

dimanche,20,juin,2004
待ちに待ったタイへ出発の日。今朝は4:30起き。前の晩はりきって寝たのでわたしはきちんと起きれたのだけど、だいちゃんは毎朝と同じようにウダウダ言って起きない。「早く起きて!」「置いてっちゃうからね!」「今日はタイに行くんだよ!タイだよタイ!」とか何とか、厳しくしたりなだめすかしたりして何とかだいちゃん起床。急いで家を出た。

新宿からNEXの始発に乗る。NEXに乗るのも4年ぶり? 初めてのだいちゃんはすでに浮かれていた。かと思ったら千葉に入る頃には眠ってしまった。わたしはお腹がすいて眠れない。mixiに日記を上げたりバスケオフのメールのお返事などをして時間をやり過ごした(朝早いのに迷惑?)。

7:26成田空港第2ビル駅到着。早朝だというのに成田はすごい人だ。たくさんの人をかきわけてHカウンターに行き、航空券をもらう。すると既に搭乗手続きが始まっているというので、Eカウンターへ。わたしはトイレが近いので通路側の席にしてもらい、スーツケースを預けた。

さて搭乗時間まであと1時間半もあるし、朝飯でも食うかーと、手近な天ぷら屋さんへ。とてもお腹がすいていたのに結構待たされたが、とりあえず天丼とおそばのセットを摂取。あまりにお腹がすいていてガッついたので写真を撮るのを忘れた。

お腹もいっぱいになったところで出国審査へ。これが予想以上に待たされ、搭乗締め切りに間に合うかどうか焦った。本当は免税店をゆっくり見たかったのだけど、急ぎ足で機内へ。

機内に乗り込んだあたりからだいちゃんのテンションが上がり、機内誌を読みまくったりボタンをいじくり回し始めた。いよいよ離陸するぞ、という頃になると、「何だよー早く飛べよー」だの「何ぐるぐる回ってんだよー」だの、本当にうるさいっていうかウザかった。「意外と普通に飛び上がってつまんなかった」とまでほざき、オマエは一体飛行機にどんだけ期待してるのか、と言ってやりたかった。

台北までのフライトは約2時間55分。台風が来てるのも何のその、CI107便はスイスイ飛んだ。わたしは今まで夜のフライトが多かったので、機内から雲を見下ろすのが新鮮だった。でも機外の気温が−40℃とかなので、やはり雲かためガスを使って雲の王国を作るのはムリだと思った。

昼食はポークハンバーグかシーフード。シーフードを頼んだらうなぎじゃん! うなぎは嫌いなのー! というわけでだいちゃんにあげた。だいちゃんはもちろん肉。

機内では「50 first dates」というドリュー・バリモア主演のラブコメを見た。ドリューが事故のため記憶障害があって前日の出来事を全部忘れてしまう、という無理やりな設定だったのだけど、最後はお決まりのハッピーエンドでちょっと安心した。

台北に着く頃になるとお昼の薬が効いてきてウトウトし始めた。なのにだいちゃんはまた浮かれモード。あれこれ話しかけてくるのがウザくて適当にあしらってたら軽く険悪な雰囲気に。

何とかだいちゃんをなだめて台北到着! 気温は33℃、機内を出たらモワッと暑い。人の波にしたがってtrangitカウンターへ進み、ちょっとタバコを吸ったり免税店を見たりしてすぐ機内へ。ここで何とわたしが今まで撮った写真を全部消してしまう。うわぁーーーん! だいちゃんにも叱られちょっと落ち込んだが、「まーこれからいっぱい撮ればいっかー」と気を取り直して離陸。

今度の機内は1シートごとにモニターがついていてゲームをしたり空の様子が見れたりした。機内から見下ろす台北の町は日本の田舎に似ていた。

バンコクまでは約3時間5分。だいちゃんはゲームをしていたみたいだけど、わたしは「Nippon Hits」という音楽番組を聴きながら寝ていた。この番組、上戸彩の「贈る言葉」のカバーや海援隊の「母に捧げるバラード」などが聴け、「やはり鉄矢の歌はいい」と2回も通して聴いた。しかし大塚愛の「甘えんぼ」も2回聴いたので少しゲップが出そうになった。

それにしてもいつも思うんだけど、乗り継ぎの人には昼食を出さなくていいんじゃないか? 今日2回めの昼食のチキンライスを食べながら思った(じゃあ食べなきゃいいのに!)。

バンコクが近づいて着陸態勢になるとタイの町並みが見えた。日本のとも台湾のとも違うそれは「あぁ外国へ来たんだなー」と思わせた。

着陸しようとする時、まただいちゃんのテンションが上がりウザくなったので再び険悪状態に。でも飛行機を降りてしまえば2人ともワクワクしてきて歩き始めた。あ、忘れずに時計の針も2時間遅らせて。

ドン・ムアン空港の中をてくてく進み、入国審査も簡単に終えて荷物を受け取り、現地係員と待ち合わせの場所へ向かった。今日の係員はタナナンさんという男の人。彼のガイドを聞きながら同じホテルに泊まる人たちと一緒にバンに乗り込み、ホテルへ向かった。その間、初のスコールを体験。降り始めにドシャーッとすごい音がしたが、でも本当に一気に降って一気にやんでくれた。

ホテルは空港から30分ほどのマンダリン・バンコク。5000円出してワンランク上のホテルにしたのだ。建物はそれほど新しくないけれど、シャンデリアや調度品などはわたしの好みだった。

チェックインを済ませて貴重品をセーフティボックスに預けてから夕食へ。夕方といえど暑いバンコクの街中を歩いて出かけた。明日からずっとタイ料理が続くので今日は日本食にしようと花屋本店へ。日本の歴代総理も口にした高級日本料理店というフレコミの思い切り和趣味な店だった。でもすごく安くて、わたしの食べた洋風ヒレカツ丼は140バーツ(1バーツは空港の両替機のレートでは2.7円)、だいちゃんの食べたビーフカツ定食は150Bだった。味は、う〜ん、タイへ来たんだなぁーという感じ。早速だいちゃんは「タイ米がダメかも」と弱音を吐いていた。

帰りは疲れたのでタクシーでホテルへ。初乗り(35B)で着いた。6年前にはなかった市内を走るBTS(トップページで可愛い曲が流れるのでぜひ聴いてみて!)という鉄道があるんだけど、まだ路線が広がっておらず不便なので移動はタクシーかトゥクトゥクに頼るしかありません(でもトゥクトゥクは乗り心地は悪く暑く排気ガスが苦しく、さらに料金は交渉制でトラブルが多いのでなるべく避けたい)。本当ならもう地下鉄ができてるはずだったんだけど、工事が遅れてるようです。

ホテルの近くにファミリーマートがあり、水やお菓子を買った。かっぱえびせんはやっぱりタイ風味だった。普通の塩味なんだけど、塩そのものが違うって感じだった。

ホテルのラウンジでウェルカムドリンクをいただいてから420号室のわたしたちの部屋へ。そんなに広くはないけれども、なかなか可愛い部屋。ここで6日間過ごすのです。テレビをつけるとNHKがやっている。テレビっ子のだいちゃんは喜んで見ていた。せっかく外国に来たんなら英語かタイ語の番組見ようぜ!

そしてお風呂に入って今、これを書いている。窓から見えるラマ4世通りは22時を過ぎても車の数が絶えない。

明日はまずはココナッツ・ファームからスタート。もっとたくさん写真を撮って面白いことをみつけよう。



機内から見たタイの町並み。
日本とはちょっと違うでしょう?
台北〜バンコク間を飛ぶ
CI695便
空港から市内に向けて出発! スコールの様子
420号室のベッド ドレッサーの配色も可愛い ビーフカツ定食 洋風ヒレカツ丼。手が震えるので
上手く撮れない
コーラと水とかっぱえびせん バーツには現プミポン国王が
印刷されています
マンダリンのポストカード。
日本にメッセージを送りました

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