samedi 14 octobre 2000 23:45
サリュー、パリ
catégorie: 実録パリ日記

この街でオスカルやアンドレが戦死したのだと思うと感慨深かったが、あまり時間がないのでタバックで最後のタバコを買い、近くのマルシェを一周。
空気が冷たくて気持ちいい。一人って気楽。
マルシェはモントルイユの蚤の市よりくだらないものしか置いてなかったが、フラフラしてるだけで楽しかった。
試食のパンをほおばってホテルに戻ると、Sめじまはもう準備OKだったので出発することに。
ミュウセンターのオモロイ日本人が空港でチェックインまでやってくれた。
オモロイ日本人よ、さよなら。わたしはパリを発ちます。
しかし案の定感情がのらない。もっと淋しがってもいいはずなのに。
んが。香港までの辛いフライトを終えたとき、この旅最大の事件が起こった。
やはりトランジットでSめじまが呼び出され、預かり荷物をチェックされることになったのだ。
そりゃそうだよ。
だってヤツったらモン・サン・ミッシェルで、刃渡り推定20cmほどのオノの付いたモデルガンを買ったんだもの(突然、何かに魅せられたらしい)。
が、わたしはわたしで、窓越しにどこかへ連れて行かれるSめじまの姿を見て爆笑するのに夢中になり、うっかりチケットを預けずに便に乗ったため、成田で待ち構えられることに。
なんじゃそらー。
というわけで、今わたしはNEXの中で日記を書いている。
日本は天気がよくて暖かくて、フリースが邪魔。
新宿に着いたら、きっともっと日本に帰ってきたーという感じがするだろう。淋しいような、ホッとしたような。
とにかく荷物が重いのだけは確か。帰るの大変。
これにて4年ぶりのパリ訪問、おしまい!!

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